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飛行船

子どもの頃、家の窓から見た飛行船があまりにカラフルで、記憶から消えてくれない。それが「危険なものではない」と解っている今でも、まるで侵略しに来た怪獣かなにかのような違和感、脅威を感じたことを鮮明に覚えているのだ

とにかくカラフルだった・・・・

怪獣のように感じたのは、目のような模様があったからだと思う。とてもかわいいとは言えない模様。例えるならば、そう「こいのぼり」

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このぎょろっとした目が先頭部分に大きく描かれていて、丸みを帯びた飛行船全体に、カラフルなうろこが施されていたのだ。普通の「こいのぼり」のように、赤、青、黄色って、色の識別ができる彩色ならまだ違和感は感じなかっただろうが、隣のうろこ同士同じ色がないくらいに、赤、黄色、オレンジ、黄緑と、とにかくカラフルでまとまりなく目どころか記憶にまでうるさい色使いだったのだ

怖い・・・・というより、気味が悪い・・・・というのが正しい

あれは、いったい何だったのか!?

飛行船って、ぜいたく品なのかな?
宣伝活動のために使用されていることが多いと思うのだけれど、飛行機のようにひとが操縦してるんでしょうか? それともリモコンやプログラムのようなもので稼働区域を指定して運航しているのでしょうか?
ひとが乗らないならなぜ作るんだろう・・・・あぁ、宣伝ですものね。大きくなければいけないのか

そう言えばジブリ作品にはよく出てきますね。環境にやさしいということなのでしょうか? それとも作者の好み?
なんとなくヘリコプタ―とかセスナ機と同じで、少人数というところにわたしの恐怖を誘います。乗ってみたい気もするけれど、おそらくわたしの今の人生の中でそんな機会がやってくることはないかな…と思いますが




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