マガジンのカバー画像

徒然花

23
四季折々の花や自然にココロを寄せて、思いを感じるままに。
運営しているクリエイター

2020年5月の記事一覧

胡瓜草

愛しのキュウリグサ 小さな小さな 快活な空の色 ああ何て愛らしい、、、 私のキュウリグサ ああ、、、何て愛しい、、、 でも、あなたは「私」を知らない 愛しい、、、愛おしい、、、 私のキュウリグサ、、、 【お花メモ】 キュウリグサ(胡瓜草) ムラサキ科キュウリグサ属 草丈は15センチほど。 小さな小さな花の直径は1〜1.5ミリくらいで、中心部は黄色です。 葉を揉むと胡瓜に似た匂いがするのでこの名が付いた由。 キュウリグサの花言葉は「愛しい人への『真実の愛』

矢車菊

この花を見ると 一人の若き王と、その妃の話を思い出します 王の名はツタンカーメン 妃はアンケセナーメン 二人は政略により夫婦となりましたが それでも若き二人の間には本当の愛がありました ところが、二人を悲劇が襲います 王が突然に身罷り、、、 アンケセナーメンは一人ぼっちになってしまいました 王の埋葬の日 悲しみに打ちひしがれた王妃は野に出て花を摘みました その季節に咲いていたのが 矢車菊でした 王妃は棺に横たわる王の胸に そっと矢車菊の花束を手向けました さよ

片想い

小さな小さな羽虫が カラタネオガタマに止まって 懸命に愛を囁いています カラタネオガタマは黙ってそれを聞いていますが、、、 ただただ甘い香りを漂わせるばかり 果たして、、、 小さな小さな羽虫の恋は、、、 叶うのでしょうか、、、? (、、、ガンバ、、、) カラタネに 愛し愛しと 請い(恋ひ)ぬれど 知らぬふりこそ なを恋しけれ (泰) カラタネオガタマ(唐種招霊、学名Michelia figo): モクレン科モクレン属の常緑樹。 別名トウオガタマ(唐招霊