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【セトリ編】でんぱ組.inc「ウルトラ☆マキシマム☆ポジティブ☆ストーリー!! ~バビュッといくよ未来にね☆~」2021/2/15-16

行ってきましたえいたそ卒業ライブ!
しかも両日ともに!両日当たったのなんて初めてだよー!
2日連続ライブなんて人生初だよー!

ライブ本編の感想をセトリとともにお届けします。
メンバーの細かい様子とかじゃなくて(だってほんとに楽しすぎてあっというますぎて毎回あんま覚えてないから)、おもに私の胸中とか、曲への想いを語るよ。

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場所は豊洲PIT。
YUKIちゃんのFC限定ライブ「COSMIC」以来。1回でも来たことあると勝手がわかって安心するね。スタンディングだし。

1日目はけっこういい整理番号だったおかげで、1段差め(前から3ブロックめ)の右側最前列にすべりこめました。やったー!超よくみえる!
背が低いので、けっこう場所取りは死活問題。若い頃はそりゃあ失敗しまくったもんだ…。
2日目は1日目よりも300番ぐらいあとで、2段差め(前から5ブロックめ)左側にスタンバイ。前から3列目ではありましたが、通路側のはじっこに行けたので実質遮る人がいなくてこれも快適に観られました。

ステージは色とりどりの風船がいっぱい飾られてて、パーティっぽくてすごく可愛かった。えいたそのお部屋というコンセプトで、えいたそのデザインしたイラスト家具がそのまま書き割りとして存在してた。おこたもあった。
一瞬「あれ?ピンク色(メンバー色以外)の風船がある」って思ったけど、それももしや2日目の伏線だったのかもしれぬ。と今なら思う。

00.OP
オープニング映像。えいたその描いた「えいたそ卒マンガ」がメンバーのアフレコつきでモニターに流れる。
とたんにあふれ出る涙。
ねむきゅんのときは素直に泣けなかったから、今回は素直に、えいたそが大好きだって気持ちをごまかさず、涙だって出るに任せよう、と思って臨んだんだけど早すぎだろいくらなんでも。
えいたそ卒マンガ、私も描いて参加したんだけど、そのときに穴があくほど読んだえいたその漫画をでかいモニターで見たとたん、
えいたそ卒マンガを描いたときにあふれてた自分の中のえいたそが大好きだという想いが、ああこんなにも強かったんだなと客観視できたというか。
えいたそありがとう、えいたそ卒業しちゃうんだな、っていう想いがあふれたオープニングでした。

01. アイノカタチ
めっかわなパジャマ衣装でいきなりこれを歌われたらもう否応なしに高まるでしょう。この曲はMVの印象も強くて、「ふだんの素の自分がふと愛とかについて考えちゃった」感がこそばゆくてでもそこにこそ永遠があって。人それぞれの真実があって。愛と平和ってこういうことを言うんじゃないかと。
箱推しだからいつもはステージ全体を観るけど、今日ばかりはえいたそを追いかけるんだって思いました。えいたそってダンスがすごく可愛いんだなと今さらながら痛感。歌うときは否応なしに目がひきつけられるから何度も観てるけど。

02. 愛が地球救うんさ!だってでんぱ組.incはファミリーでしょ
これは本当に思い出深い。なんてったって俺、このMV、エキストラで出てるんだもの。さらに言うと、YouTubeのサムネイル、つまりタイトル部分にもいるの。最初のみんなのクイズ読む声、生で聴こえたの。もっと言うと幕張ライブにもこの曲のとき映ってるの。ねむきゅんとみぅちゃんのめっちゃ近くにいたって初めて知ったの。身内にしか自慢したことなかったけどついにSNSでこっそり自慢しちゃったよ!テヘラン!
私が初めて買ったでんぱ組のCDは「おやすみポラリスさよならパラレルワールド」で(それ以前にビデオやYouTubeで知ってる曲もたくさんあったけど)、つまりファンになったのはもがちゃん卒業以降というかなりな新参者で、つまりでんぱのみんながいわゆるトガってた頃、よっしゃいけないぞな頃をリアルタイムで知らない。だから、愛を歌っているでんぱ組のほんとの価値は実感できてないかもしれない。
でもこうやって、生命力あふれる6人が愛を高らかに歌っているのを見るとやっぱり涙が出る。それにしてもねもちゃんがめっちゃとばしてた。デスボイスがすごかった。別のグループのちっこい緑色の子かな?ってぐらいの超絶ごんぶとボイス。ねもちんの歌大好きだ。他のメンバーの歌声も大好きだから困る。

