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グアムの朝刊(2020.5.26):検疫施設の窓から降りようとした男が起訴される

2020年5月24日朝刊 The Guam Daily Post より抜粋、要約
写真は隔離施設へのチェックインの様子。今回の事件とは無関係です。

「検疫施設に留まるよりも刑務所にいるほうがましだ」と言って酒に酔った男性が逮捕された。男性は5月24日午前8時頃、隔離施設であるグランドプラザホテル312号室から抜け出そうとして逮捕され、5月25日に秩序に欠けた行為をした軽犯罪で起訴された。警官は彼がアルコール臭に気づき、部屋を確認するとテレビにはひびが入り、ランプが粉々になっていたとしている。

グランドプラザホテルはグアムに入国した乗客の検疫施設として使用されている。国家警備隊の担当者は以前にも312号室で叫び声や破壊音を聞いたとしており、過去3度に渡り規則を破り廊下に出て大声で叫ぶこともあった。

今日のニュースを見て可笑しくて吹き出してしまいましたが、気持ちは十分わかります。隔離施設と刑務所のどちらが快適かは不明ですが、部屋から一歩も出れない状況は苦痛以外の何者でもないでしょう。日本で当初、クルーズ船で感染者が出た時に同じような状況がありましたが、あの時ですら時間を決めてデッキに出ることが許されたと記憶しています。突然の事態に対応が整わなかった事情を鑑みれば仕方がない対応だったのかと思いますが、あれから2ヶ月も経って厳格な2週間強制隔離が公然と続いているのですから不思議でなりません。

昨日のニュースにはハーモンインダストリーで市中感染を調べるPCR検査が行われて伝えています。村々で延々検査をしても毎日ゼロが続いているのですから、そのマンパワーをなぜ入島者に充てないのか疑問です。

パンデミック指標PCOR(Pancamic Condition of Readiness)は1から2に緩和され、3への移行への道筋も示されています。しかしながら、入国緩和への指針は全く示されていません。グアムの誰もが経済の回復と観光業の復活を望んでいます。入国制限緩和がない限り、現実的に観光業の復活は全く目処が立たず、経済を立て直す術もないのです。

強制隔離生活を送る息子のグアム滞在も一週間になりました。毎日誰に邪魔されることもなく、ゲームに勤しんでいることでしょう。初日にwifi環境の悪さを訴えてきたので、wifiルーターを差し入れしたので、サクサクゲームができていることでしょう。ま〜、トラブルになるよりはマシか!

お待たせしました😂恒例となったホテル強制隔離速報です😂

ひどい

7日目となれば食事内容に期待をすることもなくなりましたが、今日は昼も夜もチキンです。チキンが嫌いな人は今日はひもじい1日だったに違いありません。どっさりご飯にマッシュポテト、もはやカロリーをカバーすれば栄養バランスなんて考えない、という意思はしっかり伝わっていますよ。

入国時のPCR検査実施をせず強制隔離を続けるのであれば、せめてさらなる逮捕者が出ないように少しでも快適に過ごせるように、食事内容、wifi環境、部屋から一時的に出て散歩する時間など、見直してほしいものです。

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こちらは毎週月曜に配布されるリネン類。バスタオルとハンドタオルが2枚ずつとシーツ、ピローケース。約15畳程度の客室ですがバスルームやクローゼットを省くと部屋の広さは10畳程度、1日も早い改善を望みます!


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