働く理由

学歴ないしトレードはリスクあるしこういうご時世だし働けるうちに働いた方がいいと言われる。俺がトレードとか事業投資をしてることを知らない人は特によく言う「金融とかその辺で仕事を考えるならなおさら」と。こういう状況になるのはくる前から分かってたから働くならその時に仕事探して就職していたと言いたい。しかしまあ主張は分かるがそもそも人はなぜ労働を仕事としないといけないというか、労働が仕事と思ってる人が多いのかとふと思う。今は全くそういう仕事する気ないけど俺が労働するならその基準はなんだろと少し考えた。

おそらく、将来のより楽しい人生の現在価値が精神的・肉体的・時間的なコストと機会損失を合算した総コストから今労働してもたらされる経験や人脈など金銭的報酬以外の便益を除いた残コストを上回っていることがひとつ分かりやすい基準としてあると思う。

一般的に働く理由はおそらく目先のお金を得ることだが俺の場合働いて得られるお金はトレードで得られる分と比較して微々たるものであるがゆえ時間的コストと機会損失は無限に膨張し労働で得られる金銭的報酬以外の効用はさほど目的もない俺にとってほぼ一定で、要するに、トレードが上手くいっているうちは残コストが無限に大きくなり働くメリットが減る。

キャリアを着飾りたい欲もないしサラリーマン同士年収なんぼだのつまらない見栄の張り合いもしたくないしそもそも人と関わりたくないし、自分に実力以上の価値をつけたくないから学歴も捨てた俺には社会的身分はなかろうがトレードのように俗でないこと、決まった答えのない問題に自分の解釈かつ自分の決定権で動けるたとえばトレーダー、経営者のような生業が向いてる。

また、いずれいつかどっかで働くことになるとは思ってるが働くことを前提で始めた仕事の内容が興味を惹くようなものであろうがそれを生き甲斐にしてはいけないと自分に誡めたい。一日の時間的な割合を多く割くものや必然的に自分が大切にしなければならない何かに生きる意味を見出して安心感を得る偽りの生き甲斐に依存してしまう傾向が俺にはあり(これは多分誰にでもある)将来のより楽しい人生どころか生き甲斐の対象を見失うリスクが見える。好きなことが勝手に仕事になってるパターンはいいと思うが好きなことから仕事を選ぶな(よ俺)、ということ。ルーティンワークや無機的な作業が嫌いとか押し付けられるのが嫌いというより今は働くと成功するための強みがなくなると思う。所詮長い歴史の中のたった数十年、どこの誰か分からないような一人の数十年なんか好きにしたらいいと思うし。IBから声を掛けてもらい機関投資家のような仕事も楽しいとは思ったが同じトレードでもやはり個人でやるのが一番頭使うし縛りもなく良い。個人でやるトレードは時間的な余裕があるから隙間にバイトなどで働くのはそれはいいと思う。お金がなくなったら積極的にバイトしようと思う。ありがたく健康的な身体が使えることと働こうにも働けない人がいることは忘れてはいけない。トレードでどかっとお金が増えれば多くの人を雇い経営の規模を大きくして事業で社会貢献をしたい欲がある。現実的にそれが厳しいと思ったら実践的な方法としては死ぬか海外で働くかという選択肢になりそうな気がする。

つまらん人生。

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