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どっち派?

みなさんは
「焼き餅」派ですか?
「揚げ餅」派ですか?



揚げ餅

我が家は断然「揚げ餅」派です! お餅に関してはもうカロリーとかどうでもいいです。好きなように調理して好きなように食べるのです

砂糖醤油にじゅわ~

子どもの頃はそれこそ、砂糖たっぷりのお醤油で食べておりましたが、最近はもっぱら酢醤油がお気に入りです。この周りの固いところにしみ込んだ甘いのがたまらなく好きだった

手製の酢醤油を餅にしみこませる

こう、硬いところを箸で潰してですね、じゅうじゅう言わせながら餅に醤油をしみこませて食べるのが好きなのです


我が家…と言っても、わたしの実家ですが、だいたい12月の29日当たりにお餅をついて、お正月用のお餅を準備します。昔はそれこそ杵でついていたのですが、今ではもっぱら餅つき機です。それでも親戚に配る分も作るので、一升とか二升とか、母親とおば様がたが一日がかりでやるのです
畳の座敷にゴザを引いて、ついた餅を広げて冷まして、翌日それぞれにカット致します。それをそれぞれの家に小分けにして、宅急便で送るなり、それぞれの自宅に届けるなりして完了です

ついたその日は出来立てを「あんこ餅」にしたり「納豆餅」にしたり、やわらかいお餅をぽちょんぽちょんと、大根とじゃがいもの味噌汁に入れていただきます
実はですね、我が家にはお雑煮っていうものがなかったんですよね。多分に「お雑煮」と呼ばれるものの代わりに、この大根とじゃがいもの味噌汁に入れたおもちをいただいていたのだと思います。大根は胃もたれにもよいですし、きっとそういう意味合いが含まれていたのではないかと思うのですよ。大根にお餅がくっついたりして、なかなかに食べにくかった・・・・笑

子どもの頃、えごまの種を使ったお餅の触感がザリザリとしていたので「砂餅」と呼んでおりました。正しくは「じゅうねん餅」…と、大人は言っていましたが、正しいのかな? 東北の方のひとだとわかるかな?
えごまなんて言葉が普通に耳に聞こえてくるようになったのは、大人になって健康食品にはまった頃でした。その「えごま」があの「砂餅」の原料だったとは…な~んて、なんだかちょっと不思議に感じたことを覚えています

お正月のお餅というと、普通の「白餅」「草餅」の他にもうひとつ、我が家で必ず作るのが「豆餅」なのですが、子どもの頃はごろごろとしていてあまり好きではなかったんです。でも、大人になってからは青さひたし豆の入った「豆餅」がいちばん好きです。なんというか、食感がいいのです
本当はこの「豆餅」、本来は「うるち餅」と言われるものらしいのですが、我が家では「うるち」を入れない(固くなるから)お餅で作るので、ただ「豆餅」と呼んでいるらしです

この「豆餅」ですが、なかなか作るのに難儀するらしく、身内の中でもうちの母親しかできないので、いつもうちに集まって作っているのですが、そろそろ教えといてもらわないと、食べられなくなってしまうのかな~なんて、ちょっと考えてしまいました

いつもお読みいただきありがとうございます とにかく今は、やり遂げることを目標にしています ご意見、ご感想などいただけましたら幸いです