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動き出してみたら

 ◆重要性が高く、緊急性は低い、という事柄がある

 ビジネス研修でよく出る話だけど、十字に線を引っ張って、縦軸が緊急度(上が高い)、横軸が重要度(右が高い)で、4つの四角ができて、そのうち右下の四角のところだ

 この位置は、差し迫ってすぐやらなきゃ、というわけじゃない事柄なので、ついつい後回しにしてしまいがち

 しかし重要度は高いので、タラタラしていていざ期限が近づいてきたら、さあ大変 焦ってやって質の低い成果物ができあがっちまう

 つまり、このエリアの業務をきちんとスケジューリングして、余裕をもって進められるヤツが仕事のできるヤツ、ということになるのだが、日々においては、ここに手をつけるのが億劫だったりする ルーティンの作業をやっている方が楽だからね

 ところが、思い切ってえいっと動き出してみると、妙にポジティブな空気ができたり、視界がブワッと開けたり、テンションの上がる出来事が起きることが多い 僕の経験則では

 例えば、能動的にアクションを起こしてみたら、「誠実に仕事に取り組んでくれてありがとう」みたいなメールをいただいたとか
 長年悩んでいた業務に、周りを巻き込んでみたら意外なところから実にシンプルな解決の糸口が出てきた、とか

 これは仕事に限らず、プライベートでも同じだな、というのが今日の話

 ◆僕は趣味が音楽で、プロフィールにあるとおり宅録(曲を創ってアレンジして演奏して歌って編集して、を全部独りでやる)をやっている

 10月に、とある舞台でギターの演奏を披露することになり、宅録の技術を使って、オケとして流す音源を創ることにした

 ただ、その素材に使いたい1曲が普通のCD屋にも、Web密林にもない
 何故ならそれは、「港かっぽれ」という地元・清水の祭りでしか流れない踊りの曲だからだ

 10月の演奏まで…というか練習期間も考えれば、できるだけ早く入手してオケを創らなきゃならない→重要性は高い

 のだが、どこで売ってるのかようわからん、ネットで調べればいいんじゃろうけどまぁまだ3ヶ月くらいあるしね→緊急度は低い

 そうこうしているうちに出演が決まってから1ヶ月が経ってしまった

 今日、ふと検索してみた 動き出してみた そしたらね

 港かっぽれのCD、職場から自転車で1分くらいの博物館で売ってた
しかも、検索した時間はその博物館の閉店時間10分前だった

 おおぅ…って変な声が出たね 

 一歩動き出してみたら、テンション上がる出来事が起きた

 日々の生活でも、ルーティンやパターンにハマっちゃいかんなと思った

 日課のエロサイト巡りしている場合じゃなかった バラモスに挑むため呑気にドラクエ3のレベル上げしている場合じゃなかった 

 さらに 港かっぽれ、清水に生まれ育って何千回と聴いているけど、歌詞を知らない、殆ど聞き取れない
 そこで調べてみた 出だしから繰り返される「モーベラ」ってどういう意味やねんと

 I'm movin' up = 私は動いている だった なんたる偶然 

毎日少しずつ、一歩ずつでも動き出せ! 

 

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