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ピクミン的美少女コンテストで起こった珍事件3選


引っこ抜かれて、戦って、食べられて。

ピクミンたちはオリマーのもとに平等、そう思えるだろう。

しかし、それはあくまで我々ホコタテ星人視点での話である。

どんな世界にも、勝ち負けはある。

一年に一回、再会の花園にて行われる「ピクミン的美少女コンテスト」。

葉か花か、岩か羽かなどは一切関係なし。

惑星全土のピクミンたちが、第二の島崎和歌子を目指し、しのぎと今田耕司の健康寿命を削る熱き大会である。

今日はそんなコンテストで起こった珍事件たちを紹介していく。

全員、スタンダップ!

1:第57回大会

「エントリーNo.1、赤ピクミン!」

🎵もしも君が……心の中の……

開会セレモニーが終わり、麗しき美少女たちが、田んぼマスター「耕しだして走ってく」をバックに続々と入場する。

客席はすでに「ボーカルのギターの角度が縦すぎる」と大盛り上がりである。

全員がステージ上に整列すると、会場は一転して緊張感に包まれた。

何を隠そう、この年は元号が「恋って言うから、愛に来た。」に改められ、世情が大きな変革を遂げた年。

歴史ある大会が新時代にどんな態度をとるのか、観客はそんな興味も抱いていた。

「では、一番の赤ピクミンさんから、特技の発表をお願いします」

司会のみのもんたが、老体にムチ打ち、かろうじて文章を発話する。

赤ピクミンは一歩前に出ると、恒例のゲキカラエキスを飲んで気合いを入れた。

二階席からでも、全身の血が沸っているのが分かる。

「キレてるよー」

「そこまで絞るには断れない町内会もあっただろう」

「他人のオフィシャルブログにちっちゃい秋載せてんのかい」

観客も掛け声で加勢する。

「私の特技は、歌うことです!」

赤ピクミンは大きく息を吸う。

そのままコントローラーを振ることで、より大きなブロックなどを吸い込めるようになる。

星のカービィWiiの、がんばり吸い込みのように。

肺いっぱいに空気を溜め、余すことなく歌声に変換する!

赤「🎵わた〜しは〜やれ〜るよ〜〜」

みの「うわ……なんだっけこれ……」

会場は「うわ……なんだっけこれ……」という空気に包まれる。

アレだ……あの……

ちょっと待って、絶対知ってる……待って……もうここまで出てる……

あの……アレだよ。アレがアレしたがってるんだのやつ……

もしかしてこれじゃない?

「侵略!イカ娘がミヤネ屋の枠を借りて再放送したがってるんだ」

違うよ!

「長嶋一茂がおよそ10年の時を経て江角マキコに仕返ししたがってるんだ」

違うだろ!

「インターネットに閉じ込められた人達が、今日もまだニコ生主にsm9を入力させたがっているんだ」

みの「それだ!」

観客「撮れ撮れ!」

答えが見つかった歴史的瞬間を撮影しようとする観客たち。

しかし、目の前を自転車に乗ったルーイが横切ってしまう。

観客「おい金だろ金!」

途端に荒ぶる、マナーの悪い撮りピクたち。

あまりにもうるさいので、赤ピクミンが鉄拳制裁を喰らわすと、観客の形をした真っ黒の穴があいた。

子供たち「だ〜れだ?」

怒れる外国人「It’s PIKACHU!!!!!!」

🎵軽快なBGM

シルエットに合わせてぐにゃぐにゃに歪められたSANS「…おまえ サイアクな めに あわされたいか?」

一般人の回答:嫌です

怒れる外国人の回答:FxxxxxxxxK!!!!!

インタビュアー「福岡が好きだそうですが、なぜですか?」

一般人の回答:明太子が美味しいから

ノエルギャラガーの回答:地名にFxckが入っているから

サイコパスの回答:透明

みの「ライフラインはまだ一つだけ残っています。最終問題、大事な局面、ここで間違えれば全てが水の泡。テレフォンを使用しますか?」

一般人の回答:します

RTA走者の回答:しません

例のかっこいいやつの人の回答:使いますよ、百万ドルが貰えそうだという報告にね。

ギャルの回答:テレフォンを使用しますか?笑 ウケる笑 使用しますか?笑 マジ超敬語じゃん笑 てかおじいさんバカ盛れてなくね笑 シワ目立ってますよー笑

教習所の筆記試験の模範回答:バツ。最終問題以外も、大事な局面と捉えるべきだから。

パケジョ(パワー系女子)の星・横暴方晴子さんの回答:静かなるドンのエロ同人はありまあす!

