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今更過ぎるポケカバイ秘蔵Bレギュ卒論サーカス

こんにちは。仙台で活動しているポケカプレイヤー、ぐっちと申します。ポケカバイというラッセン、ヤマグチヒロヤの3人のチーム(?)で活動しています。チームメイトの主な戦績としましては、

ぐっち 2021シティリーグ入賞多数、CSPランキング13位(21.12.21現在)
あやたか 2020シティS3TOP4、CL福岡5-3、きゃもめ杯3位(21.12.12)
ラッセン Limitless Online Series Qualifier #3 23位、2021CL愛知、CL福岡完走

となっております。

本ノートは当チームで1年前に煮詰めに煮詰めていた某サーカス団のデッキタイプに関する記事になっております。なぜ今になって??と思う方もいらっしゃるかもしれません。ていうか思うでしょう。それは、

これで出る予定のシティリーグが中止になったからこの論文は紙切れになった


が、最近押し入れの中を大掃除しているとボロボロになったこの論文が出てきたので、供養という意味で提出したいと考えたからです。

今、これを読んでもなんの得もないと思います。いや、2-1-2-2マニアの皆さんは少し身になるかも。

かつてサーカス団を率いていた皆さん、ぜひ拝んでやってください。

緒言


現環境では優勝回数の観点から考えるに、セキタンザン、三神ザシアン、ピカゼク、コズガ、ムゲンダイナが多い。しかし、モクナシ系統の台頭により、セキタンザン、ムゲンダイナ、ピカゼクが減り、三ザシはギルガルドを入れて適応した。さらに、モクナシは圧倒的不利対面がほぼ無く、炎に対してもリセスタワンラビで対応できるかつタッグコールからの再現性が高いため、使用率はうなぎのぼりであると推測した。一方で、草抵抗を含めた耐久力かつギルガルドを採用でき、VMAXにも明確な対策を持つルカザシも一定数いるであろう。
 本研究室では、モクナシ、ルカザシ、炎、その他イレギュラーデッキに対して有利をとれる三神ザシアン、今シーズントレンドのモクナシ、デッキパワーの高いダイナとルカザシ、それに対抗する炎(エースバーン、コズガ)、Bレギュ最後に爪痕を残そうとするピカゼクに焦点を絞ったデッキを考案した。
 本論文では、上記のデッキに対して明確な勝ち筋があり、ミラーにおいても高い勝率を誇る火の玉サーカスを紹介する。

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実験


試料
ジラーチ 4
コズガ 2
ウッウV 2
ヒードランGX 1
バイウールーV 1
ファイアローV 1
オドリドリGX 1
デデンネGX 1
クロバットV 1
ガラルジグザグマ 1
ミューツー 1
溶接工 4
ボスの指令 1
クイックボール 4
プレシャスボール 1
ポケモンいれかえ 4
回収ネット 3
炎の結晶 4
エネルギー回収 1
リセットスタンプ 1
望遠スコープ 1
火打石 3
巨大なかまど 2
ヒートファクトリー 1

