バーンルアン100年市場(Bang Luang 100th Years Market)
タイには100年市場と呼ばれる市場が沢山ありますが、今回はナコンパトム県にあるバーンルアン100年市場に行ってきました。ナコンパトムなので少しバンコクから遠いですが車でバンコクから片道1時間30分程度の場所にあります。
100年市場と呼ばれる市場の大半は観光化された市場がほとんどなのですが、この市場を一言で言うと「地元の人向けの市場」という要素が強く、まだまだ観光客向けにあか抜けた感じはありません。その地域に住む方々が普段から利用する市場が100年の歴史を持つ、という感じの場所です。
この市場の特徴は木材の建物です。深みのある木材を使った建屋が並んでいます。
1900年頃に発生したと言われるこの集落を開拓したのは中国人だったようで、ここを基点として貿易を行っていたようです。その影響もあってか中華街のような雰囲気もあり、至る所で中国語を見ることができます。
中国人がいるんだなって事がわかるお寺も地区内にあります。
ちなみに市場からこのお寺にくるにはこの橋を渡ります。この橋は鉄橋のように見えますが木の橋です。昔作った木の橋を鉄塔で補強しています。
川沿いにあるので、家の裏側には船着場があります。水の民のような感じがあって素敵です。
一部の家の下では養殖をしているような感じで、(おいしそうな)魚が沢山泳いでいました。
これは人力車ですね。観光客向けでしょうか。
このように昔ながらの風景を残したバーンルアン100年市場ですが、ご覧になって頂いた通り、そこに住んでいる人たちがいますのでチャチェンサオの100年市場のような観光的な市場とは少し異なります。期待を高くして訪問すると少し拍子抜けしたような感じになりますので、近隣でいくつか訪問先を見つけるなどして、さくっといってさくっと通り過ぎる感じで行くと良いでしょうね。
今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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