働くことの効用

あらためて働くことの効用を考えると、生活資金が入ること以上に自分の中に無形の資産が増えることかなと思いました。それはスキルだったり、知識だったり、人脈だったりするわけですが、仮に無職で一人でいるときよりも圧倒的に増えるペースが速い実感があります。

自分が身を置く職場が稼ぐことに真剣に向き合っているということが前提ですが、そういうところにはいろいろな分野のスペシャリストが集まってくるし、前よりもうまくやるための試行錯誤が生じるので、一人で暗中模索しているよりも効率よくそうした無形資産を増やすことができるのですよね。そして、そういう資産が次の仕事の土台になって、また次の新たな資産形成に結び付いていくように思います。

かつての職場で、社風が合わないと感じることもありましたが、ウェブマーケティングに造詣が深い人と知り合っていろいろな知識を教えてもらったことや生のデータマートを触ってデータエンジニアとしてのスキルを向上できたことは大きな一歩だったと思います。

働くことの意義をお金だけに見出すだけでなく、自分の無形資産の棚卸しをしてみるところにも思いを巡らせる余裕を持てるようになると、また仕事への考え方も変わるのかもしれません。

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