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【遊戯王】《天球の聖刻印》からできることまとめ

はじめに

こんにちは。ぐちゃと申します。

《天球の聖刻印》は以前投稿した《水晶機巧ーハリファイバー》や《聖騎士の追想 イゾルデ》でできることと比べて、相手ターンに効果を発動する点やドラゴン族モンスターサポートである点などできることの幅は少ないです。しかし、特殊召喚するモンスターによっては独創的なデッキを作ることができたり、相手ターンだからこそ意表を突いていくことができます。今回はそんな、《天球の聖刻印》のできることを見てみましょう。

今回も記事の内容を画像一枚にまとめましたので、時間が無い方やモンスターの効果を全て把握している方はそちらを参考にしてみてください。

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闇属性・ドラゴン族モンスターのサーチ

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手札を一枚効果で捨て自身を対象にすることで、闇属性・ドラゴン族のモンスターをデッキから手札に加えることができます。他に自分のモンスターが存在していればそちらを対象に効果を発動することもできます。自身の効果で特殊召喚したわけではないので除外されず、再び効果を使える可能性が高いです。手札一枚捨てるのはコストではなく効果なので、「暗黒界」モンスターや「シャドール」モンスターと相性が良いです。

「融合」「フュージョン」通常魔法のサーチ

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特殊召喚時に手札を一枚捨て(こちらはコスト)、「融合」「フュージョン」通常魔法カードをサーチすることができます。そのターン融合モンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できなくなるデメリットがありますが、相手ターンに特殊召喚するので余り気になりません。サーチするカードは通常魔法である必要があるので、《未来融合ーフューチャー・フュージョン》などはサーチ出来ませんが、サーチ対象のカードの中にはデッキの核となるカードも存在するので、《天球の聖刻印》から除去をしながら用意できることを覚えておいて損は無いでしょう。

レベル4以下のドラゴン族モンスターのサルベージ

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特殊召喚時に墓地のレベル4以下のドラゴン族モンスターを回収することができます。《天球の聖刻印》をリンク召喚に使用したモンスターを回収して次のターンの起点を用意できるだけでなく、墓地効果で展開の補助もできます。下級モンスターですが、あえて《天球の聖刻印》から特殊召喚するだけのメリットを備えています。

相手モンスターと融合召喚

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特殊召喚時に手札を1枚捨てることで、相手モンスターと融合召喚ができるモンスターです。《天球の聖刻印》で除去しながら出てくるので、相手の場をよく見ておく必要がありますが、相手の場を2枚処理しながら融合召喚できるので、ボード・アドバンテージ面では最強レベルです。このモンスターと融合召喚できる主なモンスターは以下の通りです。

★《アルバスの落胤》で融合召喚できるモンスター一覧
・《灰燼竜バスタード》(+攻撃力2500以上のモンスター)
・《痕喰竜ブリガンド》(+レベル8以上のモンスター)
・《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》(+闇属性モンスター)
・《捕食植物ドラゴスタペリア》(+融合モンスター)
・《捕食植物トリフィオヴェルトゥム》(+闇属性モンスター2体)
・《沼地のドロゴン》(+闇属性・ドラゴン族以外)
・《ヴァレルロード・F・ドラゴン》(+闇属性・ドラゴン族)

※他に融合できるモンスターはこのページで確認できます。

「ドラゴンメイド」展開

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特殊召喚でも効果を発動できる「ドラゴンメイド」モンスターを場に出すことで、展開の起点にすることができます。特に《ドラゴンメイド・ティルル》と《ドラゴンメイド・パルラ》は効果を発動し、バトルフェイズにフォルムチェンジすることができます。低ステータスを曝すこともなく確実にアドバンテージを稼ぐことができます。任意のドラゴン族モンスター2体からできるので、数枚出張パーツとして採用することも可能です。