結果と考察


各デッキに対する立ち回り
以下基本後攻を選択
・三神ザシアン
プラン3-2-2、2-3-2、2-2-2(ボス)、三神で3枚とるからフーパレヒレは関係ない
相 三神に手張り、ふとう
自 前が三神、ザシアン、ワタシラガ、フーパ、ジラーチ⇒ヒードラン、ファイアロー、コズガ
  前がデデンネ⇒コズガ、ファイアロー
  前がクロバット⇒コズガ、ウッウで裏の三神
つまり、前が三神以外の時は上記のポケモンでサイドをとる。
相 マリィオルター
自 前が三神だった場合、130以上のダメージが入っているので、火の玉サーカスでとるのが理想(次のターンに相手がボスとザシアン即起動のハードルを越えないと2-3-3になる)
  火の玉サーカスが無理なら、ヒートボンバーGXで倒す。
  前が三神以外の場合、ウッウとアロースタートすると、場のエネが足りずボンバーで300出ないので、マリィの返しに火の玉サーカス300要求になる(たまにいけるが)。よってこの場合、できればヒードランかコズガでスタートしたい。ここもヒートボンバーか火の玉サーカスで三神を倒す(お守りはグーンで対応)。
 たまにあるのが、たまたまボスが引けた場合、裏のザシアンとっても良し。
このターンでの注意:ベンチにマリィケアでコズガを出すと、レヒレに前のドランをとられ、ザシアンを準備されるのであんまり出さない(最近はレヒレの採用は減ってきてる)。
相 一生懸命ザシアン準備で前を倒してくる。
自 コズガをとってくれた場合、2-3-3なので安心してバイウールー以外のアタッカーでとる
 ドランをとられた場合、コズガでザシアンをとる必要がある(スタンプ打ちたい)。このとき、オドリドリを置いてしまうと、フーパ手張りボスで終わるので注意(スタンプ打てたら出していいかな)。
相 スタンプを打ってまくろうとしてくる。
自 溶接工、結晶、ウッウで勝ち
・ムゲンダイナ
プラン 3-3、3-1-2
無人の可能性が高いのでスタジアムマネージメントをしっかり
相 ムゲンダイナに手張り
自 前エネありダイナ⇒アロー、ドラン、コズガ(ワンパンでほぼ勝ち)
  前何でも、ベンチにエネありダイナ⇒ウッウでダイナに160
相 ダイナVMAXで前を倒してくる。
自 130以上入っているので、デデクロ使いながらコズガで倒す。
相 ゲインが発動するので、ダイナVMAXが動くorミカルゲやフーパが動く
自 コズガをたおされた場合、2-1-2-2なので、ダイナを二回殴って勝ち(裏に逃げてもウッウでシュート)、スタンプケアでオドリドリは出しておいていい。スコープが引けなかった時のために160で落ちるようにバイウールーで180入れとくとうまい。
  ボスで2枚とられたとき、スタンプ打ってコズガでワンパンor200入れる。引かれたら負け。
  ミカルゲやフーパでコズガorジラーチとられた場合、2-1-2-2確定で、1とってウッウでクロバットとって勝ち

・ドガスダイナ(後攻とられる)
プラン 1-3-2、1-2-3
うねりが多いので後半のかまどを通すためにいいタイミングではがしておく
相手がコズガと分かると覚醒してくると仮定
自 デデクロどちらか一方使ってドランorアローorウッウ準備
相 マリィ覚醒
自 溶接工ある場合⇒ドガスをとる
  溶接工ない場合⇒くちばしキャッチorファストフライト(次のターンはバッドポイズンだから死なない)
相 ドガスをとられた場合、ゲインでダイナVMAXが動く。このタイミングではオドリドリはでてないのでおそらく前のVGXをとってくる
自 コズガでワンパンor200入れる
相 ゲインが切れているので前に手張りでボス2枚とりに来るorベンチに逃げて2体目のドガスorミカルゲでコズガをとりに来る。
自 コズガを倒してくれたら2-1-2-2確定。200ぐらい当たってるのでVGXでダイナVMAXをとる
ベンチに逃げたら、出てくるアタッカーはほぼコズガしか倒せないので2-1-2-2確定。ウッウでダイナVMAXをとる。
ボスで2枚とられた場合、コズガで前を倒す
相 上記のパターンは共通して2匹目のダイナに手張りできてない。前のターンにコズガをとってる場合は、ゲインがもう一度効くタイミングなので動くが2-1-2-2なので負けない(次ターンに無視してスピットシュート)。2枚とられた場合はゲインが効かないので1ターンパス。次ターンにウッウで勝ち。
その他のルートざっくり
ドガス→クロバット→ダイナ (スタンプの返しで4枚もらえるので目指せダイナワンパン)
ダイナ→ダイナ(一体はスピットシュートとVの技、2体目はコズガでワンパン 無理)

・モクナシ(後攻)
ワンラビ、ブリザードタウンケアでスタジアムマネージメントしっかり
相 モクナシとサルノリorモクロー グズハラが打てないのでウィークガードはないと仮定
自 ドランorアロースタートでモクナシor小物をとる
相 スーパーグロウでジュナかゴリラを育てる
自 ジュナ型⇒ジュナにワンパン入れられてブリザードタウンが刺さらないようにコズガは即出し起動
コズガを温存するため、ジュナ以外はVGXでとる。
  ゴリラ型⇒モクナシを倒したあとはトロピカルアワーGXがないので、アタッカーに4エネ付けてビートダウン。
ゴリラで殴ってくる場合、モクナシ-ダダリンの3-3が理想なのでウッウでベンチのダダリンに入れるのも可。このゴリラ相手するとスタンプの返しが弱くなるので注意。
ダダリンがウィークガード付けて殴ってくる場合、リセスタワンラビされていることが多い。前を縛りながらぶんぶんチェーンでオドリドリなどをとってくるのがウザ。ボールからデデクロつなげてコズガでワンパンが理想。
ってかもともと最初に前のモクナシとったらモクナシ-モクナシで終わりやん

