シティリーグS2 準優勝ロスギラ:対戦日記

2024年1月24日 18:14

こんにちは、ぐっち〜です。
noteを開いて頂きありがとうございます。
S2のシティリーグに参加し準優勝をすることができましたので、振り返りをしようと思い記事を書かせていただきます。
至らないところもあると思いますが暖かい目で見守ってください😊

1.はじめに

軽い自己紹介です。
ぐっち〜と申します。
ロストゾーンを軸にしたデッキタイプが好きです。
あと、コントロールやLO！

ポケカを競技として取り組み始めて3年目になり、
シティリーグに力を入れたのは昨年の2023シーズンからです。

〜シティリーグの主な成績〜
・'23 S1:Aライコウロスバレ(ロストデビュー戦)
1-3 予選敗退...
・'23 S2:Kダイナジュラピカロスト
4-0 ベスト4！
・'23 S3:一撃ルギア
1-3 予選敗退...
・'23 S4:空封ロスバレ
3-1 ベスト8！
・'24 S1:ロスギラ
5-0 ベスト4！
・'24 S2:ロスギラ
5-0 準優勝！

3シーズン連続でトーナメント進出！！
上がったデッキは全てロストゾーンを軸に戦っていくデッキタイプです！

'24はシティリーグ優勝を目標にしているのであと一歩届かず2シーズン連続で悔しい思いをしています...
2シーズン連続で種切れ負け...

2.デッキ選択

シティリーグに出るにあたって大事なことは環境読みとデッキ選択です。

Tier分けはしていますが、今の環境はどのデッキが勝ち上がってきてもおかしくないくらい難しいです。
そのため自分の手に馴染んだデッキ(ロスト軸)でいこうとS2が始まった時から考えていました。

また個人的な考えですが、シティリーグはCLと違いTier上位のデッキと当たることが経験上多いです。
特にTier1、Tier2に属しているデッキには5〜6割以上の勝率がほしいです。

それらを考えて最終的な候補は
・赤ロスト
・CL優勝ロスト
・ロスギラ
この3つに絞りました。

・デッキ解剖

候補になった3デッキの｢強み｣｢弱み｣｢Tier上位デッキの有利不利(リザ、ロスギラ、サナ、ロスバレ)｣について書いていきます。

1.赤ロスト
①強み
・サイド1のポケモンで戦う
・小回りが効く
・わざマシンによる｢捲り｣が容易
・ポケギアによるサポートへのヒット率の高さ
・他のロストと比べて枠に余裕があるためピン刺しを増やせる(キバナが強く使える)
・ミラージュゲートに依存せずに技宣言できる。

もっとありますがこんなかんじです。

②弱み
・ゲッコウガがいない為、サイドの複数取りが難しい
・炎エネルギーが見えた瞬間相手はマナフィをベンチに出さなくなる(相手のベンチを圧迫できない)
・HPが高いポケモンに対しては複数回の攻撃が必要となる
・ジラーチ採用が多い為ロストマインの通りが良くない
・ハンド干渉がややきつい(勝ちに必要なピン刺しのカードが多く、それを引かないといけないため)
ざっとこんな感じです。

③Tier上位デッキに対して
・リザードン:5割
ダメカンをばら撒いてからデヴォリューションを宣言できるかが鍵。
終盤のナンジャモによって勝ち筋が消えてしまうこともあるので注意。

・ロスギラ:6〜7割
序盤はおとぼけスピット、終盤はロストマインやかえん爆や火事場の一発でサイドをとりきることができる。
またロスギラにはジラーチの採用が少ないため
かえん爆をギラティナVstarに使用した後ロストマインで回収することもできるので、サイド2枚差が付いていても勝ちやすい。
サイドを4にした時のナンジャモや3以下のツツジで手札が弱くなると一気に逆転されてしまうので注意。

・サーナイト:3〜4割(4割あればいい)
正直戦いたくない相手。
後1からサイドを先行しても、リバーサル手張りとジラーチ出しですぐに捲られることがほとんど。
相手のジラーチ出しが遅れてダメカンをばらまいても｢月明かり｣とクレセリアで無かったことになってしまう。
たまーに｢デヴォ｣を使う。
キツイです...

