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念願の松本城

 会社の支店が松本にあって、ここ5年、半年に1回は行っていた

 僕は割とお城好きで、全国各地にある支店の所在地に存在するお城は訪れた

 ただ、松本城だけが行けていなかった いつも時間がなかったからだ

 しかし今日は、うまくやれば午前中で仕事を終えられる!行くっきゃない!!と心に決めていた そして、やっと行けた

 支店の人に「結構冷えるかもよ」と言われていたけど、このとおり温かく

 バスに乗って到着、実に素晴らしいお城構え

 解説によると、松本城は銃での戦闘を意識して築城されたとのこと、城内には当時の銃が多く展示されていた

 火縄銃の縄って、こういうことになってたんだね

 天守閣からの眺め

 天守の一番上には、「守護神二十六夜社」が奉納されていた 神秘的

 前にも書いたかもしれんけど、復元じゃない、現存するお城って、大きなタイムマシンなのね 何百年も前のままの床を歩き、柱を触り、天守からの景色を眺め、当時に想いを馳せてみると、お城の中に昔の暮らし、人々がリアルに浮かび上がってくるんだよね

 熊本城とか名古屋城も立派だけど、あれは復元でただの図書館、博物館みたいなもの 全然違う

 学生時代、なんで歴史なんて勉強するんだ、大人になって何の役に立つんだ、って思ったこともあったけど、大人になってみたらわかった

 学生時代の勉強って、人生を豊かにするためのものだったんだね

 お城だってさ、全然歴史のこと知らない人からしたら、ただの古い建物だ

 でも、火縄銃っていうのが日本に入ってきて、長篠の戦いで活躍してなんていう、中学生の頃学んだことが頭に残っていれば、一気に面白味が増す

 知識を増やせば教養が身につく、それが人としての器を広げるよね

 知識が多ければ、面白い、楽しいと思えることが増えるんだね

 大人になってから、改めて学び直すって、仕事をしながらじゃ本当に大変なことだもんなぁ

 やっぱり、子どものときに学べることは、ちゃんと学んでおくのが良いんだな

 現存するお城という点では、やっぱり姫路城行きたい 会社の支店が無いんで、仕事にかこつけてというわけにはいかないけど

 松本城は、中の階段が急過ぎて、古傷の右膝が悲鳴をあげました 

 今年はずっと行きたかった犬山城、弘前城、松本城といっぱい行けた!!


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