・モクナシ(先行)
自 同じくドランorアローに手張り
相 グズハラからウィークガードかキャプチャー持ってくるが、ウィークガードをモクナシに張るのはあまりない(後のジュナかダダリンにつける)。モクナシでスーパーグロウ。
自 ジュナ型⇒上記
  ゴリラ⇒上記
結果、モクナシは先後あまり変わらない(後攻でこちらの利がでかい)
LO型は今後対策

・ピカゼク
相 コズガと分かってもピカゼクに手張り
自 デデクロ使ってでもバイウールーorドランを持ってくる。
前がピカゼク→バイウールーで120
前がクワガノン→バイウールーで120
前がそれ以外のVGX→無視
前が一枚ポケ(ジラーチ、マーシャドー)→バイウールーでとる
相 ピカゼクでフルドライブ(この時タッグボルトでバイウールー倒して来たらもう勝ち)
サンマ、コケコ、つけかえでガノン起動パラライズボルト
自 ピカゼクで来た場合、ドランのヒートボンバーGXで倒す(お守り仮定)
ガノンで来た場合、ガノンに120
相 おそらくフルドライブでベンチのピカゼクに3枚つけてもパラライズボルトで来るはず
ガノンがバイウールーにパラライズボルト
自 ガノンに120(ピカゼクが動いてないなら気絶)
ここからはピカゼク側の練度の差で大きく分岐
バイウールーを使うと相手側の勝ち筋が6エネタッグボルトしかなくなるのでそこをケア(以外とできない)。
注意:盤面にドラン、バイウールーがいない状態で火の玉サーカスを打たない、サンマは早めにはがす。
結晶は各所で使い、山にエネを常に5枚以上残しておく。
有利不利はピカゼクの型にもよるが、ラッセンの構築だとほぼ確定で2-3-2になるため、スタンプパラライズボルトが通り、きつい。しかし、最近結果を出しているピカゼクにはジラーチなどが入っているので1-2-3ができ、ガノン2体してもバイウールーを超電磁砲なしでは突破できないため、必ずピカゼクが殴ってくる。したがって、スタンプの返しでピカゼクをワンパンしやすく、1-2-3が通りやすい。
とりあえず、落ち着くこと。

・ルカザシ
うねり採用、無人採用もあるし、ピッピ人形型などあるから一瞬の切り替えが大事
特徴:ピッピ人形型:人形を盾にしながらふとうでザシアン2匹育成、フルメタルウォールからルカメタ倒させた後にスタンプ無人からボスブレイブキャリバー連打で2-2-2
   ミッドレンジ型:ジラーチやフーパ、レヒレなどが入っており、相手によって起用にプランを変える。こっちのほうが3-1-2をとれるので楽

相 ルカメタに手張り、ふとう
自 バトル場が弱点消せていない場合、アローorドランで倒す
  バトル場がフライパンルカメタ→アローで130
  バトル場がフライパンザシアン→コズガでワンパンorアローで130
相 フルメタルウォール
自 このとき、アローが前だと逃げれるのでアタッカーを変えられる。コズガでルカメタをワンパン(350)
相 ソーサ―、ふとうでザシアンにエネがついていればボスで2枚とってくる。
コズガを倒された場合、2-1-2-2確定。溶接工が続けばいけそう
自 返しでコズガが生きていればザシアンをワンパン(結構エネ管理渋い)。
相 スタンプ打ちながらザシアンでボスから2枚とってくる。
自 ここでザシアンを倒すことができれば勝ち、できなければボス入れ替えで負け。
つまり、ルカザシきついな。
あいてのフライパンとコーティングの付き具合にもよるが、イメージは1体を弱点で取れれば、2体を火の玉サーカスで倒せるはず。人形型ではないことを祈ろう。
人形型をメタるなら、エネ回収を増やし、火の玉サーカス型に寄せてもいいかも
あとは後述するがスクラッパー説もある。