名倉の回答:ほんまごめん、デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション

原田泰造:潤ちゃんそりゃねーよ!

唯一正解していた原田泰造:おぉぉぉぉい! なあ! めちゃくちゃ簡単だろこの問題!

伊藤アナウンサー:それでは泰造さん、正解をお願いします

原田泰造:正解はなぁ……

上戸彩:今年も、CMの後でーす!

一人だけ理解が遅れたロングコートダディ兎:いやCMの後かい……

まっすぐ伸びてうつ伏せになる上田晋也:

オリマー「ピーーーーーーーーー!!!!!!」

笛が鳴り、集合するピクミンたち。

オリマー「いい特技やね」

赤ピクミン「あり/*,?;ざ;><*+す!」

オリマー「なんて?」

2:第63回大会

「エントリーNo.3、黄ピクミン!」

🎵夢見ることを夢見て……

開会セレモニーが終わり、麗しき美少女たちが、予定寅泰「さらば先週の休み」をバックに入場する。

客席はすでに「遠くだからよく見えないけど、歌ってるのレイザーラモンRGじゃない?」と大盛り上がりである。

演技部門の審査は、各出場者にシチュエーションと役が与えられ、制限時間内に即興でショートドラマを演じるという方式で行われる。

「では続いて、3番の黄ピクミンさん、ステージにお上がりください」

司会のほいけんたが、人知れずノリスケのモノマネをしながら言う。

「黄ピクミンさんに演じていただくお題は!」

ほいが抽選箱から引いたお題が、スクリーンに表示される。

【異世界にワープしてきたあなた。魔王に捕まってしまった歌姫を助けるべく、歌姫の幼馴染であるドラゴンと冒険にでかけます。魔王から言い渡されたミッションは、次の満月の夜までに七つのオーブを集めること。威勢よく出発したあなたでしたが、デスメタルバンドのフロントマンに成り果てた弟に遭遇して……?】

ちょっとこれ!

3DSの「太鼓の達人 ちびドラゴンと不思議なオーブ」と全く同じじゃないのよ!

ほい「そやけど? なに?」

松浦航大のモノマネ学府・松浦工業大学「何も問題ないですね」

華原朋美「飛蚊症の人って、いつも目の前に何か浮いてるから、食べる物に困らなくていいですよね」

黄ピクミン「しょうがないにゃあ……」

おとな三人の圧に負け、黄ピクミンは嫌々演技を始めます。

黄ピクミン「ぷはーっっ! やっぱ男塾名物・油風呂上がりのビールは最っ高だなー」

オリマー「だなー。ったく、男ってのはつれーけど、最高だぜ!」

黄「男塾も、来月で卒業か」

オ「お世話んなったな。女々しいけど、卒アルいっぱいの寄せ書きが楽しみだよ」

黄「ごめん俺、集合体恐怖症だから、卒アル見れねンだよな」

オ「そんな奴いるかよ」

黄「いや、ホントホント。ワザップの『ここで画面をつけたままカセットを抜いてください』ぐらい信じていいよ」

オ「久々に聞いたわ」

黄「あ〜食った食った。ごめ、ちょっとうんぴちてくるわ」

うわ〜〜〜〜!!!という叫びが男子トイレから聞こえてきた。

黄「〜〜〜〜〜〜〜ぁ!! なんだここは?」

黄「異世界か!? 異世界なんだろ!? 異世界だったらやだな〜。なんか、臭そうじゃん、着てるやつとか。剣の師匠の加齢臭とかがさ。どうせ洗濯なんてろくにしてないんだろうし」

ちびドラゴン「気がついたかい?」

黄「でたわね」

ちびドラゴン「ここは都内の一等地・白金台に新設された超高層ビルの最上階に位置する、メゾネットタイプのペントハウス」

黄「現世すぎる」

ち「実は既に売約済みで、その額なんと60億円。購入者は大手電機メーカーの創業者で、毎日ここに愛人十数人を連れ込んでは、全体がエメラルドグリーンになるまでお金玉を弄んでもらっているらしい」

