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心の癒しと魂の音楽評論「感動する音楽や本物の音楽を聞きたくて」 

『心の癒しと魂の音楽評論』
~感動する音楽や本物の音楽を聞きたくて~

今回は次世代に残したいと思う“本物の音楽”をご紹介しています。
海外アーティストから国内のアーティストは勿論、ユーチューブなどに投稿されたアマチュアミュージシャンからど素人まで様々な“本物の音楽”“魂の音楽”“感動する音楽”を辛口に解説しています。
是非あなたも本物の音楽を聴いて心の癒しをしてください。


『歌がうまいってどういう事?』

猪俣 公章(いのまた こうしょう)という人をご存じだろうか?

日本では有名だった作曲家だったがこの人が亡くなる前にこんなことを言っていた。

猪俣 公章:「僕はね“いしだあゆみ”さんの歌い方が好きで彼女のような人が歌の上手い人だとおもう。彼女はビブラートを使わない本当に綺麗な歌声、表現力と聞く人を虜にさせる本当に歌の上手な人」

猪俣氏の言葉

演歌歌手の坂本冬実を育て上げた人とは思えないその言葉に私は驚いた。

歌唱力(テクニック)よりも表現力(情熱や思い)の方が音楽には重要だと言っていたからだ。

カラオケマシンで高得点を出してもプロのミュージシャンにはなれない。

プロのミュージシャンになっても表現力(情熱や思い)が無ければ売れない。

猪俣 公章はその事をよく知っていた。

当時はネットなど情報伝達が進んでいなかったため、

ビジネス化した日本の音楽業界の中からはもう“本物の歌手”が現れる事はないと思われていた事からの発言だったのでしょう。


【腐った音楽出版界から逸脱して復活したweb音楽家達】

ユーチューブ、ツイッター、フェイスブック等の普及により情報伝達のスピードが加速し広まっている。

そのため“本物の歌手”つまり本物の音楽が世の中に出るチャンスが多くなり伝わりやすくなってきたのです。

私は音楽の“本物”に焦点を当ててご紹介しています。

最近では辛口評論が少ない“ただひろ先生”は一切妥協なし♪




Janis Joplin 「Move Over」


ジャニスのこの曲「Move Over」を解説するのは非常に難しい。
長い年月にわたり数々のミュージシャンによってカバーされているが“これだ!”と思う歌手に巡り合わない!?
この曲がカバーされるには一つの理由がある。
Janis Joplinのナンバーの中でもっともメロディアスで歌いやすい、平たく言えば誰でも歌えるのだ。
あのジャニスの難解な曲を歌謡曲のように歌える唯一のジャニスのナンバーがこのMove Overです。
でもね、もっも難しい曲でもあるんですよ!実際は!
それはだれもジャニスのように魂と情熱をこの曲に込められないから・・・。
だから聞き手に伝わらないんです。
上記にあげたこの曲をカバーした人達、前野曜子や金子マリそして平原綾香は私も好きな実力のある歌手達ですよ、でも届かない!
それは海外のカバーした歌手達もしかり。
それだけジャニスが偉大な歌手だったと言う事ですね。

金子マリ Janis Joplin Medley


前野曜子 Move Over


ムーブ・オーバー(ジャニスの祈り) / 平原綾香


MOVE OVER by Janis Joplin




【終わりに】

いかがでしたか?今回はジャニスの名曲を評論してみました。
本物の音楽を追求探求掘り下げするような
「音楽バカ」達も、今の時代2023年現在では
存在するんだかしないんだかわかりません。

もう世界中を探しても
1950年代~現在までも本物の音楽を語り発信できるのは世界中で私一人だけと自負しています、洋楽邦楽にとらわれず次世代に残すべき音楽を切り込んでいきたいと思います、反響があれば更新を頻繁にいたします。



Fucking Rock 'n' roll  “TADAHIRO”

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