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冬眠からの手紙「私は音楽ライターに向いていなかった」


お久しぶりです。タピレコの中の人です。

お元気でお過ごしですか?

ここ湘南はすっかり夏めいて、暑い日が続いています。


さて、タピオカミルクレコード冬眠宣言をしてから、

約3週間が経ちました。


この3週間、

ネトフリで台湾のドラマを見たり

火鍋スープをつくったり

台湾の乙女ゲーアプリで遊んだり

中国語の勉強をしたり

などなど、楽しく過ごしています(注:遊んでばかりいるようですが普段は真面目に働いています。家事もしてます)


元気でいることが伝わればと思って、

noteを書こうと思い

白紙のページを開いたものの

何を書けばよいかわからなくなってきたので

素直に今思っていることを書きます。


しっかり構成していないので、話の順番が取っ散らかっている可能性が高いのですが、

長文LINEが来たくらいの感じで読んでもらえたら嬉しいです。


結論から言うと、

タピオカミルクレコードをはじめて約2年

私は音楽ライターに向いていないことを

トコトン痛感していました。


先に誤解のないように言っておくと、

1個1個の企画、記事に手を抜いたことはないと思っていて

客観的に見てどんな出来栄えだったかは

読者さんの評価に委ねるしかないにせよ

自分の中ではこだわりを重ねてきた方だし、

思いつくことを全てやってきました。


その結果、読者さんに出会えて、仲間に出会えて、お客さんにも恵まれて

台湾だけじゃなくて、中国にも、マレーシアにも、タイにも、インドネシアにも仲良しさんが増えて

関係性に助けてもらって、

時には「台湾の音楽カルチャーといえばタピオカミルクレコード」みたいに言ってもらえたりもして

本当にありがたいですし、

自分がこれは絶対良い、と思うことを、

理想の形でリリースしてこれました。


そのうえで。

そのうえでなんですけど。


タピオカミルクレコードをガチでやってみて、
記事を本気で作ればつくるほど、
私は音楽ライターに向いていなかったっていうのを、素直に認めざるを得ないな、と思いました


というのも

周りのすごい音楽ライターの先輩たちと接するにつれわかったことがあるんですけど、

音楽ライターとして上に行ける方の特徴って、

常にライブハウスに行けたり

カルチャーイベントに行けたり

音楽への評論がすごい

という共通点をお持ちのことに気付きまして。


その点で言うと、

私自身、比較的田舎に住んでいるのでライブハウスと行き来しづらいのに加えて

私にとって、

「音楽評論(音楽性について言及すること)=気まずい行為」と思っているフシがありました。


だって、音楽評論って、取得すべき資格、検定とかないじゃないですか…



嫌、とか、勉強したくない、とかじゃなくて

ただただ、気まずい感じです。


この感覚をたとえると

結婚式を挙げる願望のない人が、

「私、友達の結婚式に行くのはいいんだけど、自分は結婚式あげたくないんだよね。だって気まずいじゃん」

っていうのと、同じ感覚です。


だから、

発信するのは好きだし

台湾のことが多くの方の目に触れるのはやりがいがある半面

上を見ればみるほど、

「ライターさんです」って紹介されるのが!


実は!


すごく申し訳なくて、気まずかったです、、、、


でも、文字情報を納品している限りはライターだし、

それが音楽について書く人であれば、音楽ライターさんと言われることもあるだろうから

それは世の中の道理だから

個人的な感情だけで、

「私をライターと呼ばないで(ツン)」 あるいは

「私をライターと呼ばないで(泣)」

みたいに言うのも変じゃないですか…(そんな自己主張をするほうがよっぽど気まずいし、繊細かよって感じだし自意識過剰でキモいと思う)


なので、こう、

すごくありがたいんだけど、

申し訳なさと

気まずさを

どう処理すれば良いか、と思っていたところは

正直、あります!


だから、タピレコを休んでみて、

ライターさん、と呼ばれる機会は激減したことで

この気まずさから解放されてちょっと安心しています。


一方で、台湾のカルチャーは好きだし

新譜とかチェックしちゃってるし

相変わらず旅行したい先、っていうことは

何も変わっていないですよ。


また台北で会いたい、と思っていることも、好きな気持ちも。


というわけで、今日の冬眠日記はここまで。


また気が向いたら、冬眠日記を書きます…!


※この気まずさの処理方法をご存知の方がいらしたら

ぜひアドバイスをお願い致しますm(_ _)m→Twitter:@Tapitea_Rec

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