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ASMRのPINOとEXITの中年とのGGにかめはめ波したくなって目からウロコポロリ

「ASMRって、知ってる?」 

と、昨晩妻に聞かれて、ん?うん……と、知ってるよ感を出しながら、心の中で「アマビエ様の略? それとも流行りのマーケ用語? PDCAみたいな?」と考えていたら……ぼくが買ってきたアイスの『ピノ』の新商品チョコミントのパッケージの文字のことで、そこにはこう書いてありました。

「ASMRっぽいピノ、できました。」 


その場にいた高校3年生の娘が、えっ?知らないの?的な感じを出してきて「クッチャクッチャとわざと音を出して食べているユーチューバーとかいるでしょ?その咀嚼音のことだよ」と教えてくれました。ぼくも咀嚼音を売りにしているユーチューバーがいることは知っていたんですけどね。芸人の丸山礼の激しい咀嚼音のYouTubeを見て面白いことやってるな〜とか思っていましたし。でも、それをASMRっていうことは知らなかった。。。ASMRユーチューバーと名乗ってやっている人もいるんですね。。。

ASMR = Autonomous Sensory Meridian Response とのことですが、なんでこんなに難しいワードが流行ったんですかね?


『ピノ』チョコミントのパッケージをよーーーく見ると、「ASMR」の右上には、*マークがついていて、パッケージの裏面に「*ASMR:聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地良い・脳がゾワゾワするといった反応や感覚」と説明書きされていました。ものすごく小さい文字で、老眼の自分には辛い文字の大きさ。。。

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噛むとミントの粒がシャリシャリと( 少しだけど )ASMRがしました。 でも、知覚過敏な俺は最後まで噛めなかったけど (笑)。


「表面にASMRしか書いてなくて、わかるかーい!不親切だなっ!」 

と、クレーマーになりそうな気持ちを抑えつつ、あ〜、そ〜か、自分はターゲットじゃないから分からなくていいのか。

たしかにこの『ピノ』をコンビニで買う時に、新しい味だから買ったのであって、「ASMR」という文字には全く気づいていませんでした。ぼくにはその情報が入ってこなかった

「ASMR」=「咀嚼音」が、若い人たちには常識だとしたら、パッケージに「ASMR」しか書いていない不親切さが、逆に若い人たちにとっては「自分たちのモノ」という優越感に浸れるということなんでしょうね。


それで思い出したのが、お笑いユニットのEXITの兼近が『ワイドナショー』に出た時に、松本人志や東野幸治に「物言い」したというニュースです。

 番組で「言葉の世代間ギャップ」がテーマになった際、「いま活躍している芸人たちがドラゴンボールやプロレスでよく例えるけど、若者には伝わってない」と持論を展開。「こっちは気を遣って笑うしかできない。若い視聴者は『わかんないから、もう見なくていいや』となってお笑いから離れていったと思う」と続け、隣にいた同世代の指原莉乃も同調したのだ。

たしかに、40代の芸人の人たちって、嬉しそ〜にドラゴンボールのキャラクターとか好きなプロレスラーの話とかしてますね

それが、一緒に出演している若い芸人には気を遣わせて嘘笑いをさせていて、若い視聴者がどんどんテレビから離れていく結果になっていたとは……。

目からウロコポロリ


ぼくらが若者だったころも、おじさんおばさんとのジェネレーションギャップは感じていたけど、日本国民みんながテレビを見ている時代だったので、流行っている俳優、芸人、ワードもけっこう共通していたので、今よりもジェネレーションギャップは少なかったんだと思います。

今は、世代によって見ているメディアが違います。若い人は YouTube ばっかり見てますもんね。YouTube の世界で流行っている人やワードは、ぼくら世代の日常には入り込んでこない。

テレビ番組も全ての世代が楽しめるようにするためか、クイズ番組みたいなのばっかりになっちゃっていて、どの番組も同じ人たちが出ていて、同じに見えちゃってて…………この状態がつづくと、テレビ自体が崩壊しそう。

EXIT兼近の「いま活躍している芸人たちがドラゴンボールやプロレスでよく例えるけど、若者には伝わってない」というのも、その内容が本気で笑えるくらい面白かったら若い人も興味を持つと思うんです。若い人のことは気にせずに振り切りまくって、超〜面白い「かめはめ波」や「コブラツイスト」を視聴者にむけてお見舞いしちゃえばいいんですよ。昔はテレビを見て家族全員で腹を抱えて大笑いすることが多かったけど、今じゃそんなことはめったに無いですからね。

GG ( ジェネレーションギャップ )を埋める時代じゃないし、こちらから擦り寄って若者と無理してKP ( 乾杯 )する必要もないと思います。


↑この文章自体が、若者に媚びてますね。

お後がヒュイゴー!

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