初恋の相手が魔女だった話
記憶というものがこんなに不確かなものだということに驚いている今日この頃である。初恋の相手が魔女だったなんてすっかり記憶から抜け落ちていたのだから。
自分で言うのも何だが、一途な人間である。いや、カッコつけてるわけじゃなくて浮気と言うものができない性分なだけだ。勝手に自分で感情にロックを掛けてしまう。それは、初恋の相手が魔女だったからかも知れなかった。彼女を裏切ったらきっとひどい目にあう。心のどこかでそう思い込むように不思議な力が働いていたように感じたからだ。
ところで、漫