少年よ大志を抱け、別に抱かなくてもいいけど。
成功しろと言う強迫観念に押しつぶされそうになる若者たち。
個人によって成功の定義は違うのに、それを一般化してばらまく俗にいう成功者たち。
勝ち抜き続けることを強いられる社会。
もう疲れたよね…。
別に成功を無理して目指さなくてもいいと思うんです。
■私たちは誰かの物差しを使いすぎている!
もちろんその起業家の意見を聞き、自分でも調べたり考えたりした上での決断だったら何も言うことはない。
けど。誰かの物差しを絶対的に信頼して、盲目的に自分のレールを進み続けるのは危険な気がしてしまう。
それってなにより自分が幸せになれなくない?
付和雷同の人生ってさ、それがうまくいくかは別として、自分のことを自分で信じてあげてないってことじゃん。
自分が考えて出した結論よりも、他の人が出した結論のほうが正しいことを自覚しているから、他の人の意見にホイホイとついて行ってしまうのだと思う。
もっと自分を信じてもいいと思う。
それがたとえ間違っていたとしても、自分で決めて出した答えを信じた結果なのだから、気持ちに整理がつく。
お金を稼いでいる人が本当に偉いのか。
友達が多い人はすごくて少ない人はダメなのか。
世の中でこうあるべきとされていることは本当にそうなのか。
■「まあいっか。」の重要性
我々は日々やらなきゃいけないことに追われている。
しかし、本当にしなきゃいけないことってそんなにあるのか。
むしろやらなきゃいけないことに追われて、自分の満足のいく生活ができていないことの方がよっぽど不健全で、改善しなくちゃいけないことなのではないか。
これらって本当にやらなきゃいけないこと??
もちろん「やりたい」と思うならやるのがベストだけど、そうじゃないならやらなくていい。
やりたいことはとことんやった方がいいが、やった方がいいことはやらなくていいのだ。
だってやった方がいいことなんて生きてたら無数にあるし、それら一つ一つに取り合っていたら埒が明かない。
我々はもっと「まあいっか。」の精神でタスクを手放すことを許容し、やりたいことに割く時間を重視してもいいんじゃないか。
そういう提案をしてみたかったんです。
真面目に生きることはすばらしい。
そんなのうそです。不真面目に生きても、怠惰に生きても、その人の満足のいく人生だったらどれもすばらしい人生だと言えると思うんです。
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