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【遊戯王】《エクシーズ・シフト》がいつのまにか強くなっているという話。

はじめに

はじめましての方ははじめまして。こんにちはの方はこんにちは。ぐちゃと申します。

今回は密かに強くなり続けている《エクシーズ・シフト》というカードを紹介したいと思います。

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《エクシーズ・シフト》通常魔法
自分フィールド上のエクシーズモンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターと同じ種族・属性・ランクでカード名が異なるモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚し、このカードを下に重ねてエクシーズ素材とする。この効果で特殊召喚したモンスターは、エンドフェイズ時に墓地へ送られる。「エクシーズ・シフト」は1ターンに1枚しか発動できない。

エクシーズモンスターをチェンジする効果を持っています当時はチェンジ先が弱かったり、そもそもチェンジ先がなかったりと不遇なカードでしたが、9期~11期を経てエクシーズモンスターの数が増えて強いエクシーズモンスターを出せるカードになりました。そこでこの記事では以前はできなかった《エクシーズ・シフト》を使った動きを紹介していきます。

※この記事では対応するモンスターの一部を掲載しています(《エクシーズ・シフト》に対応するモンスターの一覧はこちらから)。

《No.39 希望皇ホープ・ルーツ》→《FNo.39 未来皇ホープ》

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《No.39 希望皇ホープ・ルーツ》から、ランク1として扱う《FNo.0 未来皇ホープ》になることができます。《FNo.0 未来皇ホープ》自体はかなり昔のカードですが、重ねてエクシーズ召喚できる《FNo.0 未来龍皇ホープ》が来たことでメリットが生まれました。《エクシーズ・シフト》のデメリットを回避できるだけでなく、実質レベル1モンスターを2体並べるだけで《FNo.0 未来龍皇ホープ》を出せることになります。レベル1を並べることができるデッキでは相手の意表を突いて最強レベルのエクシーズモンスターを出すことができます。

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《森のメルフィーズ》→《わくわくメルフィーズ》

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《森のメルフィーズ》で「メルフィー」カードをサーチした後に《わくわくメルフィーズ》で攻勢に転じることができます。《わくわくメルフィーズ》の召喚条件は獣族レベル2×2体ですが、《エクシーズ・シフト》で実質レベル2×2体にすることができます。《エクシーズ・シフト》のデメリットも、メインフェイズ2で《天霆號アーゼウス》を重ねてエクシーズ召喚することで回避できます。《エクシーズ・シフト》を使う事でサーチ→攻撃→妨害までいけるのが強みです。

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《ダウナード・マジシャン》→《ガガガガマジシャン》

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メインフェイズ2限定になりますが、ランク3以下のモンスターに《ダウナード・マジシャン》を重ね、《ガガガガマジシャン》にチェンジすることでエクシーズモンスターを2体にできます。《旋壊のヴェスペネイト》でデメリットを回避できるだけでなく、《FNo.0 未来皇ホープ》や《無限起動要塞メガトンゲイル》といった大型モンスターになることができます。闇属性・魔法使い族・ランク4モンスターは他には《星刻の魔術師》や《アルケミック・マジシャン》がおり、それぞれ効果を発動することができます。

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※《星刻の魔術師》はエクシーズ召喚でのみ特殊召喚可能なので、《エクシーズ・シフト》のリリースするエクシーズモンスターとして利用可能。

※《アルケミック・マジシャン》はエンドフェイズに効果を発動できますが、《エクシーズ・シフト》のデメリットによって墓地に送られます。

《御影志士》→《結晶の女神ニンアルル》

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岩石族モンスターをデッキから手札に加えた後に、魔法使い族モンスターを墓地から手札に加えることができます。直接的なシナジーはありませんが、デッキによっては下準備を全て終わらせてしまうことができます。《召喚僧サモンプリースト》はランク4を出しやすいモンスターであり、《結晶の女神ニンアルル》で回収することができるのでとても相性が良いです。ともに地属性であり、《旋壊のヴェスペネイト》を重ねてエクシーズ召喚することで《ブロックドラゴン》の特殊召喚条件を満たしやすくなります。

《旋壊のヴェスペネイト》→《無限起動リヴァーストーム》

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《旋壊のヴェスペネイト》はランク4の上に重ねてエクシーズ召喚できるので、実質ランク4から地属性・機械族モンスターをサーチor墓地送りすることができます。任意のランク4から入ることができ、《機巧狐-宇迦之御魂稲荷》や《パワードクロウラー》などのサーチしにくいモンスターもサーチできるのが強みです。《エクシーズ・シフト》のデメリットは《迅雷の騎士ガイアドラグーン》を重ねてエクシーズ召喚することで回避することができます。エクストラデッキの枠を大きく取ってしまいますが、レベル5を2体揃えることが難しいデッキでは《エクシーズ・シフト》で特殊召喚するのもありです。

《宵星の機神ディンギルス》→《No.15 ギミック・パペットージャイアントキラー》

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「オルフェゴール」リンクモンスターに重ねてエクシーズ召喚できる《宵星の機神ディンギルス》を《No.15 ギミック・パペットージャイアントキラー》に変換して除去効果を連続して使用することができます。単体性能では《宵星の機神ディンギルス》の方が強いですが、《CNo.15 ギミック・パペットーシリアルキラー》に重ねてさらに除去したり、《RUMー幻影騎士団ラウンチ》で《真竜皇 V.F.D.》で制圧したりすることができます。除去効果を1ターンに何度も使用したい場合は《エクシーズ・シフト》するのもありでしょう。

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「ギミック・パペット」つながりで闇属性機械族ランク8である《No.40 ギミック・パペットーヘブンズ・ストリングス》も出すことができます。《No.40 ギミック・パペットーヘブンズ・ストリングス》の効果使用後、RUM魔法を発動してゲームエンドまで持っていくことができる《CNo.40 ギミック・パペットーデビルズ・ストリングス》を特殊召喚できます。

レベル8を2体揃えるのは専用構築を以外では難しいですが、《宵星の機神ディンギルス》は「オルフェゴール」リンクモンスターを出すだけで特殊召喚できるので、メインデッキの枠を節約することが可能です。

汎用的に使えるものではありませんが、この例のようにデッキとなる可能性を秘めた繋がりも見つけることができます。

おわりに

いかがだったでしょうか?

《エクシーズ・シフト》はかなり古いといわれるカードになりましたが、エクシーズモンスターが増えれば増えるほど活躍の機会が増えるカードです。今後もこういったカードはサイレント強化されていくので覚えておくとお得です。

この記事があなたのデッキ構築の一助になれば幸いです。

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

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