近況(2020/11/13)

0.近況

11月11日(水)。
ポッキー&プリッツの日とか、チンアナゴの日とか、色々と記念日になっているが、単なる平日の水曜日。仕事が一段落したので年休をとった。

久しぶりの年休でゆっくりするか~と意気込んだはいいものの、いつもこの時間帯は仕事をしている時間帯である。
その感覚のまま過ごすものだから、家にいても何か動かなきゃとソワソワしてしまい、普段から中途半端になっていたあれやこれに手をつけ始めてしまったのが、終わりの始まり。
色々とやり始める内に、過集中・創作モードがスイッチが入る。
気がついたら夜中の十時。疲れと後悔と満足感がどっと押し寄せる。おろろろろ、、

翌日の木曜はなんとか乗り切ったものの、金曜は気力が持たず午後に半休をとる。睡眠で体力回復後、新作ゲームを一通り遊び、今に至る。

今度から年休は休みの日の前後に設定しよう。ワーカホリックの社会人に平日の休みを与えると、際限なく趣味に没頭し始めるので危険極まりない。

  ◇  ◇  ◇

10月の末、スマートフォンさんがお亡くなりになり、画像データや各種アカウントも帰らぬ人となった。感情も消えた。無の世界。

スマートフォンが新しくなったように、これは心機一転、新しいことを始めるよい機会だ!と思い直し、心の赴くままに興味の赴くままに動いていたら、はからずも、具体のプロダクトが出てきそうな面白いおもちゃを3つも手に入れたので、残して途中セーブしておこう。

1.百人一首MO(まとめて覚える)

「あ、百人一首おぼえよ。」
と思って、百人一首を覚えることにした。

映画ちはやふるを三周するぐらい、ちはやふるの映画が大好きなので、競技かるたを嗜める程度になりたい、と前々から思っていたのだとおもう。みんはやロスを埋めたい思いもあった。

んで、、結果、

正直、めっちゃ!!楽しい!!

色々と楽しさポイントはあるのだが、覚え始める前に、ただ暗記してもつまらんな何かワクワクするものにできんかな?と思って、少し感情をぶんまわせるよう仕掛けを入れたのが大きい。

◯感情をぶんまわす仕掛け

競技かるたで最低限遊べるレベルになるには、上の句(決まり字)とそれに対応する下の句(取り札)を一通り覚えればよい。
とはいえ、取り札は14字のひらがなが書かれているだけで、初学者の自分にとっては味が無さすぎて寂しい。機械的に暗記はできなくもないが、かなりの辛さを伴う。

そこで、「上の句」「決まり字」「下の句」の3要素だけでなく、競技かるたをするに直接は必要がない「詠み人」「歌No.」「和歌の意味」といった知識も一緒に覚えることにした。
これなら和歌の内容や詠まれた人の人間関係、時代背景が味わえて親しみが沸き楽しく覚えられるなぁ、、と思ったのだが、少し考えてみると、競技かるた知識と和歌を味わった知識とが直接につながらないなとの考えに思い至った。

和歌の内容の知識は、競技かるた知識を定着・補強するのに役立ちはするが、和歌の内容に詳しくなったとしても、それと決まり字・読み札の組み合わせのつながりを覚えるという工程が必要となる。どうせなら、一発で楽しく覚えられる方法はないか?と考え出したのが、「取り札をTCGのようにビジュアル化する」というアイディアである。

具体的には、百人一首の取り札が「下の句」だけでなく、読み札のように「詠み人の名前」「詠み人の姿」「歌No.」が描かれているほか、TCGのように「レアリティ」「フレーバーテキスト」が描かれた形になっている。

この「レアリティ」は「決まり字」に対応しており、二字決まりはコモン(弍:☆☆)、三字決まりはレア(参:☆☆✨)といった具合に設定されている。また、「フレーバーテキスト」には「決まり字と下の句を関連付ける内容など」が書かれているほか、「キャラ(詠み人)のビジュアル」も人物と畳だけでなく、歌の内容に合わせた背景が書き込まれているといった具合だ。

◯百人一首のTCG化の効果

先ず、格段にエモい!歌の背景にキャラが配置されているほか、詠み人キャラ自体もディテールが書き込まれているため、他の札とのつながりが見えやすくなっており、記憶に強く残りやすくなっている。

例えば、No.57紫式部とNo.58の第弍三位、No.56和泉式部とNo.60小式部内侍は、いずれも母娘の関係で顔が似ているはずだが、普通の百人一首では顔の区別などつきやしない。

例えば、No.97の権中納言定家は炎属性でそのライバルのNo.98従二位家隆は水属性で描かれてエモい!(定家が燃やしてるの藻塩だけど、、)

