記事一覧
Flaskことはじめ
今回は、最近、取り組んでいるFlaskについて書いてみたいと思います。
私は元々、Pythonを使っていましたが概ねデータ分析の用途が中心でした。しかし、まったく別の文脈から簡単なウェブサービスを作ってみることになり、ちょうどよいフレームワークを探していたところ、お世話になっているITエンジニアのコミュニティでFlaskを紹介してもらい、試しに始めてみたという具合です。
さて、Flaskは有名な
勉強の成果を上げるために必要なこと
勉強の正攻法について考える機会があったので、少しまとめてみました。いろいろ考えていたら長くなってしまったので、それはまた技術系同人誌の一節として新たにまとめたいと思います。
さて、近刊の技術系同人誌の拙著「IT初心者のための資格試験を使った勉強法」でも書いていますが、勉強を成功させる秘訣は「モチベーションを維持すること」だと考えています。何事もやる気を維持できなければ続かないというのは当たり前で
やりたいことが分からなくなったときの対処法
好きなことをする、ということが分からなくなってしまった時期があります。やらされ仕事ばかりに時間と精神を注ぎ込み続け、その果てには出せるエネルギーを出し切ってしまった空っぽの自分だけが残りました。自分が好きなことも忘れてしまい、たぶんそれが分かってもそのために動くだけのエネルギーはなかったでしょう。今回はそんな時期に考えたことの一つをまとめたものです。
さて、私はいつの頃からか(たぶん大学で産業連
2021年の年の瀬に一年を振り返る
今年も年の瀬を迎えて、一年を振り返ると早かったという感想が真っ先に頭に浮かぶ。今年の年始に特段の目標を立てていた訳ではないが、今年一年の間にやりたいと思っていたことがどれだけ実現したか振り返ると、なかなか厳しい現実を突きつけられるような思いがする。
さて、ITエンジニアへの転身を思い立って2年が経とうとしている。どれだけITエンジニアに近付けたか考えてみると、亀の歩みながら実現できたこともい
静的サイトジェネレータ Hugo を使ってみました
先日、お世話になっているエンジニアの方から Hugo という静的サイトジェネレータを紹介していただきました。とても便利なツールですね。
さっそく試してみたのですが、環境を整えるまでにいろいろ手こずってしまいました。なんというか、私は環境構築でつまずくことが多く、今回も例外ではありませんでした。いろいろネット検索しながら試した末に動くようになりました。
公式サイトでも(Git を使った方法ですが
同人誌を書くことの効用
この度、IT分野の技術系同人誌というものを上梓することになりました。既に原稿を書き終え、印刷・製本が進んでいます。今回は、初心者の方向けの抜け漏れのない勉強方法について、日頃から考えていたことをまとめてみました。無事に書き終えてホッとしているところですが、同人誌を上梓するまでの過程で感じたことや分かったことがいろいろあったので、ひとまず書き留めておこうと思います。
まず、良い意味で自分の文章能力
幸せは自分の世界のちょっと離れたところにある、かも?
このところ、いろいろなチャンスが巡ってきては、自分に合わないものは自ら離れていくように感じています。自分でも人に会ったり話したりして動き回っているからだと思いますが、良い風が吹いてきたように思います。
自分がやろうとしていることがうまくいかないことが続くと、閉塞感や不安感に苛まれることもあります。しかし、そういうときこそ行動した方が良いように感じています。「行動する」とは、自分の行動圏内から外に
仕事道具はフルスペックが良い
このところ、スマートフォンが手狭になってしまいました。
そもそも私にとってはスマートフォン初号機で、それまで使ったことがなくて使用実態がどうなるかよく分からないという理由から、比較的コンパクトな仕様の機種を選んだのですが、それが間違いでした。あっと言う間にメモリがいっぱいになってしまい、使用用途もコンパクトに厳選しなければならなくなりました。
そして、おそらくメモリが満杯だからだと思うのですが
言うまでもなく疲労は身体のサイン
昨日は丸一日、NumPy と格闘していたせいか、今日は朝から疲労感が隠せません。いつもと違う駅で降りようと思っていたのに、気付いたら通り過ぎていました。
そうした疲労が1日など短期間で解消されれば良いのですが、仕事の繁忙期など長く疲れた状態が続くと、変な話ですがだんだん慣れてきてしまいます。一日中、疲労感を認識していても、「疲れている」とは認識できなくなってきます。疲れているのは当たり前で、すぐ
侮れない「ITパスポート」
人材派遣会社でITエンジニアの技術研修をしている会社の人の話を伺う機会がありました。VUCA(※)と言われる時代、技術者も日々の技術の移り変わりと社会や社内のニーズに敏感になって動かないといけないという話は、とても説得力があり納得しました。
そして、その文脈の中で、IPA(情報処理推進機構)が主催する情報処理技術者試験の一区分である「ITパスポート」の話題がありました。なんでも「ITパスポート」
“自分軸”を見失わない
転職活動をしていると、「どんな会社にも求められる人材になりたい」などという感情が湧いてくることがあります。選んでもらえないと自分の転職活動が終われない事情を考えれば、そういった感情を抱くのも無理はないような気もします。
一方で、そういった感情に任せて、ひたすら相手に考えや判断を合わせてしまうようなことは避けるべきとも思います。これまでの自分の人生を振り返ってみても、ある意味で“自分を犠牲にして”
仕事の経験とノウハウ
いわゆる「キャリアの棚卸し」のために自分の経験やスキルをいろいろ書き出してみました。文字にして客観的に見てみると、それぞれ強弱いろいろあるように思いました。つまり、“経験(実践の記憶)”はあるけど“ノウハウ(再現性を伴って他人に教えられる知識体系)”と言えるほど、その方法を体系化できておらず、成功可能性を正確に推し量れるほどになっていないことも相当数ありそうだなと感じたのです。「やったことがあるこ
もっとみる自分の行動の記録を取って検証する
自分の仕事の生産性を向上するために、日々の過ごし方を見直そうと思いました。自分ではもっとできるはずだと思っているのですが、なかなかその日のことがその日のうちに終われません。最近、そんな日が増えてきた気がするので、新年の今、そこのところをしっかり引き締めようと思いました。
今回、参考にしたのは、「実践するドラッカー【行動編】」(佐藤等著、ダイヤモンド社)です。ずいぶん前に読んだ本ですが、とても豊富
難しそうに見えても諦めない
新しいことに挑戦したいと思う一方で、過去に難しそうに見えて諦めてしまったことがありました。当時の私には、とても高い壁に見えてしまい、どれだけ頑張っても乗り越えることはできないと思ってしまいました。今になって思い返せば、たぶん1年くらい時間を掛けてしっかり取り組めば、それなりのところまで行けた気もするのです。
当時の私は本の読み方も下手で初めに手に取った本が中級編だったという点で悪かったのですが、
春のような陽気に包まれて考えたこと
今日は3月頃のような陽気で、とても暖かかったです。花粉は飛んでいないと思いますが、鼻がムズムズしてきました。
同時に、昨年の春のことを思い出しました。次の段取りに向けて、新しい一歩を踏み出しました。それからまもなく1年が経とうとしています。どう次の春を迎えようか。何を成し遂げていたいか、何に着手していたいか、どんな状況の中に自分の身を置いていたいか。春のような陽気の中でそんなことを考えました。