数週間を目処に300ドルの追加失業援助
グアム労働省(GDOL)局長は火曜日、300ドルの上乗せ失業手当(Lost Wages Assistance/LWA)の大統領令実施プロセスが始まったため、数週間以内に追加の支払いが見込まれると述べた。GDOLはアメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁(FEMA)が支払いに関するガイダンスをまだ発行していない場合でも、追加された支援の処理をすすめるという。いくつかの州ではFEMAの助成金の承認を受けた後、週100ドルの州負担を追加せずに週300ドルの給付をはじめた。グアム知事の週300ドルの失業支援金の上乗せ分の支払いを進めるとする指示を受け、GDOLもとにかく前進しようとしている、と述べた。
FEMAが9月8日にGDOLの申請を許可し、グアムが2,260万ドルの助成金を申請してからひと月、さらにGDOLが支払いのためにガイダンスを求めてからひと月が経った。FEMAが依然地元自治体に対し週100ドルの負担金を必要とする場合、グアム知事との合意に基づきグアム政府が負担すると述べている。その場合にはグアム政府は約750万ドルを捻出する必要があるため、GDOLはグアム政府が過払いまたは不正請求に責任があるためLWAプログラムを注意深く精査してきた。
LWAは7月25日に失効した追加の毎週600ドルの連邦パンデミック失業補償の一時的な代替と見られ、毎週のパンデミック失業支援(PUA)で最大345ドルのうち100ドル以上受け取る資格のある人は、3週間にわたって毎週300ドルの追加給付を受け取ることになる。つまりPUAと合わせて7月26日から8月15日までの3週間で最大$ 1,935となり資格のある人は約25,000人に上る。
進行中の作業
GDOLは、PUAのソフトウェア開発者とLWAプログラムのシステムセットアップを進めている。LWA支払いプログラムをPUAプロセスから分離できるかどうかが重要で、申請人が両方を受け取ったか、もしくは1つだけ受け取ったかを知ることができるように設計される。この分離が透明性と効率性を担保するのに必要だという。プログラミングとテストの実行には時間がかかり、実際に支払いが行われるまでにはさらに数週間を要すると思われるが、その間も申請人は引き続きPUAを受け取る。
毎週から2週間ごと
さらに作業の効率化のために、PUAの処理と支払いサイクルが10月13日分から毎週から隔週に変更されると述べた。これにより請求の検証および整理、不正請求を排除、支払い準備という一連の工程に時間的なゆとりができる。
約1,700人の雇用主の報告によると、パンデミックにより30,500人以上の労働者が解雇、一時解雇、または労働時間の短縮の報告があった。これには自営業者や短期雇用者は含まれていない。現在、約80,500件の新規および更新失業保険請求があるが、不正として認識されているケースも多々あり、特に最近の新しいクレームの約90%が不正であると述べた。
もう10月だというのに7月26日から8月15日までの3週間だけの話の現状です。たしかトランプ大統領が署名した大統領令は12月末までだったはずなので、8月16日以降はどうなるんだろう?あ〜、こうしている間に、多くの人が不安に駆られていたり、人生設計の方向転換を余儀なくされている人がいるのだろうと思うと歯痒い思いです。
気を取り直してグアムの豪華強制隔離のワンシーンをお伝えします。グアム到着後の強制隔離6日目にPCR検査が受けられるようになり、陰性であれば自宅隔離へ移行できるようになって日本〜グアム間を往来している在住者が増えています。そんな1人から動画が届きました。現在、グアム入島者の隔離に使われているのがデュシタニ・ビーチ・リゾート・グアムとデュシタニ・グアム・リゾート、いずれもグアムトップレベルの高級ホテルです。タモンの海を一望でき、客室内の設備も最高レベル。こんなお部屋に泊まれることはないと思うと、隔離期間ばかりは気持ちが楽なようです。
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