仕事の経験とノウハウ

いわゆる「キャリアの棚卸し」のために自分の経験やスキルをいろいろ書き出してみました。文字にして客観的に見てみると、それぞれ強弱いろいろあるように思いました。つまり、“経験(実践の記憶)”はあるけど“ノウハウ(再現性を伴って他人に教えられる知識体系)”と言えるほど、その方法を体系化できておらず、成功可能性を正確に推し量れるほどになっていないことも相当数ありそうだなと感じたのです。「やったことがあること」は、経験として記憶に残っています。ただ、その時の手順をいつでも再現できて誰かに教えられるか、まで問われると、それらの中でも絞られてくると思います。この「再現できる経験」が転職などで前面に押し出してアピールできるポイントになりそうです。

経験を経験したままにせず、やはりその都度、手順や気になったことなどのメモを残しておいて、いつでも見返せるようにすると良いかもしれません。なんだか授業を受けた後の復習のようです。でも、学校の試験でもそうですが、復習することが試験突破の鍵になります。仕事で経験したことも、何度か反芻して復習しておくのはどうでしょうか。経験をノウハウに整理することができれば、選考書類や面接でも、もっと自信を持って説明できそうです。

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