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「〇〇ガチャ」2022年の師走に
日経MJが発表した2022年のヒット番付 横綱は「#3年ぶり」と「コスパ&タイパ」だった。トップになったのは、どちらも商品ではなく、今年の世相を表すような言葉だ。
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「#3年ぶり」は新型コロナ感染症による行動制限が緩和され、全国各地で様々なイベントや活動が再開したことの表れだ。またコスパは投じた費用と比べてパフォーマンスが高かったかどうかを測る言葉だが、タイパは時間あたりのパフォーマンスを測る。あらゆる商品の値上げが続く中で、費用対効果がより重視されるようになったからだろうと新聞にはある。
一方で、東の前頭には「ガチャ旅」という格安航空会社の商品が入った。旅の行き先をガチャガチャで決める。ガチャの値段は1回5,000円と非常にお得だ。そして、どこへ行くのかわからないというスリルを味わうことができる。偶然が未知の場所の良さを教えてくれる。それが魅力だという。
効率性が重視される時代だが、何が起こるのかわからないという不確実性に思いきって身を委ねてみてはどうだろう。コロナ禍にあって苦しかったのは旅行会社だけではない。ミニシアターやライブハウスも同じだ。例えば、ガチャ旅のように、あえて詳細は確認せず、まちの映画館やライブハウスへ飛び込んでみる。思いもよらず、良い作品を味わえたり、お店の方とおしゃべりが楽しめる。ちょっとした感動に出会えるかもしれない。
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