03. なんと!世界公認 引きこもり!
一度目の緊急事態宣言下で、9日という速さでリモート仕事でリリースされた曲。これが有観客ライブで聴けるなんて…。リリースされたときもこれはわりと音楽業界のエポックだと思ったけど、今はもっとそうなんじゃないかと思った。
私の生活はもとからステイホームみたいなもんだったし、どちらかというとあまり事前事後で変わらないほうだったけど、それでもこれを聴くとあのときの閉塞感、新しい事態への慣れなさがよみがえる。変わらないようでいてやっぱり変わっていたんだと思う。リモートコーラスに参加したから、今回も口パクではあるけどコーラスを歌った。心で歌った。
みんながおうちセットに座って歌っていて、ああこのパジャマパーティのコンセプトはみりんちゃんが自然に舞台にいられる演出も兼ねてるんだなと初めて気づいた。なんて優しい舞台なんだろうと思った。その優しさがえいたそ公演にぴったりだと思った。また泣いた。

04. でんぱーりーナイト
パーティーのはじまり。ファンの描いたえいたそ卒マンガがモニターに流れる。うわあここで流れるんだ!とワクワク。
ここでみりんちゃんがいつのまにかいなくなっていた。舞台が暗くなったのとモニターに目がいってたせいもあって、いつはけたのかわからなくて、さすがだなと思った。でもみりんちゃんはちゃんと歌ってた。生なのか録音なのかそれはわからないけど、でもたしかにみりんちゃんは一緒に歌ってた。身体が心配だと思ってたのに、一緒に歌ってくれるのが嬉しかった。私は勝手だなあ。
前述したとおり私も漫画を描いてたから、一瞬でも映らないかと目を皿のようにして探してたら、Cメロ直前のちぇっかでんぱ!でいきなりバン!と映って目と心臓が飛び出た。本当に息が止まるかと思った。時間にして4秒ぐらい。これは長い!泣くなんてもんじゃなかった。なんてでっかいプレゼントをもらってしまったんだろう。描いて本当によかった。選んでくださってありがとうございます、本当にありがとう。またがんばれる。

05. バリ3共和国
バリ3大好き。
僕らの新たな太陽ーーーーー!!

06.1日目: ボンデフェスタ、2日目:でんぱれーどJAPAN
ボンデフェスタは曲調も大好きであがるのに歌詞も大好きで泣いてしまう。「継いでいく、紡がれていく」という概念が大好きだし本当に弱いので(自分の漫画でも描いた)、そりゃあ泣くよ。ピンキーの振り付けも可愛いよね。
そしてでんぱれーどJAPANで最初のダンスをみりんちゃんのかわりにえいたそが踊るっていうこれまたもう大っっっ好きな概念の具体化!!熱いよ熱すぎる!泣くわこんなん!なんか絆を感じるんだよ!11年分の!
あのさ、高校のときさ、体育祭でさ、学年縦割りのクラス対抗で応援合戦ってのをやってたのさ。応援合戦の有志リーダーチームみたいなのを作ってさ、オリジナルのダンス考えて、練習して、一生懸命戦ったわけさ。で、そのあと最後になぜかは忘れたけど全チームのダンスミュージックが流れるのね、エキシビジョン的に。そうすると、自分のチームじゃない子らが自分とこのダンスを踊ってくれたりするわけよ。んで自分たちもよそのチームのダンスを踊れるわけよ。ずっと近くで切磋琢磨してきたから、もう覚えてるの。それを笑顔で踊ってくれるの。もう泣けるの。熱いの。すっごい嬉しいの。
そのときの感動を思い出した。泣いた。規模が全然違う話だし、伝わりづらいかもしれないけど、あるんだよ、ともに過ごした仲間だけが与えられる感動って。

