本物と偽物の違いをわかりやすく解説
映画『Coda コーダ あいのうた』2021年のコメディドラマ映画。監督・脚本はシアン・ヘダー
映画のネタバレがありますのでこれより先はご理解の上お進みください
エンディングでぶち壊し「終わり悪ければ全て悪し」
良い映画は冒頭の5分で脳神経を揺さぶります。
こんにちは映画評論家のただひろ先生です、みましたよ地上波テレビで放送されていた「コーダあいのうた」こちらの作品は映画の冒頭5分で“良い映画”とわかる映像だったんですが終盤ですべてぶち壊しになった駄作でもあります、それではその辺を踏まえてお話していきます。
名作と駄作の違い
「コーダあいのうた」と「天使にラブソングを・・・」
天使にラブソングを・・・
コチラの映画間違いなく“名作”です。
しかし、コーダあいのうたは、名作とは程遠い映画です。
最後の結末があまりにもヤバい
「天使にラブソングを・・・」ラストシーン
様々な困難を乗り越え、以前の生活よりも笑顔がふえる。
「コーダあいのうた」ラストシーン
様々な困難を乗り越え、主人公が旅立つ。
コーダあいのうたは、このエンディングで全てぶち壊しですね(笑)
この映画を「素晴らしい」とか「終盤ラスト5分で涙が止まらなかった」とか感想ぶっこいてる人は大切なマイナス要因を見落としています
家族や街の関係者、すべての優しい人達をポイ捨てして、己の為に未来へ向かう主人公のルビーの利己主義的行動に共感し涙を流して感動する人は、仕組まれた感動ポイントで感動させられるタイプなのであります。
【終わりに】
宣伝に巨額の費用をかけたこの映画は鳴り物入りで公開されました。しかし長年名作となるような映画と、公開後10年足らずで話題にもならなくなる作品があります、この「コーダあいのうた」は間違いなく後世に名を残さない巨額のマネー映画になるでしょう。
「映画」という素晴らしい身近な芸術作品と
「配信系マネービジネス映画」を混同してはいけません。
by“TADAHIRO”
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