・ロスバレ:6〜7割
後攻1ターン目からおとぼけスピットを打ちサイドを先行すると楽になる。
ロスバレはナンジャモの採用が少なく、さらに青ロストの場合はジラーチ採用が少ないのでサイド4まではおとぼけスピットで取りすすめ、サイド3以下にするのは1ターン待ちロストマインを打ちます(キュワワーに6点ずつorキュワワーヤミラミに乗せる)
相手のベンチが空いていれば返しにやまびこホーンでスピットで倒したポケモンを呼び出しサイドを3枚取りしツツジに備えます。
赤ロストミラーの場合は先殴りした方が勝ちになるケースがほとんどなので、1ターン待つことなくミラージュゲートで後続を育てながらサイドを1枚ずつとり進めると良いです。

このデッキを断念した理由
主にサーナイト、リザードン対面が勝ちきれないことにありました。
毎ターン飛んでくるナンジャモによって抱えていた手札が流されてしまい、勝ちが遠くなることが多くありました。
シティではリザードン、サーナイトにはそれぞれ1〜2回は当たると考えた為断念しました。

2.CL優勝ロスト
強みや弱み、Tier上位のデッキに対しての勝ち方など詳しくはharuさんのnoteをご覧下さい。
ここでは省略します。

個人的にですが、
Tier上位にいるリザードン、サーナイトに対しては勝ちにくいと感じました。(毎ターン飛んでくるナンジャモが辛くてプランが取りにくい…)
他のデッキに対しては勝ちやすい印象。

断念した理由
とても良いデッキで最後まで使うか悩みましたが、
1〜2回は当たるであろうリザードンやサーナイトに対して勝てるビジョンが無かった為持っていくのを断念。
練度もそこまで高くないことも理由のひとつ。

3.ロスギラ
①強み
・｢スターレクイエム｣による強制気絶
・高火力280の｢ロストインパクト｣
・｢アビスシーク｣による安定感アップ
・ヤミラミ、ウッウ、ゲッコウガなどの優秀なアタッカー
・雪道カウンターキャッチャーツツジ(ナンジャモ)による捲り手段
・ほぼ全てのデッキタイプに5割の勝率はある

②弱み
・ロストバレットと違い高火力を出すのに1ターン待つ(ギラティナVの進化)必要がある。
・ロスバレと比較してロストの貯まる速度が遅い。
・リストが56〜58枚は固定のことが多いため、デッキの内容がバレる(相手が戦いやすくなる)

③環境上位デッキに対して
・リザードン:5〜6割
サイドの取り方を間違えなければギラティナが1回の攻撃で倒されることは無いので比較的戦いやすい。
アビスシークを宣言する余裕がある。
雪道によって相手が何も出来ないこともある。
リザードン側にデヴォリューションの採用が多いため、サイド2を取っても油断できない。

・ロスギラ:5〜6割(個人的には9割勝てる)
相手の展開が渋そうなら先殴りしてサイドを先行していきますが、それ以外はアビスシークでロストを増やし山を強くしていきます。
ミラージュゲートはサイド3以下にする前に使い切らないようにします。(2枚残しておくと戦いやすくなる)
展開はキュワワー×1、ギラティナ×3、ゲッコウガ×1で問題ないです。

・サーナイト:7割
アビスシークを使用していき、サイドを先行させることで相手のリバーサル、カウンターキャッチャーを防ぐと勝ちやすくなる。
後1スピットは相手側にラルトスが1匹しないない時にしか使用しない。
相手がサイドを取ってくるまでずっとアビスシークを宣言していても問題ない。(終盤のナンジャモで山が強くなる)
アビスシークを宣言し続ける(ターンが進む)と相手も展開をしてくる為ラルトスやキルリアを出す余裕が無くなります。(マナフィやジラーチを出す為)
ベンチがいっぱいでマナフィが出ていなければ手裏剣、ジラーチが出ていなければロストマインを宣言していくと良いです！
スターレクイエムのタイミングもありますが割愛させていただきます💦

・ロスバレ:5割
ギラティナ3匹で相手の攻撃を6〜8回受けれるように入れ替えカートを大切にしていきます。
ジラーチを採用していない都合上、相手はサイド4にしたら残りはギラ×2をまとめ取りしてくると思います。(ツツジケア)
そのため、ナンジャモを使用するタイミングを間違えないようにします。
最初の番にアクロマが引けず、仕方なくナンジャモを使用すると苦しくなります。

アクアストームのカイオーガが入ったロスバレには3割くらいの勝率だと思ってください。
アクアストームカイオーガ(通称:CL優勝ロスト)はかなり練度の高い人しか握ることがないと思ったため、シティリーグで対戦するのは多くて1回だと予想しました。

