自己の範囲とは?

今なら自己の範囲が理解できそうなので忘れないうちに書き留めておきたい。

そもそも自己とは何なのか?という話だが、最近気付いたのは、もしかすると自己とは全て空想の産物に過ぎないのではないか?ということ。自分が自分と認識している対象は初めから存在などせず(表現が正しいかは分からない)、全部脳が作り出した幻想に過ぎない。

それを私たちは自分と思い込みながら生きている。

では、本当の私はどこに存在するのか?実はそれは脳を含めた存在全て(どこまで広げるかは自由)を指しているのではないか。もしこの仮説(多分、先人たちがすでに同じことを突き止めているとは思うものの)通りであれば、人間が自分自身を完全に客観視できない説明も付く。というのは、いくら自分を客観視しようと頑張っても脳に縛られて俯瞰できないからである。

ここでは仮にそれを「脳の契り」と呼びたい。

人間はこの「脳の契り」に縛られている為にありとあらゆるものを俯瞰出来ずにいる。典型的なものは次元だと思う。脳は人間の次元を三次元という空間に縛り付け、その上の次元に行くことを許さない。では、どうすれば人類は三次元を超越できるのだろう?

それはおそらく「脳の契り」から解放される以外にない。スピリチャル的に言えば魂の領域に移行すればいいということになる。すると必然的に私たちは脳から解放され、自己(脳)の範囲に限定されなくなる。そしてめでたく上の次元に移行する。

おそらくそこは自己と他が混ざり合い、全てが一つになった世界…

というわけで、ここまでが現在私に言えることである。

おそらくこういう理論はすでに世の中に存在していると思うし、実際に過去にそれっぽいことを聞いたこともあった。しかしその時は何のことを言っているのかさっぱり分からなかったため、私自身が情報としてさほど重視していなかったのだと思う。

しかし、分かると面白い。

というわけで、自己の範囲とは?という話であった。



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