見出し画像

〇〇だと信じていたのに本当は〇〇じゃなかったクリエイティブに目からウロコポロリ

信じていたのに…①

昨日、うちの娘の学校が試験だったそうで、試験中に娘の友だちが瑛人の『香水』の曲が頭の中でエンドレスで流れていて、試験に全く集中できなくて、休み時間にうちの娘にもそうなるようにと耳元で『香水』を歌っていたと聞きました(笑)。

今朝の『スッキリ』で、瑛人が『香水』を生歌披露していましたが、サプライズコメントでVTRで出てきた清水翔太もサビが頭の中で流れ続けると行っていたけど、ホンマそれ。ぼくも2ヶ月前くらいにダウンロードしていて一番聞いている曲で、ついつい口ずさんでいます。

この注目度だと、今年の紅白歌合戦にも出ちゃうかもしれませんね。かつて山口百恵が『プレイバック Part2』で、「真っ赤なポルシェ」をスポンサー名を言えないNHKの事情で「真っ赤なクルマ」と歌ったように、『香水』が流行った要因ともいえる歌詞「ドルチェ&ガッバーナの香水のせいだよ」を「イタリアのファッションブランドの香水のせいだよ」と歌わないといけなくなるのかな(笑)。

この前、瑛人が『ミュージックステーション』にテレビ初出演した時と、さっきの『スッキリ』でも同じ話をしていたのですが、歌詞はほぼ実話だけれど、ドルチェ&ガッバーナの香水は彼女がつけていたものではなくて、バイトしているハンバーガーショップのオーナーのナオトさんがつけている香りだったと。。。

久しぶりに会った元カノの香水の香りでまた未練が蘇ってしまうけど今のクズな俺にはその資格がないから諦めようという切ないドラマを信じていたのに…

瑛人はそのハンバーガーショップでまだバイトしているそうなので、ファンがたくさん行くだろうけど、オーナーのナオトさんの香りを嗅ぎたくて行く人も多いだろうな(笑)。

ナオトさんっていう人、これからめちゃくちゃモテキだろうな。


信じていたのに…②

37年前の1993年にリリースされたのに、冬になるといまだに流れまくっている広瀬香美の『ロマンスの神様』。

冬の女王と呼ばれている広瀬香美が『しくじり先生 俺みたいになるな‼︎』でした告白が衝撃的でした。

曲を作っている時に「スキー場に1回も行ったことがなく、気持ちが一切わからなかった」そうなんです。。。

広瀬香美が冬のゲレンデで軽やかにスキーをしていた時に「絶好調〜 真冬の恋〜 スピードに乗って〜 ♪」と浮かんで名曲ができたというストーリーを信じていたのに…


まぁ、こちらの勝手な思い込みなんですけどね(笑)。

『ロマンスの神様』が170万枚の大ヒットをしちゃったものだから『ゲレンデがとけるほど恋したい』なんて、スキー大好き!みたいな曲をレコード会社から創らされちゃったんですかね。


信じていたのに…③

学生の頃、短歌には、

東海の 小島の磯の白砂に われ泣きぬれて蟹とたはむる (石川啄木)

みたいな、渋くて暗いイメージしかありませんでした。


「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日

1987年に『サラダ記念日』という歌集がベストセラーになった時に、短歌ってこんなにカジュアルでいいんだ!と、目からウロコポロリしたものでした。

最近、こんな記事を見たのです。

俵さんは「サラダ記念日」の「サラダ」が実はカレー味の鳥の唐揚げであったと告白。この一首を思いついた場面について「野球を見に行ってその時私がお弁当を作って行ったんですね。普通の唐揚げじゃつまんないなと思ってカレー味にしたら一緒に行ったボーイフレンドがすごい気に入ってくれて。よかったウケた。よろこんでくれた。じゃあ今日は記念日だな」と説明。また唐揚げがサラダに変わった理由については「唐揚げとかではヘビー過ぎるし、メインがおいしいよりサブがおいしいほうがより記念日にすることに意義があるんじゃないかと。ささやかなものがおいしい。でもそう言ってくれたことが記念日になるっていう方がより効果があるような気がして『サラダ記念日』いいんじゃないって思ったんですね」と細かな分析があった上での表題だったという。

カ、カ、カレー味の鳥の唐揚げて。。。

「このカレー味がいいね」と君が言ったから七月六日はとりから記念日

たしかに、さえないですね。。。

野菜嫌いの彼が野菜を好きになるように一生懸命作ったサラダを食べて「この味がいいね」と気に入って野菜好きになって彼女も嬉しくて幸せな2人というストーリーを信じていたのに…


目からウロコポロリ


クリエイティブって、演出が必要というのはもちろんわかっているんですけどね。

特にロマンティックな優れたクリエイティブは、裏側を見ない方がいいのかもしれませんね。



信じていたのに…④

クリエイティブの話じゃないんですけど、ぼくは結婚披露宴の時に「新郎の好きな食べ物はネギトロ巻きです。」と紹介されたほどネギトロ巻き好きなのですが、最近知った2017年に『林先生が驚く初耳学』で紹介されたこの事実。。。

<ネギトロの名前の由来>
ネギトロは元々捨ててしまうマグロの中落ち部分を使用。身を骨の周りから削り取ることを「ねぎ取る」と呼んでおり、そこから「ネギトロ」に変化したと寿司職人が説明。
さらに、元の語源は建築用語で、地下構造物を作る時、地面より下の土を掘ることを「根切り」と呼んでおり、それが寿司業界にも広まり「ネギトロ」が誕生
ちなみに、お寿司の「トロタク」や「トロ鉄火」のトロは、マグロのトロ

えっ?


この解説に林先生は、「だって葱が入ってるから葱だと思いますよね!」と悔しそうな表情を浮かべた。

そりゃそうですよ、ぼくも林先生と同じように、葱を入れたトロの巻き物だとずーっと信じてました。


この事実を知った時は数十年間大好物の名前を全く勘違いして、知らずに食べまくっていたなんて。。。(この”ネギトロ”の語源は諸説あるようです)

世の中には、〇〇だと信じていたのに、本当は〇〇じゃないことってたくさんあるんですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?