リアルへの回帰。
さまざまな日本的コンテンツに触れて生きてきたが、結局辿りつきたいのは究極の現実だった。これからは3D・2D問わずモデルを使い、写真を撮り、あらゆる写真から学び、現実から得ようと思う。
形にしてみせる。
全てぶち抜く。俺が描くのは仕事じゃないからそれが可能だ。
仕事でないと技術が上がらないのではない。むしろ日本の環境においては、リアル嗜好が平然とデフォルメーションに置き換えられ、おそらくその道を歩み始めたが最後一生リアルは追求できない。常にデフォルメとの折り合いを求められるだろう。
宗教画の世界観、ドラペリーと筋肉と質感、それを継ぐfedericiの圧倒的な立体感、ironの世界と壮大さ、MildredやHenryYanの人物描写と躍動と陰影の空気感、hacoの背景構図や服飾・視線誘導、そしてmillerの全て。
数多のアーティストが作品を通して世界の美しさを教えてくれている。
俺も魂が震える様を込めたい。

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