07. 1日目:おつかれサマー!、2日目:檸檬色
おつかれサマーはでんでんぱっしょんの次に知ったでんぱ曲。セリフのかけあいが大好きだ。前日のLINELIVEでえいたそが「タオル…」ってこっそり言ってたからもしやと思ってたけどやってくれて本当に嬉しい。大好きな曲ばっかりで嬉しい。
檸檬色、私なんとカセットテープでしか持ってなくて、でもよく聴いてる。電波ソングがもともと好きだからハイテンションな曲は覚えたくて積極的に覚える反面、しっとりキラキラ系の曲はただ聴いて、自然に覚える。檸檬色は後者。
だからこのライブで初めて歌詞をしっかり認識した。明日になったら忘れちゃう気持ち。一瞬しかない、今だけの気持ち。忘れたくない、忘れたくないのに、きっと忘れてしまう。大人になった今それを知っている。でも心には刻まれている。そしてふとした瞬間に全身でよみがえる。それも私は知っている。虹を見るたびきっと、今日のことを思い出す。えいたそを思い出す。

08. 1日目:くちづけキボンヌ、2日目:あした地球がこなごなになっても
「キボンヌ」っていう、私世代にはヲタ代表格みたいな単語が、この曲を聴いてるうちにいつのまにか可愛いアクセサリーみたいな印象に変わった。ラップ?部分が可愛いよね。あと手をくるくるするダンス。なんて可愛いんだろう。秋葉原の歌とは思えないっすお。
そしてあしこなね…。えいたそのタイトルコールでもう…泣くよ…。泣くんだよ…。この曲MVでも大好き。衣装も大好き。「ムリしてるの?」「ムリしてるよ ごめんね」のえいたそ→ぺろりん。もがちゃんの歌声が儚くてきれいで大好きで、歌詞的にも彼女以外が歌うなんて想像もしてなかったけど、ぺろりんの可愛いのに力強い歌声で一生懸命あんな風に歌われると、歌っていうのはいったいどんだけの可能性を秘めてるんだろうと感動する。もがちゃんは哀しんでてぺろりんはちょっと怒ってるみたいに聞こえる。女の子の感情の、底知らずで重たくて面倒くさくて、でも可愛くてきれいなカオスが感じられる。からのえいたその「君がいるなら」。それまで前向きで元気だと思っていたえいたその歌声が心に突き刺さる。どれだけ支えてもらってたかがわかって切ない。

09.1日目: 檸檬色、2日目:強い気持ち・強い愛
何度でも言う、私はでんぱ組の歴史と概念が大好きでもうほぼ愛しかけちゃってるって意味での箱推しで、だからペンライトも本当はメンバー全員分持ちたくて、でも重いし手も大きくないから持ちきれなくてきっと落とすし明るすぎて迷惑かもだし、なので泣く泣く2本だけ持って1曲ずつ色を変えている。今回のライブでは片方と光る腕輪をずっと黄色にして、もう片方だけ色を変えてたけど、檸檬色のとき偶然両方とも黄色になって、なんか嬉しかった。1日目の雨はすごかったなあ…しかも物販から開場までわりと近辺を移動してたんだけど、外出るとどしゃ降りで中入ると晴れてた。しかも虹が見られなかった…見たかったなあ。みごとな虹だったようです。
そして大好きな強い気持ち強い愛!オザケン世代のくせにこの曲はでんぱで初めて知ったっていう強い気持ち強い愛!ラブリーとかブギーバックとか愛し愛されて生きるのさとか東京恋愛専科または恋は言ってみりゃボディーブローとかは大好きなんだけど強い気持ち強い愛はでんぱのカバーが大好きなんだ子猫ちゃーーん!(興奮)
「フッフッフーウウ!フッフッフーウウ!」の部分で狂ったようにペンラ振ってるの俺。ごめん。そしてここでもえいたそ卒マンガがモニターに流れました。詳細は後述の1日目で。

