想いをカタチにするってこと

今、初めて前向きな気持ちでnoteを書いている。

これまで書いた記事は、いつも自分の心をえぐるような気持ちで書いていた。
自分の弱さと向き合って、辛くても疲れても逃げずに向き合い続けてようやく書き上げたものだったから。

でも、今はとても清々しい気持ちで書いている。
それは、想いをカタチにすることの素晴らしさを味わったからだと思う。

今回はそんな、想いをカタチにするってことがもたらしてくれるものについて話をしていきたい。

想いをカタチにするってどんなこと?

想いをカタチにするっていうのはどんなことだろうか。

すぐに思い浮かぶものは、文章を書く、絵を描く、曲を作る、動画を作るといったように創作物を作ることだ。

そうした活動は、まさに想いをカタチにしている。
自分が書いているnoteもそのひとつだと思う。

しかし、想いをカタチにするっていうのは形に残る作品を作るってことだけじゃない。

例えば、今はコロナで大変な状況だけど、コロナに関する情報をみんなに共有したり。市販のマスクが買えない人たちのために手作りマスクを作って販売したり。

みんなが少しでも美味しいものを食べられるようにと飲食店の方々がテイクアウトやデリバリーを始めたり。そんな素敵な飲食店をみんなで共有しようとマップやWebサイトを作ったり。

家から出られない方々に少しでも楽しんでもらえるようにライブ配信をしたり。自分の作品を無料で公開したり。オンラインイベントを開催したり。

こうした活動だって、想いをカタチにしてるって言えると思う。

多くの人に届くものじゃなくてもいい。
いつも支えてくれる家族に日頃の感謝を伝えたり。今は遠くにいる友人を気にかけてメッセージを送ったり。大切な人に想いを伝えたり。

そういったことだってすべて、想いをカタチにするってことだ。

大事なのは、自分の中にある本当の想いと向き合って行動することだと思う。

想いをカタチにしてこなかった自分

ここまで想いをカタチにするっていうのがどんなことかを話してきたけど、自分は最近になるまで想いをカタチにするようなことをあまりしてこなかった。

いったいなぜだろうか。

思い返してみると、それは結果を気にしすぎていたからだと思う。

恥をかいたらどうしよう。
否定されたらどうしよう。
拒絶されたらどうしよう。
嫌われたらどうしよう。

失うことばかり気にして、いつのまにか行動しなくなっていた。
失敗することで自分の弱さを突きつけられるのが怖かったんだ。

でも、今思えば想いを抱え込んでいることの方がよっぽど辛かった。

カタチにされない想いは行き場を失って、いつまで経っても自分の中で堂々巡りするばかり。
時間が経てば風化するものもあるけれど、なぜあのとき行動しなかったのかという後悔はいつまでも残り続ける。

これまではずっとそんな状態だったから、どんどん心が重くなって身動きがとれなくなっていた。

想いをカタチにするようになったきっかけ

そんな自分が想いをカタチにするようになったきっかけは果たしてなんだったろうか。

いろんな要因があったとは思うけど、一番大きな要因はやっぱり共に過ごす人たちの影響だと思う。

最近の自分の周りには、これでもかってくらい自分の心に素直に生きている人たちがたくさんいる。

そんな人たちが楽しそうにしている姿を見ていれば、自分もそうありたいと思うようになるのも当然だ。

改めて考えてみると、今の自分がいかに恵まれているかってことに気づかされる。こんなにも素晴らしい人たちと一緒にいられる機会ってそんなにあるだろうか。

「本当の幸せは身近なところにある」なんて言ったりもするけれど、その意味が少しわかったような気がする。

いつも一緒にいてくれるみなさんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。みなさんのおかげで、自分はどうにか前を向いて進むことができています。

ありがとうございます。

想いをカタチにすることでもたらされるもの

少し遠回りをしてしまった気もするけれど、これでやっと今回の主題について話す準備ができた。

ここからは、想いをカタチにするってことがもたらしてくれるものについて話をしていきたい。

さて、想いをカタチにすることでもたらされるものとは何か。
それは、新しい想いだ。

想いをカタチにすることが、新しい想いを生み出すための原動力になる。

そもそも、人が一度に抱えていられる想いっていうのは限られている気がする。ひとつの想いに囚われていると、他の可能性が見えなくなるっていうのはよくあることだ。

想いはカタチにすることで初めて、感覚として自分の心に取り込むことができるのではないだろうか。

そして、そうすることで初めて新しい想いを生み出すことができるようになる。

息を吸ったら吐かないと新しい空気を取り入れられないように、ある想いが生まれたらそれをカタチにしないと新しい想いは生まれてこないんじゃないかな。

カタチにする方法はなんでもいい。
作品を作ってみてもいいし、 みんなに向けて発信してみてもいいし、近しい人に話してみるだけでもいい。

大事なのは、自分の素直な想いを丁寧にカタチにするってことだけだ。

そうやって想いをカタチにしてみると、新しい想いが次々と湧き上がってくるのが実感できる。

そうすれば、まだ知らない新しい自分にだって出会うことができる。

もっと想いをカタチにしよう!

想いをカタチにすることで、新しい自分に出会うことができる。

もしかしたらみんなにとっては当たり前のことだったかもしれないけど、自分は最近やっとそう感じるようになってきた。

ちょっと前までは行き詰まりを感じることが多くて、停滞感をなかなか拭えなかった。

でも、想いをカタチにするようになってからは、少しずつだけど自分の可能性が広がっていくのを感じている。

だから、想いをカタチにすることを恐れる必要はもうないだろう。
今は恐れるどころか、次はどんな自分に出会えるのか楽しみでしょうがないくらいだ。

さて、次はどんな想いをカタチにしようか。

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