スポーツ文化と向かい合う中で
スポーツと勉強は二項対立のものではなく、連続性を持つ。しかし運動が得意なら勉強が苦手、あるいは勉強が得意なら運動が苦手、という対立軸がいまだに根深い。これは僕自身もそのようなマインドに見舞われていたゆえのことだ。
得意・不得意という軸とは無関係に、身体で生じる文化性に向き合う中で、スポーツと学問は一続きの関係にある。得意である必要はなく、ただ必要に応じてスポーツに接することができるかどうかがポイントだ。
ゆっくりとスポーツに向かい合う。そしてプロのパフォーマンスを執拗に取り入れる。
久しぶりのヨドコウ桜スタジアムは、アスリートの身体の躍動を感じることができる空間であり、その刺激に身を委ねる中で、多くの要素を吸収する。テレビ画面とは異なる角度で、選手の身体を追体験する。
サッカーが週1回であるように、ルーティンは本番に支えられる。僕も相変わらず緩やかなルーティンを意識し、考察を無理やりまとめず、身体のテーマを緩く考えて中断する。
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