10.1日目:ユメ指す明日へ、2日目:ギラメタスでんぱスターズ
ミラクルレインボーソング・ユメ指す明日へ。歌詞どおり虹がかかるってほんとにすごいなあ…「あの日つまずいた石も今ならけっとばしてホームラン」てとこが本当に好き。いつも思うけど、でんぱ組は根が明るいと思う。私の思う根が明るいというのは、ネガティブ思考をしないってことでも醜い心がないってことでもなく、生命力が強いっていうこと。生きようとする力や想いが強いってこと。
そして人でも人でなくてもいいから心から愛せるものに出会って、そこからさらに自分と同じ人間を尊敬できるようになること。簡単なようでいてけっこう難しいこと。
ギラメタスでんぱスターズはそういうメンバーの生命力が爆発した感じの曲で、大阪城ホールの映像は大好きで何度も見た。切羽詰まって、緊張して、何かを振り切るように全力で踊るメンバーたち。好きすぎてコスモツアー七夕の河口湖で歌っちゃったぜ…ライブ初参戦でしかもぼっちだったのに…。
えいたそが歌う「女磨くんさ金星ヴィーナス」「転がんのやめたらぬぁまゴミ確定よ」がすごく好き。体中に刻んだ。

11.1日目: でんぱれーどJAPAN、2日目:サクラあっぱれーしょん
えいたそが入りのダンス&「はじまりっ」をやった感動をウッカリ前述してしまった。この曲、初めてのでんぱライブの一発目で、その瞬間に頭が真っ白にスパークして楽しすぎてめちゃめちゃに踊っちゃったのを今でも覚えている。あんなことは人生初だったし、これからも起こるとは考えにくい。あの瞬間に続いて宝物になった。一生忘れない。
そしてサクラあっぱれーしょん。本当に本当に大好きで、スピッツの草野マサムネの2017年iPod再生回数第2位を記録した曲で、たしかにスピッツにカバーしてほしいな!と思うほど好きで、基本アップテンポなんだけどそこまでハイテンションじゃなくてちょうどよく可愛くて、なのに行くライブではなかなか聴けなくて「ピンクのペンラ振りたいのにー!」とやきもきしてて(オンラインライブでは聴けたけど)、だからかかった瞬間もんんんのすごく嬉しかった。しかも2日連続で聴けた。もしかしたらえいたそが「ばいばーい!」って言うのかもしれないと思って、それはちょっと切なすぎるなと思ってたから、言わなくてホッとした。ねむきゅんの「ばいばーい!」もDVDで以外観てない。「バイバイ」っていう言葉が、もう二度と会えなくなるような気がしてあんまり普段から使えない。最後のサビ前でりさちーがあおってくれるの本当に大好き。楽しすぎる。ジャンプしすぎてしまう。

12.1日目: 強い気持ち・強い愛、2日目:Future Diver
前述の通り、ここでも流れたえいたそ卒マンガin強い気持ち強い愛。でんパーリーであれだけ使ってもらったんだからもうここでは映らないかもな…でももしかしたらチラッとでも映るかもしれない!と淡い期待をしてたら、間奏の「らーらららーらららー」でバン!と出てきて「ヒッ」と息をのみました。しかもまた4秒。長い!!しかも!!これ前日ピンちゃんにいじってもらったコマやん!!LINELIVEで紹介してもらったからライブには使われないと勝手に思い込んでたよ!!もちろん泣くよ!!泣くともさ!!滝のように涙が流れた。心をぎゅうっと抱きしめてもらった気がして、思いっきりありがとうと切ないをかみしめた。顔がクッシャクシャになった。大きすぎるプレゼント、これから少しずつ時間をかけてその価値を味わっていくんだ。
そして2日目はFuture Diver。今回のライブはもちろんみんなマスクして声を出しちゃいけなくて、だからコールがなかったんだけど、まあそれはちょっとさみしいけども、でもメンバーの歌声を堪能できたって意味ではすっごいよかった。レアな場面に立ち会えた。実質、6人体制でのラストFuture Diver。

13. 1日目:サクラあっぱれーしょん、2日目:ポジティブ☆ストーリー
サクラあっぱれーしょんの感動をうっかり前述しちゃったけど、本当はこの時点が初めてライブで聴けた瞬間。強い気持ち強い愛でもう尊器が破裂寸前だったのに、ここであっけなく崩壊したよ。尊器。ぱりん。
そして2日目はMCからのポジティブ☆ストーリー。えいたそが、私たちがさみしくなっても大丈夫なようにと残してくれた曲。卒業発表のときに歌ってくれた時点で耳に残ってた。マーチみたいな曲だ。ずんずん歩いて行ける。大好きだ。