黄「こういうのも含めて現世だからね」

ち「ハッ、隠れて! あの人が、その購入者だ」

購入者「どうも、部運録苦 修太(ぶらっくろっく しゅうた)です」

黄「自宅に帰る度に名乗るなんて、律儀な人だなあ」

部運録苦「↑おいルビ、ぶらっくろくくだ、二度とまちがえるなくそが」

ルビ「すみません、訂正いたします。申し遅れました、わたくし、黒澤ルビといいます」

黄「あの頃のラブライブをまだ擦るなんて、ビチ儀な人だなあ」

爆チュー問題田中「ビチ儀ってなんだよ!」

ち「シッ、静かに!」

部運録苦「? 誰かいるのかー?」

ち「バレちゃうよ〜」

部「ふっ、まあ、不審者の一人や二人想定内よ」

修太は壁についてる赤くてデッカいボタンを押す。

ギュイン

照明が落ち、部屋全体にレーザーが張り巡らされた。

部「逃れられると思うなよ!」

ち「まずい! こんなときは、あれを使って!」

黄「押忍!」

黄ピクミンは蝶ネクタイを口元に当て、ダイヤルをルビの声に設定して言う。

「レーザーラグいのでsm9って打ってください」

部「おお、そうか。ポチポチ」

ち「…(ドキドキ)」

——誰にも平等なのは……旨味だけだ。

全員「いや、料理界のモンスター・ごはんリーベルトじゃねえか!!!!」

一同「ズコー」

爆チュー問題田中「そうだよ、それそれ!」

久本雅美「一件落着やんな」

爆笑問題田中「だね。それではVTRに参りましょう、どうぞ」

 東京都在住 辻 嗚呼素晴らしきニャン成 さんからの投稿
【「僕達はこの街じゃ 夜更かしの好きなフクロウ 本当の気持ち隠している そうカメレオン 愛をください oh 愛をください ZOO ZOO だな〜」と思った瞬間】

近くの楽器屋に立ち寄るとき、いつも目を奪われてしまう、とってもおしゃれで高級なアコースティックギター。

私は一生懸命お金を貯めて、つ・い・に! そのギターを購入することができたんです。

足取りも軽く帰宅し、ギターケースを開けると、中に入っていたのはなんと、あのカルロス・ゴーンだったのです!

お手製スライムで都営バスのタイヤをぬちぬちにしたことで非難を浴びたゴーンさんが、なぜここに〜〜〜〜!?

怒りつつ、ここは冷静にならなきゃと思い、急いで楽器屋に戻ってもう一度買い直しました。

しかし、またしても入っていたのはカルロス・ゴーンだったのです!

部下の名刺を鍋に入れてコトコト煮込み、コクうまカボチャスープを作ったことで非難を浴びたゴーンさんが、なぜここに〜〜〜〜!?

その後も、何度も何度も楽器屋に戻って買い直しましたが、全部が全部カルロス・ゴーン。

ちょっとぉ〜〜

ぼくはギタリストなのであって、カルロスゴタリストじゃないんでよ〜〜〜〜〜〜

_(┐「ε:)_ズコー

田中「へぇー。東京都では、こんなことが日常なんですか? 歌姫さん」

歌姫「木々は歌い、虫たちは踊る。鳥たちが火を吹き、夜に取り残されたわたしは、薄汚れた電飾に縛り付けられる。泣かないで。足音が近づいてくる。探さないで。見えない目がしきりに開閉している」