個人的な練度、環境上位デッキに対しての勝ち筋、S1のリベンジも含めてロスギラを握ることに決めました。

・採用カードについて

まず、今回使用したデッキリストです。

世に出回っているロスギラのnoteに採用理由など細かいところは書いてあることが多いので、こだわったところだけ書きます。

・ギラティナV 4枚
アグロデッキ(ミライドン、トドロクツキ)の増加の影響でギラティナ3枚使用することが多く、サイド落ちや1枚ロストしてもいいように4枚の採用です。
また、アグロデッキ以外には1ターン目にアビスシークを使用したく、ギラティナが手札にくるorギラティナスタートする確率を高めました。

・バトルVIPパス3、ネストボール4
よく見るロスギラの構築はこれの逆のことが多いですが私はパス3、ネスト4にしています。
バトルVIPパスは1回使用できれば良いとかんがえました。
1ターン目に引けない場合山札に要らないものが混ざった状態になってしまいます。ロストに送る札を迷わないメリットはありますが、ナンジャモやツツジで引いた時はロストに送れません。
また、ナンジャモを採用するデッキが多い(リザ、サナ、その他諸々)ため、山を混ぜたい場面が多くありました。ネストボールを引ければ山を混ぜることは可能になるので最大限の4枚採用にしています。

・キャンセルコロン
最後まで採用するか悩んだ1枚です。
使用する対面は主にロスバレ、サナ、リサです。
マナフィとジラーチの特性を無くしてサイドをまとめ取りしたり、システムポケモンを倒すことができます。
Tier上位デッキには刺さるためポケギアよりも採用したいと思いました。
また、ポケギアは安定感が上がりますが、勝ち筋は増えません。
キャンセルコロンは安定感は上げる札ではありませんが勝ち筋を増やす札で攻めのカードです。
しかし、使用する対面が限られてしまい、邪魔になることもあります。ですが、グッズのため使用可能でロストに送ることもできることもあり採用することに決めました。
また、相手のジラーチやマナフィをバトル場に呼んで放置するだけでも強いです。

主な使い方です。

対サナ
ギラティナのアビスシーク連打でギラティナが取られた返しに手裏剣を使用してラルトス(キルリア)を2枚取っても良いです。
また、アルカナサーナイトにスピットを当てて終盤にロストマインでキルリアと同時に倒したり
サケブシッポで攻撃してきた際にロストマインで回収してもOKです。

対ロスバレ
サイドが1-1交換で進んでいき、中盤にギラティナを取られサイドが逆転されることがあります。
離されたサイドを追いつく(逆転する)ために終盤に手裏剣でサイドを2枚取ります。
正直ここまでしないとロスバレ対面は勝てないことが多いです…

対リザ
序盤の手裏剣でヒトカゲを盤面から消せるなら使っていっても良いです。
主に中〜終盤にジラーチが出てきてから使うと強いです。
リザードンにロストインパクトを使用してからロストマインでロストインパクトを当てたリザードンとベンチのヒトカゲに5-7でばら撒くとサイドを2枚取りながらリザードンを減らすことができます。(この時に雪道ツツジを使うと相手は次の番ほぼ何もできない)
これができると相手のベンチにはリザードンが1匹になると思うのでそこにスターレクイエムを使用しリザードンを消します。

もうひとつの使い方が
リザードン2匹にロストマインを打つ時です。
最近はリザードンにデヴォリューションを採用している構築が多く見られます。
デヴォリューションを採用している場合、こちらがサイド2枚取ると相手のリザードンが出せる火力は240。
ギラティナ2匹に240を当ててからデヴォリューションを使用されるとギラティナが盤面からいなくなる&サイドをまとめ取りされてしまい致命的になってしまいます。
そのため、サイドを取らないように(相手のリザードンが180しか出せないように)リザードン2匹にロストインパクトを当てて雪道ツツジ(ナンジャモ)からロストマインでリザードン2匹倒せればあとはスターレクイエムを打つだけなので楽になります。

もっと上手い使い方があるかもしれませんが、私はこのように使っておりました。

・不採用カード

・ポケギア
キャンセルコロンとどっちを採用するか最後まで悩んだカードです。
入れるなら2枚にしたく枠が無い＋キャンセルコロンの説明でもあった勝ち筋を増やす札では無いため今回は採用せず。
｢無くても引ける｣という気持ちを持ってシティに挑みしっかり引けていたので、気持ちで勝ちましょう笑

