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エッセイそしてときどき不思議な話

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最近思ったこといろいろ、そして過去にあった事を思い出して書く
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#十和田市

北東北成分多めの #愛読書で自己紹介

感動した本を三冊挙げるという企画に参加させていただきます。 読んだ年代順に三冊挙げることにします。 1.『星の塔』 高橋克彦 北東北に生まれ育ったこともあり、以前より柳田國男の著作(遠野物語など)は好きでした。その系譜を継ぐ(と勝手に思っている)岩手県盛岡市在住の作家、高橋克彦の短編集です。東北地方を舞台としたいわゆる伝奇物です。こんな物語が書けたらいいなといつも頭の隅にある短編集です。 この本を見つけたのは、東京での大学生活を終えた後、横浜にある会社に勤めて何年か経っ

【雑記】夏の十和田湖と「翼はいつまでも」

日曜日の午後、あまりにも良い天気だったのでちょっと出かけてみたくなった。少し前に車のタイヤを新調して丁度慣らしも終わった頃合いだった。ちょっと新しいタイヤでペースを上げて走ってみたかったのもある。 そうと決まれば適度な山坂のある十和田湖辺りがすぐに思い浮かんだ。でも、ぐずぐずしているうちに時計は、もう午後の16:40を指していた。それでも夏至も近いこの頃とあって太陽の位置は、まだまだ高いように見えた。ええい、行ってしまえ。 まずは、ルートを考える。前回、十和田湖周辺に行っ

【雑記】秋になったのでのんびり車を走らせる

里の周辺も色づき始めた。朝食もすんでコーヒータイム。今ちょっと出かけるかどうか迷っている。そろそろ山の紅葉が始まった頃だろうな。空気の肌触りでそんな様子もなんとなくわかってしまう。ついでに言えば、雪が降る時は空気の匂いでわかってしまうのだ。雪国の人ならば頷いてくれると思う。 窓から眺める天気も良さげだ。今日を逃すと絶好の秋の行楽日和が当分望めないかも知れない。 紅葉が美しい十和田湖や奥入瀬渓流までは、八戸市の自宅から車で一時間。昨日も午後から温泉目当てで十和田湖の少し手前

バラ焼きを食べる前に知っておくべき5つの事柄

バラ焼きはどこで食べても美味しいけれど バラ焼きは青森県の主に三沢市、十和田市近辺で食べられている牛バラ肉と玉ねぎ(どっさり)を甘辛いタレを絡めて焼いて食べるご飯のおかずであり酒のつまみである。 昨今、あちらこちらで紹介されていてB級グルメとして知名度が上がってきているのが感じられる。 筆者は、バラ焼きの本場である三沢、十和田の両方にかつて住んでいた事もあり、大好物である。 また、亡くなった父の好物でもあった。 筆者は幼い頃、三沢の海沿いに住んでいたのだが、休日に三沢