アンリミ財宝の「値引き交渉」が超面白い
いぴりぃです。軽めに書いてるので略称使いまくってます。
先月、アンリミで財宝ロイヤルを擦りまくってました。
アンリミで財宝ってなんだよって話ではありますが、滅茶苦茶ざっくり言うと「出航の咎人・バルバロスを劇的な撤退で使いまわしてppを回復しながら、潮流の砲手と回収した戦慄の海賊旗でOTKをする」デッキです。
だいたい(ロジャー付与、財宝7枚達成、デッキのロイヤルフォロワーを全て抜いた状態で)バルバロス→劇的な撤退→1コストでバルバロスサーチ→砲手2体と0バルバロス出す→加えた旗4枚で22点出す……パターンが多いです。
しかし上記の動きを普通に行うと、バルバ2回プレイ+ロジャーの7pp回復に対して、全体で14pp消費している(4+1+1+2×2+1×4)ので元々7pp持っていないと成立しません。
アンリミで7ターン目を迎えることは可能ですが少し難しいので、なんとか1pp誤魔化して6ppでこのリーサルを狙っていきたいところです。1pp誤魔化す方法としては以下のようなものがあります。
連携7を達成している状態で陽だまりの邂逅を使う。(回復ppが1増える)
EPが多い状態で優雅なもてなしを使い、最初に使うバルバロスのコストを下げる(消費ppが1減る)
劇的な撤退による2ドローで、戻したバルバロスを直接引く(消費ppが1減る)
劇的な撤退を2枚使う(回復ppが3増える、消費ppも2増えることを考えると実質+1)
値引き交渉で使うカードどれかのコストを下げる(消費ppが1減る)
最初の邂逅はともかく(連携7は6ターン目に割と達成できる)真ん中のみっつは後攻前提だったり、再現性に欠けていたりと限定的です。
しかし最後の値引き交渉は、値引き交渉を使ってリーサルに関与するカード(バルバロス、劇的な撤退、陽だまりの邂逅、わがままな呼び出し、優雅なもてなし、部隊の投入の計16枚)のうち1枚を引くだけなので、かなり期待できる手段です。
「なるほど、値引き交渉を使うとリーサルが簡単になるんですねー」で終わっても良かったんですが、この値引き交渉というカードで引くと超面白いカードがあるので紹介しようと思います。今までの話にも何度か出てきた陽だまりの邂逅です。
陽だまりの邂逅は「連携を達成すると無料でサーチができる!」という売り文句のカードですが、値引き交渉で引いた場合(0コストになった場合)は「無料でサーチするついでに、連携を達成すると1pp製造できる!」という売り文句に化けます。
実際に面白い場面に出くわしたので一緒に紹介しようと思います。相手は葬送ネクロ、次のターングレモリー直接召喚からの20点をチラつかせています。
海原の斥候をすべて使い切ってドローを進めたものの、核となる劇的な撤退を引けていない苦しい状況。
グランスエンジェルでグレモリーは止めたものの、次のターンでまたリーチをかけられてしまいます。
ここは次のターンで倒しきりたいところ。
「グランスでグレモリー止めて杯で回復はするけど、他にやること分からないからとりあえず値引き交渉うつべ」の精神で打ったところ、邂逅が来ました。(2pp余計に減ってるのはこのため)
「撤退こないかー」と3秒ぐらい思ってたんですが、よくよく考えるとこの邂逅は神でした。(もう気づいてる人、話長くてごめんね)
勝ちを確信して残り2ppで杯と砲手(旗欲しかった)を出し、グランス進化で悪辣の残滓を破壊してターン終了。
この形から出る相手の最大火力は(たぶん)グレモリー、デスサイズハウンド、デスタイラント進化の19点なので、なんとか生存。
ターンが返って迎えた7ターン目でこの形。
ここまで来れば、かなり分かりやすいはずです。ローテーションでもよく見るエンハバルバロス砲手の出番です。エンハバルバロス砲手からの旗3枚で20点です。足りない1ppは件の0コスト邂逅から製造します。
これをやってから、0コスト邂逅面白いなーって思うようになりました。
つまり0コスト邂逅を作れる値引き交渉は神カード。
もちろん邂逅以外にも値引き交渉から引いて嬉しいカードはあります。
後攻4ターン目に3ppでロジャーを使える可能性のある優雅なもてなし(もしくはロジャー本体)
ドロー枚数を1枚増やせそうな海原の斥候
無料財宝引換券と化す鮮やかな奪取
おかわりの値引き交渉
海原の斥候と相性の良い極意たる空絶
なんか楽しそうな劇的な撤退
などなど……
実はアンリミ財宝自体もそれなりにやれるデッキなので、ぜひ試してみてほしいです(今期あと2日しかないけど)
エーテルそんなにかからないし、スキンカードのバルバロスが1枚しかなくても突っ込めるのがまた良い点。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?