【伝授します】祇園祭のおすすめの楽しみ方

昨日は私がコロナに感染して、毎年のルーティンになっていた祇園祭を今年は観に行くことができなかったという話をしました。

そのため、やはり個人的に残念ではありました。

しかし昨日の投稿で述べたように、祇園祭というのは7/1〜31日までの1ヶ月間にわたって開催される祭礼なので、今月31日まで祇園祭を見に行く機会というのは残されているのです。

というのも、1ヶ月間にわたる祭礼の最大の山場といわれるのが、昨日(7/17)行われた前祭の山鉾巡行なのですが、この山鉾巡行はあくまでも前祭(さきまつり)の山鉾巡行であり、後祭(あとまつり)の山鉾巡行はまだ行われていないのです。そしてその後祭の山鉾巡行は7/24(水)に行われる予定となっています。

このように祇園祭は、前祭(さきまつり)後祭(あとまつり)の2部制に分かれているのです。

これに関しては意外と知らない方が多いのではないでしょうか。

祇園祭を観に行ったことがある人はわかると思うのですが、祇園祭は日本三大祭の1つといわれているだけあって、毎年大勢の観光客が国内外から訪れる大イベントとなっています。

お祭り自体が盛り上がることは、京都が好きな自分としても嬉しいのですが、ただでさえ暑い京都の気候のなか、人混みをかき分けながら観光するというのは体力的にかなりキツいです。

実際、行ってみるとわかるのですが、山鉾を1つ1つ観光するためには、大通りと細い道を行ったり来たりする必要があるのですが、その道中にはたくさんの屋台があるため、人が常に渋滞している状態で身動きがとれなくなってしまいます。

せっかく祇園祭に来たのに、人の多さと暑さで体が疲れてしまったら、せっかくの京都観光が台無しになりますよね。

そこで皆さんが祇園祭を楽しんでもらうためにおすすめしたいのが、7/21(日)〜7/23(火)の夜に開催される後祭の宵山(よいやま)です。

宵山(よいやま)というのは、山鉾巡行の3日前から行われる、いわば前夜祭のようなもので、町のあちこちに設置されている山鉾をめぐって観光することができる期間のことです。

この宵山なのですが、ひとくちに「宵山」といっても、前祭の宵山と後祭の宵山とでは雰囲気が全く異なります。

前祭の宵山は、大通りが歩行者天国となり、たくさんの屋台が出て賑やかなお祭りムードになるのですが、前述したように人混みが激しくなるので体力的にも疲れてしまう可能性が高いです。

しかし後祭の宵山は、歩行者天国がなく、屋台も出展されていないので、人が前祭に比べて少なく、お祭り本来の幻想的で落ち着いた雰囲気のなかで山鉾を観光することができます。

人混みでむしむしする場所が苦手で、祇園祭に行くことをためらっていたという方は、ぜひこれから開催される後祭の宵山に訪れてみてはいかがでしょうか。

もちろん7/24(水)に行われる後祭の山鉾巡行も、時間に余裕があれば足を運んでみてください。

私は前祭はコロナで行けなかったので、後祭は宵山と山鉾巡行、どちらも足を運ぼうと考えています。

では最後に、私の推しメン(推し山鉾)を発表して終わりたいと思います。

後祭の北観音山(きたかんのんやま)です。


北観音山

金色の前掛けと飾り金具が鮮やかで、とても煌びやかな山です。また祇園囃子(ぎおんばやし)の鐘の音色がとても柔らかなところも推しポイントです。

皆さんも祇園祭に行かれた際は、自分の推しの山鉾を見つけてみてください!

本日もお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️










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