お父ちゃん「オモロい! pH値気持ち悪いけど能力イチオシ」

平和を取り戻し、念願のテレビ番組への出演も果たした歌姫。

魔王が再び訪れないことを願って……

オリマー「ピーーーーー!!!!」

集合するピクミンたち。

オリマー「ピクミンって名前、勝手に使っていいの?」

黄ピクミン「ダメかも」

オリマー「そうよね?」

3:第69回大会

「エントリーNo.5、白ピクミン!」

🎵悟った気がしたけど 結局 元の木阿弥である……

開会セレモニーが終わり、麗しき美少女たちが、猪木オピー「内臓元気ですか」をバックに入場する。

客席はすでに「聞いたか? TASさんの正体って徳光和夫らしいぜ」と大盛り上がりである。

モデル部門の審査では、出場者を過酷な状況に置き、どんな場面でも美しくいられるかを見る。

「では続いて、5番の白ピクミンさん、ステージに上がってください」

司会の……ってすみません、「し」で始まる言葉は縁起が悪いですよね

アンミカ「いやいや『しゃかりき頑張ります』の『し』ですやん」

アンミカ「縁起悪いなんてほんま、カププヌードルをズルズルズルズルズルやで?」

アンミカ「にしても、はねトびWiiギリギリッスっさんの息子さん、ほんま足速いなぁー。うちの娘(こ)にも見習ってほしいわ」

アンミカ「うちの娘? あれですよ、ほら、足が八本、全部ドリル。MOTHER3のポーキー・ミンチやないか! 言うて」

アンミカ「でもほんまにそうですのよ。知らん? MOTHERはええ言いますやん。愛しさと切なさと葛城ミサト、言うて。でも1とか2は頭いんでまうねん。うちの親戚みんなそれでやられてもうて。せやから子供はポーキーにせな、ポーキーにせな!ってずっと言うてきて、今こうして、ハードオフで嘘みたいな高値ついてます。なんやろね、笑けてくるわ。私もいんでもうたんやろか。奥さん、もし今年のSASUKEで完全制覇できたら、その足で私をくり抜いてほしい。人間をくり抜いたことはあります? そう。ないんやて。ないんやて、お母ちゃん! 私ずっとあんたのこと見とったんよ。今はそんな場合やない……そやね、分かっとる。大人にならんと。さて、見まひょか、白ピクミンさんのモデル部門」

アンミカ「……」

アンミカ「いや、どうぞ? 早く」

その言葉を合図に、白ピクミンの死闘が始まった。

〜AM8:00〜

白ピクミンの最寄駅から、満員電車が出発する。白ピクミンはやや乱れたスーツ姿でため息をついた。

白ピクミン「なんとか間に合った……」

昨年末に可決した新法案により、車内広告は全て「ヤクブーツはやめろ」とコラボしている。

オリマー「これより朝礼を開始する、全社員整列!」

無論、彼の勤める会社はブラックである。

毎回他社の人に「そんなとこに長くいちゃあ、お前も黒ピクミンになっちまうな!」と言われるが、事実、現社員はほとんど岩ピクミンと区別がつかないほどの黒ピクミンだ。

五段の跳び箱の上から、オリマーが全体を見渡す。

オリマー「おいそこ! 髪ほじるな」

白「なんだよ毎日毎日……」

白「これじゃまるで、アイカツ!の光るパジャマじゃないか……」

白「あ〜あ、ニートになれば、毎日がスポーツの日なんだろうなぁ……」

オリマー「おい白ピクミン! お前まだ新人なんだから、ちゃんと先輩のドラムソロ聞けよ」

白「は、はい!(Amen Breakを切り貼りしただけのクセに、偉そうにしやがって…!)」

朝礼が終わっても、地獄のような労働が襲いかかる。

連日のブラック労働に耐えかね、脳みそが上地雄輔の「Are 遊 Ready?」のジャケットみたいになってしまった白ピクミン。

五十音ボックスから一つ引き、その文字を確認する。

白(「う」か〜〜)

白「えー……海芝浦が最寄駅、白ピクミンがお送りする、現実逃避シリーズ」

白「平日の昼間っから、ゴロゴロ〜、ゴロゴロ〜」

白「あーあ、小学校から大学まで、ずっと櫛枝実乃梨と同じクラスだったらな〜」

要求が過ぎた白ピクミンは、本場ブリュッセルの小便小僧・マヌカンピスに変えられてしまった。

カチ……コチ……

ジョロジョロジョロ〜

白「えーん、ひどいよーー;;」

インタビュアー「やあやあカワイ子ちゃんたち、好きな芸能人はいるかな?」

目の前でテレビの撮影が始まった。

白「後ろにロケバスがある、これはあれだ、本人が出てくるやつだ……!」

カワイ子ちゃんA「え〜私は、キンタロー。がやるアンジェリーナ・ジョリーかな〜」

カワイ子ちゃんB「あ〜私は、キンタロー。がやる井上陽水かな〜」

白「こいつら、なんでもキンタロー。を通さないと気が済まないのか……!?」

カワイ子ちゃんC「私はぁ、ハリウッドザコシショウがやるキンタロー。がやる前田敦子かな〜」

インタビュアー「いいねいいね〜。実は今日、その大好きな芸能人が〜?」

A、B、C「えー!?」

後ろのロケバスの扉がゆっくりと開く。

果たして!

