ストレートな物言い

日本人は何となく察してもらおうと言う奥ゆかしい文化があることは、否定できない。

ところが、これがビジネスの場においては、スピードを落とす要因になっているように思う。いや、正確には昭和な仕事の進め方においては対面での交渉がメインだったので、もしかしたら奥ゆかしい物言いの方が、物事が円滑に進んだのかもしれない。

ところが、時は流れ時代は令和である。
webミーティングやチャット、メールと対面でなくともコミュニケーションが取れる時代に、行間を読ませるような物言いや文面は、それだけで時間をロスする。

ストレートな物言いは、時に摩擦を生むこともある。それでも、仕事の多くは判断の連続なので、意図を明確に伝えることは、スピードを上げることの第一歩ではないかと思う。