なぜガーディアンズはこんなに余裕がないのか

 お疲れ様です。いつも読んでいただきありがとうございます。Windiansです。今回は駄文も駄文なので前書きはなしです。ちなみに1ファンが勝手にイライラして書いただけなので、全ガーディアンズファンの総意ではありません。あしからず。


1. 貯金が最大になった4/23以降の負け試合を振り返る

1-1 4/24 vs BOS 0-8

 相手投手3人に手も足も出ず、4安打完封負け。こちらの先発Carlos Carrascoを引っ張って点差が開いたが、結局リリースを2人しか使わなかったのでストレスはなかった。

1-2 4/26 @ ATL 2-6

 Steven Kwanの先頭打者弾で先制し、2回にもワンアウト2,3塁のチャンスを作るも、そこから9回ノーアウトまで20人連続凡退。こちらの先発Logan Allenの自滅で試合が決したのと相手先発のChris Saleが良かったことで、そんなにストレスはなかった。

1-3 4/28 @ ATL 3-4

 10回表の2盗塁死が試合を決めた。Hunter Gaddisに前日のリベンジをさせようと投げさせて同点に追いつかれたのはギリギリ理解できたが、このあたりから急激に盗塁死が増えたのもあってストレスが大きかった。

1-4 4/30 @ HOU 9-10

 勝利まであと1ストライクのところでGaddisVictor Caratiniに逆転サヨナラ2ランを浴びて負けた。Gaddisは3登板連続のやらかしながらこの日のピッチングは悪くなかっただけに、既のところで勝ちを逃したことにストレスが溜まった。

1-5 5/2 @ HOU 2-8

 Tyler Beedeが大炎上してDFAを決定づけられた試合。AllenJon Singletonに逆転弾を食らったのに文句はないが、まだ1点ビハインドなのに直近全く安定しないBeedeを投入し、Gabriel Áriasの拙守から大炎上して大差になったのは、こちらも結果論とはいえストレスが溜まった。

1-6 5/3 vs LAA 0-6

 相手先発Jose Sorianoを全く攻略できず完封負け。直近10戦を2勝8敗で、しかもその間結構失点していたエンゼルス相手に完封負けしたのはストレスが溜まった。

1-7 5/7 vs DET 7-11

 3回を終わって7-7と馬鹿試合を繰り広げたが、そこからガーディアンズは無得点。7点取って負けるのはおかしな話だが、前日は勝っていたこと、元々スイープ目標ではなかったこともあって、そんなにストレスはなかった。

1-8 5/9 @ CWS 2-3

 7回表にノーアウト満塁から得点できなかったことか全てだった。同地区対決を苦手としているのでスイープできるとは考えていなかったが、さすがにノーアウト満塁無得点が堪えてストレスが溜まった。

1-9 5/10 @ CWS 3-6

 David Fryのホームランをファウルにされ、ノーアウト3塁無得点とかしてたら拙守で先にこっちが決壊した。Tommy Phamが加入してから7勝6敗と勝ち越していたとはいえ、ALで最も勝てていないチームからこのシリーズを勝ち越せないことが確定し、ストレスが溜まった。

2. 理由①:勝てた試合と不振のチームから星を落としすぎ

 上記の9試合中、半分以上は勝てるチャンスがありました。
 去年は開幕してから相手の強さに関係なく勝てそうな試合を落とし続け、何ヶ月経ってもシーズン初スイープを記録することが出来ませんでした。今はその時期と被って嫌な予感がするんですよね…
 上記の期間で書かなかった(=勝った)試合は7つあるので、ほぼ5割と耐えてはいます。そもそも開幕前の予想では勝率.500を上回れるかどうかみたいな予想が大半だったので、5割ペースでも悪くはないです。でも開幕からあれだけ打って勝ってたんだから、そこからこうなったら不満も出ますよ。

3. 理由②:タイムリーヒットが全然出ない

 この期間は得点圏であと一本が出ていません。

 露骨に得点圏打率が下がっていますね。これだけ下がればチャンスで打ててないという印象になるのも納得です。ただ最近はどの場面でも普通に打てなくなっているので、得点圏だけに弱くなった訳ではないことは考慮しておいたほうがいいでしょう。数字だけ見れば「常時ヒットが打ててない」と言うのが正しいです。実際は1-41-7のように大量点を取れている試合もあるので、ムラがあるというのも間違いではありません。
 今までと違うのは、ホームランが継続的に出ている点です。なので得点自体は入っており、「先制されたら終わり」みたいな雰囲気でないのは救いです。でも先発陣がピリッとしないのでビハインドで試合が進むことが多く、チャンスでもう一押しができないとそりゃ負けますわ。

4. 理由③:同地区対決に苦しみ過ぎ

 今年のア・リーグ中地区は、例年と打って変わってホワイトソックスを除き勝ちまくっています。地区4位が勝ち越しているのは、現地5/10時点でこの地区のみです。この4チームのホワイトソックス戦の成績が以下の通りです。

  • ツインズ:7勝0敗 44得点23失点

  • ロイヤルズ:6勝1敗 27得点9失点

  • タイガース:3勝1敗 11得点8失点

  • ガーディアンズ:2勝3敗 21得点22失点

 現在11勝28敗と苦しんでいるホワイトソックスに対して、ガーディアンズだけやられすぎです。理由①とも被りますが、勝つべきところで勝たないとズルズル落ちていっちゃうんだよ。去年経験したじゃん…
 ちなみにガーディアンズはツインズと2勝0敗で勝ち越していますが、これは少ないチャンスで得たリードを強みのリリーフの酷使でもぎ取ったもので、長期的に再現できるものではありません。タイガースとも2勝1敗と勝ち越していますが、得点<失点な上に3戦ともリードした時間帯がほぼないほど押し込まれていました。
 前評判はガーディアンズよりも強いとされていた2チームに勝ち越しているのは、まだ試合数は少ないですが結果としては褒められるべきでしょう。でももう少し楽に勝ってくれよ…

5. 書いてたらイライラが収まったので、結論

もうちょっとコア以外の野手陣打ってくれ

 以上、開幕前に今年は地区優勝いけると自信を持ち、実際開幕ダッシュに成功したことで余計にダメージを負った筆者の書き殴りでした。

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