果たしてキンタロー。は出てくるのか!?!?!?!?

CMの後!!!!

【CM】

ゴクゴクゴク……

ぷはぁーっ!

びしょびしょのホリエモン「さわやかな風、暖かな木漏れ日。色めく秋の散歩中に飲むハーブティーは、やっぱり格別だなあ」

てくてく……

び「おっ、咲いてる咲いてる。手のひらほどの小さいお花に触れると、心がスッと軽くなるよね」

ガサゴソ……

び「あっ、ゾウさんのウンチだ!」

パクッ

び「うんうん、鼻を抜ける香ばしさ。これだけが、ぼくのすさんだ心を癒してくれるんだよなあ」

ゴクリ

び「え? いやいや、象糞は、美味しいから食べるの。食べて偉いじゃない、好きだから食べるんだよ」

ニコッ!

プロムナード・エレファントプー、来春開通予定。

び「神風が吹いたね」

【CM明け】

白「呑気に宣伝している間に、5人も死んだだって…?」

謎の仮面男「残るは君含めて3人。200人からずいぶん減ったもんだね」

白「あぁ!? 何言ってんだお前!」

岩ピクミン「そうだそうだ! 全然何言ってるのか分からないぞ!」

羽ピクミン「まさかお前だけ、二外がスペ語じゃないというのか……?」

仮「ふふ。私の二外はな、チェンバル語だよ」

白「チェンバル語……って、あの、いがわゆり蚊の……?」

仮「ああ。なあ岩ピクミン、チェンバル語で『大人1枚、小人10枚、大父1枚ください』は何と言う?」

岩ピクミンは、拳銃で自らの頭を撃ち抜いた。

仮「正解。卒業してしばらく経つが、まだまだ話せるじゃないか」

白「なんで……ほんとになんで……」

仮「さて、決勝戦といこうか」

🔥 決 勝 戦 🔥

🥁ドン!

🥁ドン!

🥁ドン!🥁ドン!🥁ドン!

🎺テ・テ・テ・テ・テ・テ・テ・テ・テ!

🎺テテテテ!

「さんぽ」のイントロに合わせて入場する二人。

放送部「白組さん、入場⤵︎、頑張っています⤴︎」

画面の前で気をつけをする二人。

校長「選手宣誓」

羽「はい!」

マイクをもらい、羽ピクミンは壇上に立つ。

羽「宣誓! ぼくたち、わたしたちは、喉押さえマンシップに則り、元気よく、はきはきとして、こどもらしく、伏目がちで、メンがヘラってて、あの虹の向こうへも超えていけそうなほど、精一杯、楽しむことを誓います! 振り返ってみれば、この場所には、いろいろな思い出があります。あれはまだ森泉が二等兵に過ぎなかった頃——」

クラッ

白「おい! 羽ピクミン!」

自分のスピーチが長すぎるあまり、羽ピクミンは貧血で命を落としてしまった。

仮「ふふふ……」

目の前の扉が開く。

勝利した白ピクミンは、ついに仮面の男とご対面だ。

仮「白ピクミン、このゲームに参加してくれてありがとう」

白「そこはありがとうじゃないよね」

仮「まずはおめでとう、だね」

⁇?「いや関係なくなっちゃった!」

ん?

言い方はさまぁ〜ず三村、内容はハライチ澤部……

どっちだ……?

トロッコに乗るネプチューンの三人は、豪華プレゼントがかかった最終問題に頭を悩ませていた。

名倉「ほんまごめん!」

死を恐れた名倉は、浅ましくもトロッコを降りた。

しかし実際に生き残ったのは、ホリケンと原田泰造の方だった。

名倉はその年のダーウィン賞を受賞した。

その授賞式に、ボブ・ディランは出席しなかったという……。

普通に、関係がないので……。

オリマー「ピーーーーー!!!!」

集合するピクミンたち。

オリマー「ずっと何してんの?」

白ピクミン「こっちのセリフですよ」

オリマー「いやこっちのセリフだろ」

さいごに

コンテストの魅力は伝わっただろうか。

今日もどこかで、ピクミンたちは自分を磨いている。

風呂にも入らずに。

入れよ。

※記事の内容は全てフィクションであり、実在の団体等とは一切関係ありません。

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