会話に脱線とかないです

どうやら自分は会話において「脱線」という概念が欠如しているらしいということに気づいた。「あなたはすぐ話が脱線する」ってのは揶揄として使われる文言のようだが、こと私と会話する際には絶対にそんな指摘をすることはないので安心して自由に話してほしい。私は会話のなかで脱線をしないのではなく、ここには脱線という概念が存在しないのです。筋道の立った話がしたいなら、電車にでも乗っていればいいと思う。予定通りに目的地に着きたいならレジュメの配布で十分だ。まず、質問に答えるのは会話ではない。会話が大好きな私が会話だと思っている会話は、もっとありえない所に行くやつ。新宿に行くために電車に乗ったのに気づいたら自転車で空を飛んでニュージーランドに辿り着いてたい。っていう話をしてたら「辿り着くで思い出したんですけど、℃-uteの『たどり着いた女戦士』の二番の歌詞で、」みたいな感じで割り込んでほしい。頼むからそういう感じでお願いしたい。てか今この話をなんかに繋げようとしたけど忘れた。はあ、いつか失われる美しさとか輝いてるときに辞めるとか儚き少女期みたいなものについては私はもうまるで興味がないけど、大事なことも大事じゃないことも全部すぐ忘れてしまうそっちの切なさが超悲しくて超好きだし興味があるなあ。学部生のときに春休みにフランス研修に行こうとしてたんだけどテロで研修が中止になったことがあって、あのときから私は本当にテロが嫌い。

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