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夏は夜 ゆらりゆらりと歩きだす 夜の帳のその中へ どうせあなたはあの娘のところ ゆるりゆるりと参りましょう ほのかに光る赤提灯 こちらからお題をいただきました。
花吹雪舞う夜更けに池のほとりを君と彷徨う 纏いつく花びらと獅子座の君 振りはらう花びらとフラッシュバック こちらからお題をいただきました。
梅の花と桜の花が同時に咲くこの場所に たった一度だけ君は来てくれたよね こんな感じ初めて、とつぶやいて 空気感と見えているものすべてが 不思議な感覚なんだ、ってずっとはしゃいでいた そんな君を思い出したのは 梅の便りが風にのって漂ってきたから 『あいつのことは、もういいのかい?』 忘れたころに咲きほこる 梅と桜を待ちわびる まだ雪に覆われたこの場所で 君と一緒にこの空気を感じる未来なんて やって来るはずがないさ、って ずっと思っていたんだ こちらからお題をいただ
銀河売りを呼んだ 餅は餅屋 銀河は銀河売りに始末してもらうのがいい 君の小さな銀のリングは 洗面台に置かれたまま こんなことは一度だけにしよう 君に背を向けてレコードをかける そいつがどんなに青い空を歌ったとしても 僕らは大人になってゆくんだ 小さな銀河がリングの中にできたのは きっと君のせいじゃない 銀河売りがもうじきやってくる こちらからお題をいただきました。