グアムの朝刊(2020.5.23):グアム労働省への2億7600万ドル、送金トラブル
2020年5月23日朝刊 The Guam Daily Post より抜粋、要約
グアム労働省はシステムエラーのため、アメリカ労働省が約1週間グアム向けの失業給付金2億7,600万ドルを送金することができなかったと発表した。また、仕事を失った労働者の申請プロセスは開始されていないため、支給に影響を与えるものではないとしている。さらに来週に予定されている申請プロセスが開始すると、新型コロナウィルス感染拡大で影響を受ける従業員の申請を一度に多数処理することができるとも述べている。
2億7,600万ドルは木曜日の時点でアメリカ連邦政府にあり、システムの改善および修理をすすめている。
養育費
労働者の失業給付金申請プログラムを構築しているオフアイランドのベンダーは、最近、アメリカ連邦政府機関からグアム労働省によって指示された追加のプログラムの結合作業を進めている。その一つが失業給付金から養育費を差し引くプログラム。子どもをサポートする養育費はパンデミック失業援助から最初に差し引かれる。
木曜日早朝の時点で、1,029人のグアムの雇用主がhireguam.comを通じて、19,408人の従業員の解雇、休職、または給与カットを受けたと報告した。これは失業給付を申請すると推定される38,000人の労働者の約51%にあたる。
2つの失業支援プログラム
PUA/Pandemic Unemployment Assistance
パンデミック失業援助:
12月31日までの最長39週、$345/週の失業援助。
FPUC/Federal Pandemic Unemployment Compensation
アメリカ連邦パンデミック失業補償:
2020年4月から7月までの期間支給される週$600の失業補償。
支給開始:
申請システムの完成は今月後半を予定している。申請予定労働者に必要な書類を準備し、銀行口座がない人は口座を開くように呼びかけている。申請が承認されると銀行口座に入金されるまで数日かかり、小切手を発行する場合もある。失業給付は労働者が職を失った初日に遡って給付されるため、最初の支給額が7,000ドルまたは8,000ドルになる可能性もあるため、小切手の場合は現金化が難しいケースも想定でき、口座振込を勧めている。
受給検証:
受給者は毎週適格性を確認する必要がある。
よくある質問:
Q:仕事に復帰できましたが、勤務時間が短縮されました。このような場合も受給資格はありますか?
A:新型コロナウィルス(COVID-19)が原因で収入が減少した場合、収入が週に494ドル未満の場合は資格を得ることができます。
Q:複数の仕事をしていて、一箇所のみ仕事を継続している場合、給付の対象になりますか?
A:仕事の数は申請に関係はありません。受給資格はあなたの毎週の収入によって決まります。
Q:有給休暇を取得している場合、PUAの対象になりますか?
A:有給休暇を利用している場合、PUAを受ける資格がない場合があります。ただし、有給の休暇をすべて使い切り、新型コロナウィルス(COVID-19)が原因で仕事に戻ることができない場合は、PUAの特典を受けることができます。
今日のニュースからもわかるように、グアムでは失業援助や補償の支給が始まっていません。それどころか申請もできません。そのため先週から今週にかけて多くの人が小切手で受け取った一人1,200ドルの救済支援金を換金しようと、連日銀行には長蛇の列ができています。人によっては2ヶ月以上無休が続いているのですが限界に近づいているのでしょう。
こんな切羽詰まった状況に関わらず、懸念していた島内の治安は比較的正常に保たれています。それもこれも、失業支援プログラムの支給への期待感の高さ以外、なにものでもありません。7月末まで最高$945/週という数字は非常に魅力的です。実際どのような審査で各自にいくら支払われるのかわかりませんが、もし$945/週という金額が支払われるのなら、人によっては通常時の数倍の月収になるでしょうから、大人しくロックダウンも自粛も受け入れますよね。
ここから恒例となったホテル強制隔離速報です☺️☺️☺️☺️☺️☺️
息子の強制隔離生活4日目、提供された食事写真が大変好評のようです。今日も自粛生活を送る友人からは「久しぶりに笑わせてもらった」と嬉しいコメントもちょうだいしました。食欲が沸く見栄えを一切気にしない思い切りの良さにあっぱれです!
今日は冷蔵庫で保存でき、びっくりミールが提供されても逃げ道を作れそうなものを選んで差し入れしました。
お待たせしました、こちらがDAY4の強制隔離者の食事です。朝はコンチネンタルブテックファースト風メニューです。しかしパンはなかったようです。男性はこれでお腹おっぱいになるのかしら....と心配になります。
昼は巨大ポークチョップがご飯の上にドカ〜ン。ブロッコリーは再びの登場となりました。「今日はフィナデニソースの使い道があってよかったね」とメッセージを送ったところ、「ポークチョップが塩っぱくてフィナデニなんて必要なかった」ということでした。
そして連日話題を提供してくれている晩御飯、なんとペンネパスタという新技で攻めてきました。しかも新顔フレッシュベジタブルも添えられています。味については報告がないのでノーコメントですが、入れ物の仕切りも気にせず目一杯大胆に盛り付ける技は昨晩に続き健在のようです。「健康のために一日30品目の食品を」と言われて育った私たち、強制隔離4日目はシンプルに10品目で終了です。
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