・レシリザボルケ
後攻とりゲーだが、こちらは先行でも問題なし
プラン 3-3
相手のボルケニオンは自分のVGXをワンパンできないので、ほっとく
先行パターン
自 ウッウに手張り
相 フレアスターター
自 スピットシュートでレシリザに160
相 レシリザがフレアストライク
自 コズガでレシリザをとる
相 エネテンポ的にブルーを打つとレシリザは育たないので、カスキャグレキャからベンチをとられることはなさそう。レシリザに溶接工からボルケ鉢巻こうねつばくは→2-1-2-2確定
自 スタンプうちながらが強い。
1.ウッウでレシリザに160
2.バイウールーでボルケ倒す。
相 1のとき、こうねつばくはでは前を倒せないのでブルースタンプを打ちながらダブルブレイズで倒してくる。
  2のとき、鉢巻をボルケに張っているので(なんならレシリザにはおまもりあるかも)フレアストライクではバイウールーは抜けない。よってカスキャからベンチの2枚をとってくる。
自 1のとき、もう一体のアタッカーでたたいて勝ち(スタンプは4枚もらえるので行けそう)
2のとき、自分は先行で始まっているのでうまいこといけば盤面にエネ4枚→溶接工ドランで350勝ち。でもこのターンにレシリザをワンパンできないと6エネダブルブレイズでバイウールーとられるのでやっぱりダメ。1を推奨。

・炎VMAX系統
共通してジラーチ、ボルケなど+VMAX+デデクロの1-3-2プラン
ヤクデ→スタンプワンラビケア
エースバーン→ボルケで1を複数当ててくる+ウッウが2体搭載+エースバーンVMAX技のやけどで死ぬとオドリドリは発動しないので注意(鉢巻とグーンが入っているから190~210ラインは油断できない)。
この対面はいかに勝ち確盤面を作れるか。前バイウールーエネ3枚、ベンチウッウエネ3枚、オドリドリもいたら最強。バミューダトライアングル。前取ればウッウで終わり、ウッウとればバイウールーで終わり。この盤面は他の対面でも狙って作れるので練習しよう。ある種の超越みたいなもの。


・コズガ
一番楽しみかつ勝てる対面
理想2-2-2(相手が下手)
現実2-1-1-2
この対面は定型パターンなし。相手の動きによって柔軟に対応。
狙うは一つ、相手のサイドが後3枚の時にスタンプオドリドリ倒し。2枚の時にうってもいいが、ワンチャンウッウ用意されて負けるので安全圏の3枚のとき。
ここでもバミューダトライアングル作って勝ち
でも実際はスタンプから復帰できた方の勝ち。FTBのリストがかなりでてきているので、逆に相手もこちらのプランが分かりやすい。

・セキタンザン
意外としんどそうだけどなんとかしよう
プラン3-1-1-1、3-3、3-1-2(クロバット)
最近は安定構築でデデクロ1-1採用が増えているので行けるかも。
目標はキョダイガンセキを言わせないこと。言われても一回。

相 セキタンザンにストーン闘手張り
自 1.前セキタンザン→ドランで110
2.前マグマッグor ヤレユータンなど→ヒードラン
  ネギガナイト→できればコズガで吹っ飛ばす(入れ替えられない可能性があるのでドランでもいいかも)
相 セキタンザンにストーン闘手張り、ふんかだんストーン闘(-60)
自 1のときセキタンザンにヒードランで6エネヒートボンバー240 計350(ムキムキパッドで落ちない)
  コズガでとってもよい
  2のときセキタンザンに5エネor6エネヒートボンバー当てる
相 2体目のセキタンザンに手張りでふんかだんor1体目のセキタンザンに手張りでキョダイガンセキ
自 1のときに1体目のセキタンザンが倒せていれば、どうにかして2体目倒す。このとき、デデクロ出ていれば3-1-2でおけ
  2のとき1体目のセキタンザンをVGXとコズガで倒していれば2-1-2-2が狙え、ウッウ2体で1-3-1-1ができる。
フィオネの採用があり得るので、コズガを挟む際はジラーチを置いていく。
これはストーン闘が引けている仮定なので、軽減が低ければもっと楽になれそう。

・タチフサグマ
ギルガルド、ジュナイパーの台頭により、減少傾向と推測。当たったらそれ以外で3勝しよう。


・超パ
ホラーハウス+マリィババ抜きがえぐい。このマッチも相手の柔軟性に対応しなければならないので定型はなし(カラマネロの立ち具合とかギラティナいるかとか)
ヒートボンバーでワンパンできるかつVGXの技で2パンできることを考慮するとあまり焦らなくていいかも。ガノンの採用もあり得るから、火の玉サーカスは最後かなあ。

