言うまでもなく疲労は身体のサイン

昨日は丸一日、NumPy と格闘していたせいか、今日は朝から疲労感が隠せません。いつもと違う駅で降りようと思っていたのに、気付いたら通り過ぎていました。

そうした疲労が1日など短期間で解消されれば良いのですが、仕事の繁忙期など長く疲れた状態が続くと、変な話ですがだんだん慣れてきてしまいます。一日中、疲労感を認識していても、「疲れている」とは認識できなくなってきます。疲れているのは当たり前で、すぐにはどうにもできないからコーヒーのカフェインでごまかそう、という発想になってきます。これに慣れてしまうと、いつまで経っても疲労から抜け出せなくなってしまう経験があります。

ただ疲れているだけなら良いのですが、疲労を抱えたままでいると、思わぬミスをするようになってきます。考えていることがまとまらず、判断を誤るようになってきます。普段ならやらないようなことをして失敗したり、危険に気付かずにヒヤリハットなことをしてしまったりします。厳密には疲労だけが原因ではないにしても、経験的に疲労が原因であることが多いように思います。

よく言われることではありますが、取り返しが付かない失敗をする前に休んでしまった方が良いです。仕事が忙しすぎてどうにもできないという場合もあると思います。そのような状況であっても、失敗して手戻りが生じるとか、後始末に追われることを考えたら、なんとかして時間を取って休養を取った方が効率的です。とはいえ、本当に疲れているのに仕事に追われているときは、そういった発想すらできないことも経験的に分かっています。もし、疲れていることを認識していながら、この記事を読んでも休む気になれなければ、やはり相当な疲労を背負い込んでいるのだと思って良いかもしれません。

疲労は百害あって一利なしです。是非、ご自身の身を守るためにも、休んで下さい。

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