「墓地に送られた」効果の再利用

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《ドラグニティアームズーレヴァテイン》を特殊召喚すれば、墓地のドラゴン族モンスターを装備することができます。《黒鋼竜》や《太古の白石》などを装備して《ドラグニティアームズーレヴァテイン》がフィールドを離れることで墓地に送られた場合の効果を使用することが出来るようになります。《黒鋼竜》や《太古の白石》を《天球の聖刻印》から直接リクルートしても同じ結果にはなりますが、デッキ枠を圧迫したくない場合やフィールドの数を参照する場合などはこちらを優先することも出来ます。最後の効果は相手依存かつ攻守が0になってしまうため期待できませんが、効果に依って墓地に送られた場合装備カードを特殊召喚できるので、さらに墓地に送られたときの効果を発動することが出来るようになります。

《銀河眼の光子竜》

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効果によって戦闘破壊されないので場に残りやすく、除外から帰還するとステータスが元に戻るので返しのターンのバトルに参加させることができます。【ギャラクシー】【フォトン】などの豊富なサポートを受けることができるため、出張として採用することができます。

相手依存の展開

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《兵隊竜》や《ダーク・ホルス・ドラゴン》は相手のカードの発動に反応してモンスターを特殊召喚することができます。攻守が0になるため効果を使えずに戦闘破壊されてしまう可能性が高いので、《天球の聖刻印》を使うタイミングに注意する必要があります。特に《ダーク・ホルス・ドラゴン》は相手の魔法カードの発動にしか反応しないので、《天球の聖刻印》から特殊召喚するだけでは《ダーク・ホルス・ドラゴン》の効果の発動を期待するのは難しいです。ですがそれぞれ特殊召喚できるモンスターの範囲が比較的広いので相手依存とはいえ狙ってみる価値はあります。

除去

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《白き霊龍》
 特殊召喚時に相手の魔法罠カードを1枚除外する。
《ディープアイズ・ホワイト・ドラゴン》
 効果で破壊された場合、相手モンスター全て破壊する。
 特殊召喚時に墓地のドラゴン族モンスターの攻守をコピー。
《魔装邪龍 イーサルウェポン》
 特殊召喚時にフィールドのモンスターを1体除外する。
《獄炎のカース・オブ・ドラゴン》
 特殊召喚時にフィールド魔法を1枚破壊する。
 自分のターンにフィールドで融合召喚できる。

《天球の聖刻印》からさらに相手のカードを除去することができます。状況によっては強力な除去になりますが、相手の場にカードが1枚しかない状態では実力を発揮できません。除去目的で採用する場合はあくまで選択肢の一つとして考えておくと良いです。

妨害

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《アモルファージ・イリテュム》をリクルートすることでエクストラデッキからの特殊召喚を封じることができます。攻守が0なのでバトルフェイズに戦闘破壊されメインフェイズ2に展開される可能性が非常に大きいですが、相手のテンポダウンができる点は優れています。また、ペンデュラム召喚を主体に戦うデッキであれば次のターンにペンデュラム召喚からステータスを復活させて特殊召喚することができ、長期戦になればなるほどその実力を発揮することができます。

《コアキメイル・ドラコ》は光・闇属性モンスターの特殊召喚を封じることができます。光・闇属性モンスターを使用しないデッキは少数なので、タイミングさえ選ぶことができれば完封することもできます。反面、《アモルファージ・イリテュム》よりも回避できるデッキは多いのでプレイングが重要になるカードです。

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《オッドアイズ・ペルソナ・ドラゴン》と《ブルーアイズ・ソリッド・ドラゴン》は相手モンスターの効果を無効にすることができるモンスターです。前者は対象にするモンスターに制限があり、後者はタイミングに制限があります。それぞれ「オッドアイズ」「ブルーアイズ」カテゴリに属していることもあり、どちらを優先するかはデッキによって変わると思います。

おわりに

いかがだったでしょうか?

相手ターンに特殊召喚する効果なので、展開に繋げていくことはできませんがサーチや妨害するモンスターが数多く存在します。ドラゴン族モンスターを2体用意できるだけで、ドラゴン族デッキ以外でも活躍できるポテンシャルを秘めているので序盤の動きとして幅広く採用することができます。

この記事が貴方のデッキ構築の一助になれば幸いです。

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

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