ドラパルト、カメックス
基本的にジラーチやフリーザーを挟みながら3-1-1-3をとらせてくる。ここは、1を無視して、エネを張ったVにスピットシュート。ウッウが取られたらバイウールーの180で倒す。もう一体が出てきたらスピットシュート、コズガで勝ち。(先にコズガでとった方がスタンプケアになるのでいいかも。)
ドラパ戦では、ベンチにVを並べすぎると倒さずに6枚どりしてくるので冷静にベンチ管理。

採用候補、アレンジ考察


・ツールスクラッパー
主にジグザグマの代わり。三神のお守り、ルカザシのフライパン、セキタンのパッド、ボルケニオンの鉢巻などを剥がせる。しかし、サーチができないので引くタイミングを選べない。

・マーシャドー
無人、うねり、ワンラビケア。有利対面であるモクナシ戦においてもスタンプワンラビで詰むともったいない。スタジアム現物がこれになるか。かまどが減るなら火打石を4にしたいところ。

・ふつうの釣り竿
雑に切ったピン刺しカードの回収及び、山にエネを戻すことによりかまどの当たりを再現できる。しかし、序盤に来た時や、かまど、火打石との兼ね合いがないと使いづらいため、エネルギー回収の方がいいかも。

・エネルギー回収2枚目
2枚目の採用によって、より火の玉サーカスの再現性が上がるカード。ルカザシ、セキタン戦において息切れをなくすことができる。19勝1敗の構築も結晶-回収が4-2なのでプレイングによっては過去に火の玉サーカスの動きができる可能性も。

・ザングース
ウッウで160乗せた後、180が出るので340まで見られる。マリィの返しで火の玉サーカスのハードルが高いかつVGXで殴るのはサイドレース的に渋い場合、2エネで殴れるこいつは偉い。
セキタンザンに対しては200点ぐらい乗せておくと400近く与えられるため効果的かも。


・ボス2枚目
エネが残るアタッカーがいる以上、ベンチの2枚をとる選択支ができるカード。しかし、マインドリポートで回収できる点と、初動の動きに支障がでるケースが多いため要検討。

・火打石4枚目
火の玉サーカスムーブを決めるため、マリィの返しに引くと強いカード。また、初動でデッキ圧縮により溶接工率を上げることができる。しかし、釣り竿が入っていないことや、後半の決めにかかるタイミングで来ると腐るので要検討。対戦相手によっては火打石でエネ2枚切るというプレイングが仇となる可能性がある。(ルカザシ、ミラー、セキタン)

・コズガ3枚目
主な理由は釣り竿が入っていないこと。相手がジュナイパーの時、一枚がサイド落ちしているともう一体が倒された場合詰む。また、三神戦やダイナ戦などで2-1-2-2を通すためにコズガを挟む際に、ボールはミューツーやデデクロ、オドリドリに使いたいため、コズガは縦引きしたい。同じ理由で、火の玉サーカスプランをとるなら、なおさら縦引きしたい。

結言


ここで論述したプランはすべて後攻1ターン目で溶接工を打っているかつ最速ムーブである。自分も理想ムーブしている一方、相手も理想ムーブをしている仮定である。つまり、現場では、相手の遅れに付け込んでプレイにアレンジを加えたり、自分の遅れをカバーしたりする能力が必要である。特に、ファストフライトやくちばしキャッチなどで早めに軌道修正しなければならない。頻繁にする動きとして、オドリドリを出しているタイミングでくちばしキャッチから火打石と溶接工ではなく、ボールとヒートファクトリー、ミューツーとヒートファクトリーなど、マリィを打たれても打たれなくても溶接工につなげられるようなピックをする。マリィを打つならオドリドリはとられないので無人張られてもファクトリー張りながら反撃可能。打たれないならもってきたカードで頑張るなど、プレイの択の優位性を高めるプレイが必要になってくる。一度溶接工が打てれば、マインドリポートや圧縮ジラーチなどで比較的連続して溶接工を打てる構築にはなっている。特に、山の中に常に溶接工が2枚以上ある状態を目指す(意外と簡単)。また、リセスタを打たれるタイミングで山にデデクロのどちらか一方、ボール2枚、溶接工2枚を残すというのも念頭に置いておく。(ピカゼク、三神は初動がすべてなので、デデクロをやむなく使ってしまいがちだがしょうがない。)
 現段階で、このデッキの戦績として、
ぐっち:4-0、3-1
ラッセン:3-1
あやたか:3-1
計 13-3
という結果がでている。ポテンシャルは間違いなく高い。

ここまで読んでいただいた皆様、お時間を頂き誠にありがとうございました。

R.I.P 溶接工

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