レア度をつけると、面白い具合にイメージ通りだったりそうでなかったりしてエモい!
No.93の鎌倉右大臣こと三代将軍・源実朝は、伍字決まりのウルトラレアで強いし、No.57で壱字決まりのシークレットレアの紫式部はさもありなむとおもひけり。

こうすることで、読み札のカード100枚を歌の思いや背景に思いをはせながら眺め続けるだけで、「競技かるた用知識」と「和歌を味わう知識」の両方をいっぺんに覚えることができる。さらに、取り札がビジュアル化しているので、札配置を覚えやすくなり、百人一首の初心者の壁である「札配置を覚える」というゲーム決定素の要求値を下げることも可能となり、より親しみやすいゲームとなるといった効果が期待できる。

◯スマホ・ブラウザゲーム化とクイズへの回帰

紙で100枚を作り終えチョコパイを食べながら、「あ、これ、スマホゲーにぴったしだな」と思った。

百人の華やかな詠み人というのは、いわばアイドルマスターシンデレラガールズのアイドル達ようなものである。詠み人が舞い、詠い、各々のストーリーを織り成す。(んで、画面ローディングの時に「平安こそこそ噂話」が流れる。)

後述する「swk~the eternal~」の関係もあり、ユニティを「これすげぇ!すげぇ!」と興奮しながら触ってたので、モックを組むまでにあまり時間はかからなかった。(処理時間がかかってストレスだったけどね!マシンパワーが欲しい😭)

そのうち御披露目できればと思う。(あと、もう少し画力あげとかんと)

んで、作っている間に2つほど、クイズ関連の気付きを発見した。

一つは、これデッキ変えればクイズ版もできるなというもの。(クイズの場合、限定が重複するオブジェクトがあるので、そこがまた独特の現象と戦術を生み面白くなることも発見。あと、昔作ったシンプル100問シリーズを再活用できる点も嬉しい)

もう一つは、データ構造のER図を整理してたときにみつけたもので、(クイズ界の破壊的イノベーション三大論文のひとつ)森羅万象データベース理論の基礎理論部分の具体例が見えてきた点である。クイズの作問可能数(存在可能数)の算出理論について、理論だけはあったが、通常のクイズ問題での例しか説明を用意できていなかったものについて、説明しやすい他の具体例ができたもの。ちょっと嬉しい。

以上、まとまったら、またどこかでぐだめくのろ。

2.新・鬼滅チャレンジ

昔、リ・チャードさんが「みんはや鬼滅チャレンジ」なるものをやり遂げた。1ミリも鬼滅の刃を知らないリ・チャードさんがフリーマッチの鬼滅部屋に入り、1位になるまで続けるという企画だ。(発案:げんさん)

んで、振り返って自分。ぎり昭和生まれの鬼滅キッズならぬ鬼滅おじさんである。既に鬼滅の刃を知りつくしてしまっているので、もはや鬼滅チャレンジはできない。

うむ!鬼滅の刃にはまってしまった!
これでは鬼滅チャレンジはできないな!!
柱として不甲斐なし、穴があったら入りたい!!
よもやよもやだ!!

フリーのキッズ部屋には、マイクラやFORTNITEのゲーム、俺たちだ!や有名YouTuberなどなどチャレンジできるだけの部屋はまだ沢山ある。
しかし、これでは、同じことの二番煎じである。ワクワクしない。

そこで、クイズにある程度通じ、鬼滅の刃に詳しいおじさんでもある自分ならではの「新・鬼滅チャレンジ」を密かに実行中である。

やっていると色々な気付きがあるほか、科研費申請の書き方を覚えたり楽しい。まとまったら、これもどこかのタイミングでぐだめきたい。

3.swk~the eternal~

かつて仙台で「swk~the final~」という、学生向けのクイズ大会が開催された。finalと銘打っておきながら、第三回まで実施された、ワクワクする大会だった。

スタッフは皆大学を卒業し、クイズから離れ、社会人として各方面で活躍している。時折、第4回を!という声が昔の参加者から上がり喜ばしいのだが、各々忙しく開催はかなわなかった。

社会人としても数年が立ち、各々落ち着いてきた頃合いであり、先日、一緒にスタッフをした後輩とTwitterのDMでやりとりした際、互いに余裕が出てきたので、余裕があるうちに第4回をしましょう!という話になった。

感染症が流行るなか、オフラインの大会は困難。
かたや、オンラインでの大会がいくつか開催されたが、盛り上がりに欠ける。

そこで、オンラインでもワクワクするようなクイズ大会を作るべく、暇を見てはユニティで遊んでいるのろ。

東北というクイズ過疎地でもクイズをワクワク盛り上げたい。swk~the final~の開催理念は、eternal、永遠となる。
クイズをしたい人々が、誰でもクイズで楽しめるような未来へ

これも、時期が来たらいずれぐだめきたい。

以上、みんはやのデータはふっとびましたが、僕は元気です。(終)

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