長所をさがす弊害

誰にでも長所はある、ここが悪い、あれが嫌いと粗探しをするより、いいところを見つけて褒めよう、いいところを見つけることを習慣にしよう、などと抜かす偽善者ども、詐欺師ですか?そうでしょう、悪いやつのいいとこ見つけてどうするのさ。このひとはたくさん人を殺したけど、料理がすごく上手なんです、こんど一緒にTikTokライブやりませんか?お料理番組!アホが、殺されるぞ。この人は人を騙すのが得意の詐欺師なんです、この話術を良いことに使えば社会貢献できること間違いなしです、ぜひ一度お食事でも!バカか、一家全滅するぞ。

ひとを褒めることや長所をみつけて本人に伝えること、直接ではなくても人伝に伝わると思われるとき、良かれと思って、100%善意であっても、相手次第で金銭を要求される。たとえばちょっとした会議をしたとして、誰かが議事録を作ってくれたとき、「おー助かるよ、ありがとう!」と言ったら、そいつから金銭を要求される。ありがとうってことは、私はあなたが喜ぶことを私の時間と経験と能力をフル動員して行ったことに対する対価を受け取れるということですよね、いくら払いますか、早く振り込んでくださいよ、助かったんでしょ?助かったって言いましたよね!さあ!さあ!さあ!

今日も、最後まで読んでいただきありがとうございました。褒める習慣、長所を見つける才能は素晴らしいですが、こんなやつほんとにいますからね。気をつけてください。お世辞はもっと割に合わないね。まったく嬉しくもないのに、「わざわざありがとう、嬉しいよ」なんてお世辞を言って、「嬉しいなら金よこせ」と言われたらどうします?本当は嬉しくなくて、お世辞だったんです、なんて言えないでしょ。お金払うしかないね、嬉しくもないのに、お世辞は危ない、Take care!!

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