「四十にして惑わず、五十、六十、七十にして」杯

Q.日本のプロ野球で、「不惑の大砲」の異名を持ち、通算本塁打数、通算打点数ともに歴代3位である、主に南海・ダイエーホークスで活躍した選手は誰でしょう?


南海・ダイエーで歴代○位ときたから、野村さんかな?
いや、たしかノムさんは、2位だったはず。とか思って眺めていたら、相手もスルー。

正解は、門田博光さん。なんか、聞いたことあるような、ないような。ミッチーみたいにカッコいいのかな?名前が逆だけど。野球はちょい苦手。

だけど、こういう苦手分野にこそ、面白っ!な物事が隠れていたりする。

のびしろしかない。おら、わくわくしてきたぞ!

  ◇  ◇  ◇  

問題文をよみかえす。
「不惑の大砲」
・・・の異名を持つそうだ。

「不惑」ってあれだよな。我、何十にして迷わず。的な。
いくつだっけ?五十が「知名」なのは、以前に現代の孔子に出会い教えてもらって杯に残したから覚えてるけど、いくつなら人は惑わなくなるなるんだろうか?

三十?四十?
五十はとばして、六十、七十もあり得る。うう~む。

あらためて、「不惑の大砲」をみてみよう。
見返すと、不思議な言葉である。
おそらく不惑は年齢、大砲はホームラン王を意味するのだろう。3位だし。

ここまで、あたりをつけたら、Google先生にきいて答え合わせをしよう。

Wikipedia:門田博光

1988年は40歳にして打率.311、44本塁打、125打点で本塁打王、打点王、さらにMVPに輝く。40代での40本塁打、同100打点、同OPS10割は史上初(40歳になる年及び40代での44本塁打、同125打点、同OPS1.062は歴代最高記録)であり、この年限りで消滅した南海での選手生活に花を添えた。40歳でのMVP選出はプロ野球史上最年長記録であり、40歳を意味する「不惑」という言葉はこの年の流行語にもなった。

にゃる。そういうことか!
面白っ!

平均的なプロ野球選手の引退年齢は、大体30~35なんだそうな。(50歳で引退の山本昌さんなんかもいるけど、、、)
そんな中、40歳を超えてもバコスカとホームランを放ち続けるなんて選手はめずらしく、つけられた異名が「不惑の大砲」である。にゃるほど。

この事実を知っていれば、
「門田博光の異名は「"不惑"の大砲」」
「野球選手の定年は35歳くらい。それを超えての活躍は凄い」
から、
「不惑の大砲の異名をとるということは、平均的な定年を超えての活躍をしたのだろう。」
「そうなると、キリのいい40歳か50歳だけど、山本昌の50歳が歴代最長だから、50でなく40。」
となり、
「不惑って40歳のことでしょ。だって、門田博光の異名って「不惑の大砲」じゃん。」
となる。

こうやって、「不惑は何歳?」を固定できる。面白ッ😆😆😆
事後事象による推論。感動的だな。(^U^)

  ◇  ◇  ◇  

この感動的な出会いを忘れぬよう、杯として、記憶でなく記録に残そうと思うのだが、字数が足りず何か物足りない。
もう少し、門田さんの周りにあるものを見つけにいこう。

クイズの問題文にも書いてあるように、通算本塁打数、通算本塁打数、ともに歴代3位だそうだ。

1位はみんな知ってる。2位も知ってる人はいる。だけど、3位はマニアかクイズ屋さんぐらいにしか知られていない。

ホームラン王。
一位は皆さんご存知、通算本塁打数868本、王貞治さん。
二位は意外なあの人、通算本塁打数657本、野村克也さん。
三位は門田博光さん。通算本塁打数567本。キリがいい。

ご存命。70歳を超えるらしい。インタビュー記事があった。
孔子の言い方でいうと、既に心の欲する所に従いて矩をこえなくなった年齢である。

不惑は40歳、従心は70歳。
不惑の大砲は、行くとこまでいってて、しかも、今、70を超えたあたりだというのは、この瞬間ならではの有り難さと美しさを覚える。

40と70があると、その間の50、60も知りたくなる。
50歳は、ご存知、知命。いっちめいやがる。
60歳は、、、、、耳順。わからん、、、

耳順が固定できれば、40、50、60、70と迷わなくなるのになぁ。。いや、よく考えると、70まだ固定できてないや。40を固定できたからと欲張って、50、60、70も固定しようと欲張るのは無茶だわな。うん。50、60、70、、、!?

「567だっ!!本塁打数と同じ!!奇跡😆😆😆」

その他にも調べる過程で、パワプロになってることを知ったり、ノムさんの弟子だったのを知ったり、変態さん妄想ブログで乳首をせめられてるのを知ったり。続々と面白ポイントが見つかる。

新たな世界、事実との出会い、奇跡に感謝。

そんな想いを記憶でなく記録として、杯名に残そう。
消えゆく想いを、いつでも思い出せるように。

「四十にして惑わず、五十、六十、七十にして」杯

(*´ー`*) (終)

こたえ 門田博光(かどた・ひろみつ)

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