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[勉強]企業のPR用すごろくのルールから学ばせてもらったこと(シーニックバイウェイすごろく)

 シーニックバイウェイすごろくという無料ゲームが公開されてました。こちらのルールを読ませていただき、学んだ点や考えた点などを、将来の自分のためにまとめてみました。


■ゲームの公開元(ルールもこちらで公開されています。

ルール開発:高橋 晋平さん(株式会社ウサギ)

■基本

すごろく
サイコロを振る
スタートからゴールまで
45マス。

■勝利条件

ゴールしたとき勝利点が高い人

■勝利点(4つのエリアに分かれる)

・活動カード 100P。高得点、ただし一回休み(ハイリスクハイリターン)
・風景カード 50P 。低得点。ただし休みなし(ローリスクローリターン)

■特殊カード(山札からランダム)(4つのエリアに分かれる)

・お土産カード 特殊効果のアクションカード


■マスのタイプ

A)何もなし→その土地のテキストあり
B)おみやげマス→お土産山札からランダムで1まいひく
C)ルートマス→活動or風景をもらう(自分で選択)

■プレイヤーが判断できる箇所

1)活動カードをひくか風景カードをとるかの選択ができる
2)お土産カードをいつ使うかの判断
3)ゴール直前でコースを選べる

■たのしいポイント

・道中でカードをたくさんもらえるのは単純にうれしい→何かもらえるというのはうれしい。
・活動カードか風景カードを選ぶ時に悩めるので、自分でゲームを動かしている気分になれる(どちらを選んでも詰むことはないやさしい設計)
・サイコロを振った後のよろこび
 カードがもらえるマスにとまるとうれしい
 何もないマスだと残念

 6がでたらうれしい?先にゴールすると得点がひくいけど、ゴールボーナスがある。
 →サイコロの目が6だとよろこんでよいのかどうかが微妙だから、もりあがるのか?
  どうせなら「この目よ、でろでろ!でたー!やったー!」と盛り上がる目はどれなのかが、サイコロを振る前から分かった方がよいのではないか。
・お土産カードをランダムでひくどきどき。ガチャのたのしみ。

■協会側のメリット

・活動をしってもらうことができる
・風景をしってもらうことができる
・お土産をしってもらうことができる
・どの場所にどんな観光地があるのかを知ってもらうことができる
・遊びをとおして自然と子供たちに認識してもらえる

■ユーザー側メリット

・すごろくなら小さい子でも遊べる
・親子で遊べるゲーム(アナログというところが好感)を無料でもらえる
・親子で工作ができる(カードをきるたのしみ)
・1回しか遊ばなくても作る工程、遊ぶ工程の時間を楽しめる。
・今度ドライブに行く場所を親子で相談できる
・あたらしい観光情報をしることができる。

■■まなべること、吸収したいこと

・実際のMAPに観光地が配置してあると、イメージしやすいのでよい。
・「すごろく」は認知度がたかいので、とりあえずやってみようという気になる。認識してもらえる。
・カードにとまると何かがもらえるというののはうれしい。MAPとは別にカードをもらえるようにしよう。
・何かを山札からランダムで引くときはガチャガチャのどきどきがある。
・「どっちにしようか」と判断するポイントがあると、ゲームをしている気分になる(すごろくだと完全に運)
・サイコロの目に何が出てほしいのかが、サイコロを振る前から祈れるような状況だともりあがる
・しってほしいことは「カード」にして、そこのテキストとして提供するのがわかりやすい。それだとMAP上も煩雑にならない
・サイコロの目がよすぎてもわるすぎても、どちらが勝つかわからないようなボーナスをつけておく(最後までどきどき)
・45マスは結構長い。3×15ターン。1回休みも含めると20ターンくらい。これは長すぎるのでもっと短時間で終わるようなゲームじゃないと、親が子供につきあって遊ぼうという気にはならなさそう。
・短時間でおわっても、ランダム山札からどんなカードがでてくるのかで、たのしみがかわるのであれば、何回も楽しめそう。
・準備とかたづけが簡単なのも大切。すべてのカードが山札として準備できるようなルールだとなおよい。活動と風景をいちいち選ぶのはめんどくさくて、2回目はやらなさそう。
・ただしこのゲームは「1回遊んでもらえればOK」なのだろうから、そういった点は優先順位をさげているのかもしれない。
・成果物として「北海道全体のMAPすごろく」というのは、ぱっとみてとても「わかりやすい」。PRのためのゲームというのがすぐにつたわる。これがカードゲームだと「なんのゲーム?」という感じになってしまうかも。


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