トランプの勝ち負け

みんな注目しているトランプの動向についてだが、勝てることはないと思っています。

何故ならこの流れは人間の性質である「正義や正しい事よりも、間違えや悪でも惰性で生きる事」が反映されているからです。

同じような過ちを人類は犯しています。

近い過去ではヒトラーや東条英機についてですが、これをちょっと説明してみます。

ヒトラーはユダヤ人虐殺にみんなが目を向けていますが、実際のところはユダヤ人虐殺を名目にナチスを作ったわけではありません。わかる人にはわかりますが、ドイツを守るために作ったナチスがいつの間にか方向性を変えられたのが事実です。そして敗戦後に各国でナチスの犯罪としてユダヤ人を迫害したと勝手に罪を着せられています。盲目的にユダヤ人迫害を信じるのは、それを信じる方が都合が良い連中に情報操作されているのです。

また、東條英機の侵略戦争についても同じです。八紘一宇や大東亜共栄圏などちゃんとした名目がありつつも、戦争で負けたばかりに、戦犯にされて罪を着せられて南京大虐殺やその他おかしな情報を鵜呑みにしている人が多いからです。習ったからや、聞いたからだけでおかしいと思えないほど人間は愚かです。

ヒトラーや東條英機についてちゃんと調べて、当時生きていた人の話を聞けば彼らがやっていることは完全悪ではないとわかるでしょう。むしろ彼らを完全悪とした連中こそ本来の悪だと思います。

当然ですね。原爆のように非戦闘員を大量に殺戮することは当時の国際法では違反です。ドイツもそうです。勤勉なドイツ人が誰も生活できないような追い詰め方をしたのは紛れもなく悪意ある賠償です。

こんな考えがなくならない限り、世界は変わらないし、それを許して来た人類だからこそ、今回のトランプのように正しいこと、事実などを理解せずに悪の言いなりになっているのでしょう。多くの人がトランプの良い評価を分析しています。

事実で言えるのは最近でもっともアメリカが参戦した紛争が少ないこと。言論の自由を確立したこと。今ある世界のルールを守り続けたこと。これらは多くの功績です。対して今までのアメリカの大統領は特別ルールを多く作ってきました。結果、ルールはアメリカのためにあるようになっており、守って来た国々が損をしていたのが事実です。やったもの勝ちの世界を作って来たアメリカが今度はやったもの勝ちの得意な中国にやられ続けます。いくらトランプでもこのルールを守るトランプならでこそうまく立ち回れなかったのも事実です。

アメリカ国民は正直で自分さえ良ければ良い考えが浸透しています。だから、トランプよりもルールを破り特別ルールを作る他の人間を支持するのでしょう。日本はそんな国々を相手に挟まれています。同化していくのか、同化せずに元々の先祖が目指した世界を進むのかは我々次第です。もしかしたら、物質的に豊かな日本は同化せずに先祖が目指した世界を進むことができるかもしれません。

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