14.1日目: ファンファーレは僕らのために、2日目:でんでんぱっしょん
ファンファーレは僕らのために!おお!MVだとSTAR☆ットしちゃうぜ春だしねとセットになってるから、期待はしてたけど本当に聴けるとは!
大好きだし何回も聴いてるんだけどMVでしか聴いたことなくて、歌詞を実はよく知らなかった。ライブ前にちゃんと知っとくんだった。歌詞をあらためて見直してみたらやっぱり好きな感じ。特にCメロがいいなあ。今日を忘れてしまうという点がちょっと檸檬色に近い感じがする。怖い気持ちをワクワクに変えて一歩踏み出す歌。もしかしたら一歩踏み出したとたんに転ぶかもしれないけど、その転びかたすらハデに無様で思わず爆笑しちゃうようなタフさがでんぱ組にはあるような気がする。そういうタフさをえいたそが支えてくれていたような気がする。
そして2日目のでんでんぱっしょん、アンコールをのぞけばえいたそがでんぱ組としてステージで歌う最後の歌。私はでんでんぱっしょんが初めてでんぱで知った曲。MVがオシャレで、あそこにいるえいたそはいつものえいたそよりちょっとアンニュイで好きだ。でもラップ部分でのでんぱ声じゃないドスのきいた感じも好きだ。鬼奴さんタイムも好きだ。あの曲のおかげでしばらくでんぱ組っていうのは新体操リボンを使って歌うグループなのだと勘違いしていた。細かい思い出が雪のように降り積もっている。この曲だけはタイガーファイアー言うって決めているので(他の曲は言わないようにしてる)、エアで叫んだ。

15.1日目: Future Diver、2日目プリンセスでんぱパワー!シャインオン!
1日目のFuture Diver。生で聴くひっさしぶりのFDはやっぱり高まった。コールなしの純粋なえいたその「いっくぞー!」が心に響く。
そして伝説の2日目。2日目の15曲めはアンコール後で、声ドラマ「えいたそがいなくなった楽屋での箱」のあと。
えいたそが卒業でみりんちゃんが産休なんだからそりゃ新メンバー入るだろ、とは思ってたけど、このライブで発表するのかな〜どうかな〜と、ライブ数日前まではドキドキはしていた。ライブが始まったらインパクトが色々強くて忘れてたけど、「新メンバー!?」の声で「ああああああああーっ!!」とヒートアップ。ついに、ついに私もでんぱの歴史的瞬間に立ち会える!
そして出てきた5人!ごにん!?多っ!マジか!5人は予想してなかったー!一気に倍じゃん!しかも息つく間もなく始まる新曲、めくるめく展開。え、え、今これ誰が歌ってるの!?てか誰がどれ!?現メンバーと新メンバーとの区別がこっからじゃつかんよ!ていうか多いよー!!
この時点で、ビックリが度を超してしまってもう大爆笑。面白すぎるだろ!多いよ!10人て!ギャンパレかよ!箱推しに対する挑戦かこれは!
あと、これはライブ終始にわたってなんだけど、みりんちゃんのお腹の子に心の中で話しかけるというこれはどんなジャンルのキモヲタなんだと自分でも首をかしげる行為をしておりました。「今このステージには7人いるんだね……一緒に立ってるんだよ、お母さんすごいね……」って勝手に感動するっていう。でんぱシャインオンも、新メンバーの多さに圧倒されつつ「わあ!!君いますごいステージにお母さんといるよ!すごいね!すごいね!11人だね!!」って涙ながらに話しかけるっていう。みりんちゃんが走ったり足あげたりするたびに「ちょーっ!もーっ!コラー!」ってヒヤヒヤもしたけど、ライブを観てああこれはやっぱりみりんちゃんが出たいと貫き通した気持ちがよくわかりました。お腹張ってないといいなあと思ったけどその後元気そうで本当によかったです。

