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誹謗中傷の「中傷」が「中くらい傷つける」という意味ではないことがわかり目からウロコポロリ

SNSでの誹謗中傷について、昨日から多くの芸能人、著名人がコメントを出しています。

今朝の『サンデージャポン』で、ずんの飯尾和樹さんが「 ( SNSに ) 出す前に5回は見直した方がいい。」と言っていましたが、本当にそう思います。

ただ、相手を叩き潰そうと思っている人の気持ちが全くわからないのですが、何回見直そうと書く人は書くのでしょう。


本田圭佑さんが、Twitterでこう書いていました。

ここで言う「強い人」とは、本田圭佑さんご自身のことなのでしょうし、本田さんの俺が受け止めると言う姿勢は心強いと思いつつ、「強い人」だと勝手に思われている本田さん以外の人たちにも影響しそうなメッセージだと思いました。

前澤友作さんのこのツイートは、そのアンサーでしょう。

周りの知り合いでも、犯罪級の誹謗中傷に悩んでいる人がいますが、そろそろSNSでの発言に対して処罰できる法律をしっかりと作ってほしいと思います。ただ、誰もが簡単に弁護士に頼んで告訴できる訳では無いですから、SNS側の規制を厳しくしてほしいですね。


誹謗中傷

この文字を、昨日からたくさん見ているうちに、それほど厳しい言葉では無いように感じてきました

「中傷」と言う文字の「中」が、大中小の真ん中なので、「大傷」よりも弱いイメージを持ったのです。

調べてみたら、同じ疑問を持った人がいました。2012年のヤフー知恵袋で、以下の質問文がそうです↓

語源について教えてください
「中傷」ということばがあります。根拠も無く他人の悪口をいう意味だそうです。なんで中傷というのでしょう?中くらいの傷ってなんでしょう??


「中」という文字は、大中小のような大きさを意味するだけでなく、「中」と書いて「あたる」と読む場合もあるそうで、的にあたる「的中」目的や目当てにあたる「命中」がそういう使われ方なんですね。

目からウロコポロリ


「中傷」とは、人の過失を中( あて )て傷つけるの意で、ありもしないことをわざと言いたてて、他人の名誉を傷つけることだそうですが、単純な人間のぼくは、「中傷」の「中」という文字が目に入ることで文字から感じる印象が弱く感じられるので、もっと厳しく感じられる他の言葉は無いものかと思ってしまうんです。



糸井重里さんがツイートしていた、”「この世界には、じぶんに悪意を持って生きている人がこんなにいる」と思いながら元気で過ごすのは、なかなか難しいことです。” という一文で、誹謗中傷を受けている人がその悪意と日常を過ごしていかなければいけないという辛い気持ちがよく伝わってきます。


他人の間違いに目を向けるな。
他人がした事、しなかった事に目を向けるな。
ただ自分がやった事、やらなかった事だけを見つめよ。


これは、ガンジーの言葉だそうですが、今の世の中に沁みますね。







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