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フラメンコギター アルカンヘル・フェルナンデス

フラメンコギターの高級器の代表格と言えばコレ!

の割に、最近人気がない。

理由:値段が高い 弾きにくい

値段は状態がいいと300万です。張りが強くて弾きにくいのもあります。

そしてあまり有名な人が使っていないのもあります。

パコ・デ・ルシアがオーダしたらしいですが、とうとう作らずじまいだったとかなんとか。

写真は私が所有していたものです。現在は売ってしまいましたが。

アルカンヘルの特徴はフラメンコにもクラシックも振れるところですね。

音は抜群によく、はずれがありません。

しかし割れているのが多いんですよね。作り方がかなりがっちりなので木に負担がかかっているのでしょうか?

ちなみにアルカンヘルのフラメンコとクラシックの作り分けはブレーシングにあるそうです。

フラメンコ:ブレーシング5本

クラシック:ブレーシング6本

なので横裏がシープレスでもブレーシング6本ならクラシック、横裏がローズでもブレーシング5本ならフラメンコになります。

たまーにクラシックかフラメンコか区別つかないギターがあるのでこちらを参考に。

但し、アルカンヘル本人が公式に認めているわけではないので注意してください。

ちなみに材料はどのギターも最高レベルです。クラシックのハカランダとか信じられないくらいの柾目です。高いお金出すならそういうのを買った方がいいかな?いや楽器は音です!

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