横浜Fマリノスの宮市亮選手が、Jリーグ初得点を記録した。とても、感慨深い。
彼が注目を浴びたのは、いまから12年前の2010年。何と当時高校3年生だった彼を、ベンゲル監督率いるアーセナルが獲得したのである。日本国内のみならず、海外においても、その将来を嘱望されていた選手だったのである。
ところが、アーセナルへの加入決定後、イングランドでの就労ビザ発行基準を満たしていないことから、オランダ:フィイエノールトでのプロキャリアスタートとなった。(欧州主要リーグで日本人最年少デビューとゴールを記録している)
その後、アーセナルへと戻るのだが、彼は怪我による離脱を繰り返し、ヨーロッパのチームを転々としながら、ドイツ2部のザンクトパウリへ2015年からマリノス移籍前まで所属している。
そんな彼が、昨年Jリーグへと移籍してきたことは、少なからずともテンションが上がった。怪我を繰り返しながらも、武器であるスピードが落ちていないのが、すごい。
マリノスのサッカーにも合っているので、これからの活躍を期待したいし、夢の続きを見たいと思わせる選手である。
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