#13 ゴンパ巡り
2023年06月07日
今朝はOSHOカードを引きました。
「TRANSFORMATION/変容」のカードです。
とうとう私もトランスフォームするのか…
映画トランスフォーマーが頭をよぎります。
せっかくの良いカードなのについ茶化してしまいます。
期待しないようにブレーキをかけてしまうクセなのですが、まだまだ自分を受容出来ていない証拠かもしれません。
今日はたくさんのゴンパを巡る予定です。
ゴンパ祭りです。
最初にレーで有名なシェイゴンパに行きました。もともとは王宮だったところで、こちらには釈迦牟尼が祀られています。
ゴンパからラダック地方を望むと、開発されて緑の木々が植えられている所と砂漠のような所と分かれているのが見えました。
開発されてもっと快適になって欲しいと思う反面、自然な状態でそのままであって欲しいとも思います。
次にティクセゴンパに行きました。
ラサにあるポタラ宮と似た作りになっています。今は中国領になってしまったラサに思いを馳せます。
こちらには、弥勒菩薩が祀られていて、ちょっと写真だと分かりにくいのですが、弥勒菩薩の手は説法印を組んでいます。
説法印には相手の心を開ける、心の紐を解くような意味合いがあるそうです。
インドやチベットでは、畏れ多い存在として、仏像や、ダライ・ラマの顔を目を合わせるようにじっくり見ないそうです。
日本も同じだと思いますが、つい仏像をジロジロと見てしまいました。
こちらには、ゴンパを守っている神様の部屋があり、そこでは、自分と戦えと言われているような気がしました。
自分は受け入れられるのに十分ではないという思いと戦いたいと思いました。
次にへミスゴンパに行きました。標高は約3700メートルです。
こちらには、グル・リンポチェの像が祀られていて圧巻でした。他のゴンパとはまた違った趣のあるゴンパでした。
年に一度大きなお祭りがあるゴンパだそうで、そのためか、踊りの練習をしている若い僧侶がたくさんいて、楽しそうでした。
チベットへ来てから、あちこちのゴンパでマハカラという名の神様の壁画を見ました。
青い身体で目が三つ以上ある神様で、日本では歓喜天にあたるとのことでした。
目が離せなくなる神様で一番印象的でした。
ゴンパには僧侶達が祈りを捧げる部屋に、こういった歴史ある壁画が壁一面に描かれていました。
どこのゴンパも共通していて、独特で暗くひんやりした部屋で空気が重い感じがするのですが、低い嫌な感じはせず、逆に厳かで力強い気が充満していました。
ふかふかな座布団があり座りたい衝動に駆られました。
お昼ご飯にチベットの料理を久しぶりに食べました。
添乗の方とガイドさんが、このお料理が食べやすいだろうと、提供してくれるお店を探して連れて行ってくれました。
坦々麺のような辛さがありつつ、スープはあっさり目で美味しくて久しぶりにチベット料理を平らげました。
午後は、この旅の二つめのメインのタクトクゴンパへ向かいます。