……といった具合にでんぱシャインオン中はもうテンションがあがってしまって本当はすっごくすっごく飛び跳ねたかったけど、周りの空気が固まってるのがもう手にとるようにわかってちょっと自粛。ふつーに楽しんで飛び跳ねてる人もいっぱいいたけど、ただ立って前を見つめてる全身黄色の人もいた。私には、必死で立って前を向いているであろう彼らの気持ちはわからないから。せめて邪魔はすまい。
新曲はすごくよかったし、またもやでんぱのエポックメイキングな瞬間に生身で立ち会えて感動に打ち震えてしまっているけど、でもそこにえいたそがいないのがやっぱりさみしい。さっきまでそこにいたでんぱ組はもう更新されてしまったんだってことが否応なしに実感される。
でも、曲が終わって挨拶をする新メンバーの声が震えている。顔がよく見えないけど泣いてるのかもしれない。彼女たちは私たちよりもきっともっと深い心細さの中にいる。がんばれがんばれ、おばちゃんは応援してるよ。それなりに年を重ねてきたから、このさみしさも心細さも一瞬で過ぎちゃって、ファンのみんなもすぐに慣れて、光り輝く思い出の一粒になってしまうってことを知ってるよ。それはもうもったいないと思うぐらいあっというまに。そんな切なさを、この年になってもまだ瑞々しく体感させてくれる君たちが大好きだ。アイドルの大変さも、身ひとつで矢面に立って闘わなければいけない胸中も、全然わかんないんだけど、でもでんぱに入るってことはやっぱりそれだけの力を持ってる子たちだってことだし、安心して見ていられるよ、そこだけはお客としてファンとして保証するよ。そんなことを想っていました。
余談ですが、ライブが終わって家に帰って、録画しておいたCS配信を観たらもう10人体制に慣れた。おそるべしでんぱ。この曲大好きだなー。

16.1日目: ポジティブ☆ストーリー、2日目:Future Diver
1日目、えいたそのアンコールのぞく最後のでんぱ曲。私は奇跡的に両日来られるけど、1日目だけライブ参戦する人も当然いるわけで、そういうファンたちにも心遣いを忘れないえいたそとでんぱ組がやっぱり大好きだなと思いました。どんな職業もそうだと思うけど、やっぱり愛が一番大事だよなあと。愛っていうのは、人への尊敬を行動にしてあらわすこと、じゃないかなと思う。結果としてあらわされた「モノ」ではなくて、あらわそうとして行動するその姿勢を見て人はその心を受け取る。それが愛だと思う。その姿勢を見るのはやっぱり直に会うのが一番で、だから今日ここに来られて本当によかった。
2日目のFDは10人体制。オレンジ色の子の「いっくぞー!」がすごくよかった。怖いもの知らずな幼さを感じて頼もしい。あとで知ったけどこのひなちゃんは14歳で、うん、うちの子のほうが年が近い…。たぶんこの子のおばあちゃんのほうが私、余裕で年が近い…。いいのか俺、アイドル応援してて…。まあいいか。

17. ORANGE RIUM
両日ともに6人のオレンジリウム。1日目のえいたそラジオは面白かったなあ。
2日目のお部屋トークでまたえいたそが出てきてくれて、さみしさが和らいだ。きっとこういうのもすごく考えてくれた演出なんだと思う。アイドルはすごい。でんぱ組はすごい。だって普通はこんな優しくしてくれる人なかなかいないもん。お金払ってるとはいえさ。いや逆か、この奇跡みたいな人柄に私たちはお金を払ってるんだ。
私は大阪城ホールのぺろねもちゃんたち新加入時のオレンジリウムが大好きで、カラオケ行っても必ずJOYSOUNDでそれを入れてちょっと泣きそうになりながら歌うっていうのが定番なんだけども(しかもヒトカラで)、だからちょっとえいたそ+新体制10人のオレンジリウムっていうのも期待したんだけども。でも新体制にえいたそがいるとやっぱり私たちの未練が断ちきれなくなっちゃうってことなのかな。でも、これからもえいたそは表舞台に立ってくれるから、もしかしたらこの先そんなコラボなオレンジリウムが見られる可能性は充分あるわけで、オレンジリウムじゃなくてもまだ知らない新しい歌かもしれなくて、そう考えるとやっぱワクワクする。またひとつ夢が増えちゃったよわーい。
落ちサビのえいたそはよかった…。また泣いた。もがちゃんの歌声が重なったような気がした。箱推しの勝手な妄想ですよ。

