~ つじつま合わせの旅人

「ほぇ~、そういうことだったんですね~!😮✨✨」

(メモ)

・仏間の畳。万年床。い草の香りとお香のかおり。
・薄い蒲団を被り、手元顔元スマホをフリック入力。関心関心。貴方は何様仏様。

・因果応報。先を見通す修行小僧。成り行きで巻き込まれ、ハッカーやってるサンタも同席。(同席者別にする?)

・今まで目にした一連の現象。和尚の御ワザの数々。"未来遡行"と考えれば、たしかに辻褄があう。
・ある一定以上のシキリョク(色力、識力)を持つものには、弱い攻撃が通らない道理。道理でそのはずだ。

・瞑想は鳴奏。現在の自分と、未来の自分とを、己の身体を通じて共鳴させる業。横向きの量子コヒーレンスを、縦向きにする。生きながらのタイムマシン。未来から波を受信する、電波人間、寺田心。

  ◇  ◇  ◇  

・幽霊の正体みたりなんとやら。
・実は和尚ならずとも人は皆、終演の瞬間に未来遡行を始めることができる。

・時の流れ、因果の流れ、それとは別に流れが存在し、流れやすいように流れていく。仮に「例の流れ」としておこうか。
・それは、その例の流れは、その人が思う方向に流れていくので、こんなはずではない!嫌だ、死にたくない!と思えば例の流れは時間の流れと逆に進んでいく。流れが意志に沿うのか、意志が流れに沿うのか、見方次第であり、大きい石は流れが遅くとどまり小さい石は流れに流され下流へと行くのをさして石と流れのどちらが主かを語るようなもの。そうにしかならないからそうなるだけである。

・例の流れが時間的な流れと逆に進むとき、辿る紐となるのが因果の流れである。時間の流れを遡るように見えるが、例の流れは常に一方向。ただし、因果の流れに反することはできないので、手取れる因果がないと、遡れないで流れに惑うこととなる。
・ほかにも遡行の制約要因はある。それは共鳴できるものの限界である。響き合う共鳴元がないと遡れない、というより、遡ってもつじつまを合わせることができない。

・誰でも遡りはおこるのか?という疑問が浮かぶだろうが、死の縁に際した人々がみるといわれる「走馬灯」という現象を思い起こすと理解がはやい。
・あれは、一説には自分が生き残るために活用可能なあらゆる情報を脳が探し求めた結果なのだという。
・それぞれ形は違うが、歴代の高僧は山奥にこもり壮絶な修業を積む。死の縁に幾度もたたされながら、そして気がつき、悟りを開く。可能性を辿る未来遡行、それを可能にする数々の問題解決スキルを日々鍛える。
・過去のある時点の自分との共鳴ができると、その過去の時点で危険を予知できたという事実が固定される。そうすると、危険を知っていたにも関わらず危険を避けずに死んだことになり因果のつじつまが合わなくなるため、結果が変わり共鳴点まで戻り別の因果を辿り時間の流れに戻る。
・その過程で共鳴点に遡るまでに、死の事実を否定するだけの材料(情報のほか、物理的な資源等)を揃えることができない、平たく言うと復活条件を揃えることができないと、因果のつじつまがあわずに死んだままの状態となり、さまようしかない。

・実はこの状態が俗にいう「幽霊」の正体である。と和尚はいう。そのため生き霊というのも存在するし、幽霊は過去に死んだ人と思われがちだが、実は未来で死んだ幽霊も一定数存在するのだという。未練を持ったまま死んだ未来人が、未練を果たすために過去をさまよう。おぉ、こわいこわい。

・こうかんがえると、幽霊がみえるひと、みえないひとで違いがあるという話もすんなり納得できる。
・幽霊さんがたは未練たらたらに、例の流れにそって時の流れや因果の流れを逆走している。
・地下鉄の電車の先頭車両に乗っているのを想像してほしい。暗闇のトンネルの中を、ヘッドライトで照らしながら走る。耳をすますと何やら、トンネルの向こうから大きな何かがやってくる音がする。音は次第に大きくなり、ヘッドライトでその姿が照らされた一瞬!ゴオオオオ!と轟音をたててすれ違う。あれは何だったのだろう?と。

・幽霊がみえるみえないというのもこれと同じで、例の流れに、対向車線と近いレールを走ってる車だったり、因果の流れに通じていて先を見通せる能力をもっていたり(電車でいうと強いライトをもっていて先の先までみえる電車にあたる)、ちょっと進行方向の後ろを向いている人なんかが、俗にいう例がみえるみえないの違いである。
・たまに因果を変えようと、こっちの車線に突っ込んでくる方もおられますが、つっぱねるだけの強さがないと、ぼろぼろにのっとられてしまい、お互いに不幸になって滅茶苦茶になるという寸法よ。

・だから幽霊にあったら、成仏してください。あなたはもう死んでますよと伝える。試しにリズムが一定で、音程も変わらない音声を逆再生してみるとよい。お経にきこえなくもないと思うがどうか。
・あなたは死んでます。生き返ろうと、過去を変えようとしないでください。あなたはこの先の未来で既に死んだのですから。と。 

・わかりやすい言葉でいうとこんなかんじかな?
・かなりデフォルメしたけど、般若心経ってあるじゃろ?あれは、文字が読めない人々に、彼らが理解できる「音」で仏教の真髄をデフォルメして伝えたものだそうな。
・そういうことなんじゃないかなぁ~。合掌🙏

  ◇  ◇  ◇ 

・信じるか信じないかは自分次第。

・嘘も方便。あの老いぼれじいさんが、俺たちに修行させるために、でっちあげた法螺話かもしれない。
・あのじいさんには、昔からそういうところがある。人をおちょくって面白がるためなら、高速の弓矢や巨大な岩石を避けるための鬼のような修行だって、涼しい顔して平気でこなすだろう。
・実におそろしい。一番怖いのは人間だな。

・極楽往生するためにも、一定の良心は持ち合わせないと逝けんということですな。修行は大事なんな。はぁ、修行がんばるかぁ~。

・信じるか信じないかはあなた次第。
・そういうことなんじゃないかなぁ~(*´ー`*)

(終)


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