・メタモン
スタートしたいポケモンでスタートできる確率を上げるカード。
メタモンにジェットエネルギーを貼り特性を使用するとエネルギーもトラッシュに行ってしまいアビスシークや花選び後の逃げができないことが練習であったので不採用。
強いカードなのは間違いないです。

3.当日のマッチアップ

ミライドンやトドロクツキなどのアグロデッキや
ロストバレットに勝てるようにジャンケンに勝ったら後攻を取るようにしていました。

対戦に集中しすぎていたせいでサイドレースや展開したポケモンなどはあまり覚えていませんが、参考程度にご覧下さい🙇‍♂️

1.ピジョリザ後 6-3 ⭕️

緊張はしないでワクワクしていた笑
相手ヒトカゲスタート
リザ対面は自信があった為、少し気持ちが楽に。
サイドは先行されたものの、相手が2引き目のリザードンを立てる前に雪道ツツジを使い逆転勝利。

2.ミライドン後 6-3 ⭕️

ミライドン相手に後攻を取る事に成功。
ひたすらロストを貯めようとするも1ターン目はロスト2枚で番終了。
相手の2ターン目にギラティナVをライコウで取られる。(ベンチに3エネ付いたライチュウ)0-2
ギラティナを2枚展開しつつロスト6枚にしておとぼけスピット (ボスでギラティナを取られてもカウンターキャッチャーツツジができる手札）
前のウッウがライコウに倒さる 0-3
カウンターキャッチャーでライチュウを呼びツツジ
からのロストインパクト 2-3
相手何もできずそのままサイドを取りきり勝利。

3.トドロクツキ後 6-5 ⭕️

相手のデッキシールドがCL32位以内の人しか貰えない物を使用しており、ちょっとワクワク笑
強い人とやれるの楽しい。

対戦内容あまり覚えていないですが、
相手はツキ×2、ガラルファイヤーvのみの展開
2ターン目までスピットを打っていて相手の2、3ターン目にカラミティストームと狂いえぐるでギラティナv取られた気がする...
この時点でサイド2-4
ギラティナが取られたら負けなのでツツジを打ちながらツキから取るプラン。
そこから上手く逆転勝利。

アツい試合だったので録画しておきたかったです笑

4.ロスト黒リザ後 6-1 ⭕️

対戦経験が少なくあまり当たりたくなかった。
相手のマナフィがサイド落ちしているのもあり、2ターン目に月光手裏剣を決めてヒトカゲを枯らすことに成功。
そのままサイドを取りきり勝利。

5.抜群ロスト後 6-2 ⭕️

相手のスタート｢ミュウ｣雷エネ手張りエンド。
この時点でキュワワーが見えておらず、ミライドンだと思っていました。
ミライドンなら相当事故っていると思った為、後1スピットを打とうと
キュワワー×2、ギラティナ×2、ウッウ×1
で展開をし、後1スピット。
2ターン目にキュワワーが出てきてロストと判明
ただ、相手も手札があまりよろしくなくそのままサイドを取り進めて勝利。

予選2位通過

準々決勝トドロクツキ後 6-4 ⭕️

1番緊張していた笑
マリガンもあり理想通りの展開ができていました。
またマリガンの際に悪エネしか見えなかったのでキュワワーを多めに出しても問題ないと思い、2匹以上展開したと思います。
相手のプレミなどもあり、2-2-2のプランでサイドを取りきりました。

準決勝ミライドン後 6-3 ⭕️

予選の時に斜め前にいた方だったこともあり、デッキがミライドンであることはわかっていた為ジャンケンに魂をかけて勝利！勿論後攻！
ギラティナスタートだったが花選びアクロマでロスト4で番終わり。
前のキュワワーを取られるもギラティナを2匹進化できたのでそのままゴリ押して勝利。

決勝 CL優勝ロスト(カイオーガ無し) 後 0-3 ❌

キュワワースタート、手札にはアクロマ！
｢優勝できる！！｣と思っていました笑
1ターン目の｢花選び｣と｢アクロマの実験｣で手札に来たのは大量のエネルギーとアクロマの実験3枚、頂への雪道、、、
ポケモンにもボールにもヒットせず、なくなく最初から手札にあったヤミラミ2匹を出して引っ掻くエンド。
とあるサイトで確率計算をしたのですが
最初のドロー＋花選び＋アクロマの計8枚ドローで
ギラティナV、キュワワー、ゲッコウガ、VIPパス、ネストボールのどれかに当たる確率は
96.66%らしいです笑