18.1日目: でんでんぱっしょん、2日目:キラキラチューン
でんでんぱっしょんも前述で力説しちゃったな…日が経ってるせいもあるし老化のせいもあるしで記憶がごっちゃになってる。どの曲も「きたーここできたー!」感がすごくていちいち泣いてた気がする。
そして2日目のキラキラチューン。泣くよ。泣くよしか書いてないけど泣くよ。イントロで泣くよ。サビで泣くよ。何バージョンなんだろうと思ってみりんちゃんの動向をよく見たけどオリジナルバージョン?なのかな…?みりんちゃんが駄々をこねてた気がする。勝手に「えいたそがいなくなるなんてヤダヤダバージョン」と名付ける。間奏のコール「でんぱ組.incずっと一緒だよ」の言い方がずっとわからなかったんだけど、今回メンバーが歌ってくれたのでこれを私の公式とします。

19. 1日目:FD2、2日目:STAR☆ットしちゃうぜ春だしね
1日目ラストはまさかのレゾンデートル。これもカセットテープでしか持ってなくて歌詞をよく知らなかった…痛恨のミス。
また冒険が始まるんだよ!っていう、あくまで前を向かせてくれるえいたその強さと優しさ。ねむきゅんは卒業公演のとき、最後にでんぱのファンになってくれて、みんなと同じになるんだよ!っていうその気持ちがとても心強くて嬉しくて。だからライブが終わっても前を向こうと強く思えた(思いすぎて熱出したけど)。いつかまたどこかで道は交わる、交わらせてみせると自分に言い聞かせることができた。
そして今回えいたそが、その気持ちをさらに補強してくれた。またいつかどこかで会えるよ、道は交わるよと向こうから言ってくれた。えいたそは表舞台に出ることをやめないからそう言ってくれたのもあるけど、なんというか、そうやってメンバー一人一人の卒業すらつながっていることに、あらためてでんぱ組.incっていうアイドルグループのすばらしさを体感した。(ちなみにもがちゃんは脱退してから会いに行ったので、卒業の仕方をよく知らない…本人も「卒業」って感じではないと言っていたし。でもやっぱりどこかでつながっているんだと思う。じゃなきゃえいたその卒業公演でもがちゃん泣かないと思う)
2日目のSTAR☆ッとしちゃうぜ春だしね。本当に最後の最後。これをもってきてくれたことが本当に嬉しかった。大好きな曲。ツアータイトル「バビュッと行くよ未来にね」がこの曲のタイトルのもじりであることはえいたそ卒マンガを見た瞬間からも当然のようにわかった。だからきっと歌ってくれると思ってた。この曲のゴキゲンな感じ。春には憂鬱がつきものだと思っていたけど、この曲を知ってからやっぱり春っていいよなと思えた曲。バイバイって言ったけどすぐに会えちゃう気楽さ。気負わずに外に出たときの空の薄青さ。
つらいことや悲しいことだけを歌う曲は、それはそれで必要なときもあるかもしれない。つらいことの底の底までどっぷり浸かれば慰められることもあるかもしれない。
だけど私は気楽な歌、ちょっとヘンな歌、元気な歌が好きだ。ムリヤリ元気を出す歌じゃなくて、よくわかんないけど明るい歌。ベコベコになった心がフラットになる歌。早口で何を言ってるのかわからないけど、傷口に沁みない歌。つらいことや悲しいことが早いBPMでブンブンチョッパーみたいに細切れにされて、まるでラメみたいになって、それがいつのまにかキラキラの彩りになるような歌。笑い飛ばせる歌。若いときはいいんだけども、年とってもネガティブなことをネガティブなまま持ってるような人はしんどいのだ。だから、年甲斐ないっちゃないんだけど、私はこれからもでんぱ組.incの概念と歴史を愛する箱推しオタクでいようと思う。
そういう気持ちをプレゼントしてくれたえいたそ、どうもありがとう。でんぱ組.incのみんな、どうもありがとう。あの愛らしいエンドロールに出てきたかたがた、本当にありがとう。エンドロールに載せてくれてありがとう。

えいたそ、ご卒業、おめでとうございます。

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ピンぼけなしで撮りたかったー!無念!

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