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インスタ運用

こんにちは。
今回の記事は前回の

「インスタグラムの基礎」

の続きになります。

前回は、SNSとは?というところから始まり、インスタグラムを利用したマーケティングのメリットをお伝えしました。

今回は、初めにインスタの特徴をお伝えした後、運用について解説していきます。



1.インスタの特徴

まずは特徴から説明します。
1)コミュニティができる
例えば、産後のママさんのインスタアカウントがあり、赤ちゃんや育児のことについて発信をしているとします。このアカウントをフォローするのはどんな人でしょう?きっと同じ赤ちゃんや育児のことで情報が欲しいと思っている人(=ママさん)が多いでしょう。

このように、似たような地域、ライフスタイル、趣味の人たちの集まるコミュニティができるという特徴があります。

ご存じの方も多いと思いますが、このようなコミュニティの中心にいる人のことを、『インスタグラマー』と言ったりもしますね。

2)フォロワー、顧客へ継続してリーチできる
おもに広告、マーケティングという視点で説明していきます。
広告には大きく分けて、「単発広告」と「永続広告」の2つがあります。

永続広告の方が、継続して顧客にリーチできるので囲い込みがしやすいという利点があります。ただ、難易度が高いというのが難点です。

単発広告 永続広告

また永続広告の中でも、「プッシュ広告」と「プル広告」の2種類に分かれます。

プッシュ広告とは不特定多数のユーザーに情報を届けることを目的に、「見てね!」とアピールするいわば攻めの広告です。
逆にプル広告とは、特定のユーザーに「自分から」情報を見つけてもらうことが目的の広告です。

プッシュ広告とプル広告

人の心理としては、「見てね!」と言われると見たくなくなるものなので、ユーザーが能動的に動いてくれるプッシュ広告の方が効率的と言えるでしょう。

また、継続的に情報発信をすることで、お客様に「誰がつくっているのか」、「どんな思いでつくっているのか」を伝えることができます。そういう意味では”お客様を育てていく”こともできる教育広告でもあります。


またインスタを使って、
・二次メディア(ブログやYouTube)への誘導
・商品販売
・店舗集客
・自社商品の宣伝
といったことも可能です。


2.インスタ運用

では、ここから具体的な運用方法についてお伝えしていきます。

運用方法で重要なのは5つです。
1、構造理解
2、プロフィール
3、コンテンツ
4、ハッシュタグ
5、運用

一つずつ解説していきましょう。

1、構造理解

勘のいい方はすでにお気づきかもしれませんが、インスタ運用で最も重要なのは実は「コンテンツ=何を発信するか」ではありません。
意識しておかなければならないのは

「人は人に集まる」

ということです。例えば、普段行く美容院。そのお店だから行くのでしょうか?その美容師さんだから行くのでしょうか?
商品にしろ、サービスにしろ、「何を買うか」、「どこで買うか」ではなく「誰から買うか」が重要なのです。

2、プロフィール

構造を理解したら、次はプロフィールの作成です。
実はプロフィールを見た時点での離脱率は74%もあります。つまり、100人があなたのインスタアカウントを訪れたら、74人が投稿を見ることなくプロフィールを読んだだけで離れてしまいます。

離脱率を下げるためのポイント

・アイコン
アイコンは風景や遠くに人が写っている写真ではなく、誰の写真なのかがはっきりと認識できる写真にしましょう。

・自己紹介文
自己紹介は箇条書きにしましょう。長い文章を書いても読まれずに離脱されてしまうだけだからです。パッと一目で理解できる自己紹介文にしましょう。

・URL
プロフィールに1つだけURLを載せることができますが、これも長いとプロフィール欄がごちゃごちゃしてしまうので、短縮できるアプリなどを使うことをお勧めします。

3、投稿

投稿は、9枚ごとの写真の色の統一感を意識するとアカウント画面を開いた際に、見栄えが良くなります。

また、先述の通り人は人に集まるので、自分の顔がわかる写真を投稿することが大切です。ただ、顔だけでは不十分です。届けたいのは、自分の顔ではなくライフスタイルです。そのために意識してもらいたいのは

「6歩バックの法則」

です。
意識的に6歩下がって写真を撮ることで、ライフスタイルが伝わる写真になります。

そして、文章は「幸福」、「知識」、「努力」が伝わるものにした方が、フォロワーにポジティブな印象を与えることができます。

4、ハッシュタグ

ハッシュタグの個数は5個が最適です。多ければ良いというわけではありません。

そもそもハッシュタグとは、投稿された記事をカテゴリ分けするためにある機能です。

5個のハッシュタグのうち、2個のハッシュタグを同じキーワードにすると、インスタのアルゴリズムに登録されやすくなります。
例)#旅行 #温泉旅行

5、運用

お客様と初めてお会いした後、交換するべきなのはLINEではなくインスタアカウントです。なぜならば、LINEはプッシュ広告、インスタはプル広告だからです。

インスタであれば、その人の投稿があったときにコメントすることで自然に連絡をすることができます。ここで大事なのは、ビジネス感を出さないことです。「またお待ちしてますね~」なんてコメントをしてはいけません。営業をかけられるのは、誰しもいい気持ちはしませんよね?
あくまで、投稿に対するコメントを心がけましょう。
例えば、ランチに行った投稿があれば、「美味しそうですね、今度行ってみますね」というコメントだけで十分なんです。

いちばん良くないのは忘れられてしまうことですから、自然なアプローチができて、自分の投稿を目にしてもらって覚えていてもらえる、そんなインスタはやはりマーケティングに最適と言えるでしょう。



3.まとめ

・インスタは、共通の価値観を持つ人たちのコミュニティができる

・インスタ運用で大事なのは、「人は人に集まる」ということを理解すること

・アカウントはぱっと見で、わかりやすいプロフィールにすると興味をもってもらいやすい

・インスタはお客様に自然に連絡をするのに最適



おわりに

今回は、インスタ運用について重要な要素をそれぞれ解説してきました。
インスタを運用して集客するまでの手順がイメージできましたか?

集客ができたら、次はリピートしてもらう必要がありますよね。
次回は、リピート獲得の方法について解説していこうと思います。

最後まで読んでくださってありがとうございました!
ではまた次回の記事で(@^^)/~~~

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